2_657

Last-modified: 2015-01-11 (日) 00:44:08

 こちら、霧切響子。これより苗木誠の居室への独自潜入捜査を敢行する。
 当任務は、私個人の所望により、彼の趣味趣向について、より綿密な調査を行うことが目的である。

 

「…なにしてるの、霧切さん」
 対象に気付かれているが、支障はない。潜入捜査を継続する。
 尚、現在私が髪を縛っているのは、当捜査の機動性を重視したためのものである。
 彼がポニーテール萌えだという、某アイドルからの情報リークとは一切関係はない。断じて。

 

 ベッドの下に、今回の捜査の重要資料となりえるであろう大量の大人向け雑誌を発見。
「ちょっ、霧切さんっ!?や、やめてよ、そんなの引っ張り出さないでってば…」
 当人の狼狽ぶりから、この雑誌群を重要資料と断定。

 

『妹は爆乳』『年下巨乳百選』『お兄ちゃんといっしょ』…

 

 自分の胸を見下ろした。ストン、という効果音が、どこからともなく聞こえた。
 全ての雑誌をくまなく調べたが、『同級生』『探偵を逆取り調べ』『白髪萌え』などの、
 あってしかるべき単語は、なぜだか一つも見当たらなかった。

 

「あ、あの、霧切さん…もう勘弁しt
「苗木君は…こういう趣味だったのね…!」
 私は雑誌を彼の顔面に叩きつけ、部屋を後にした。

 
 
 

という具合に、勝手に部屋物色していって、脳内では探偵ごっことかやってたら萌える