「霧切さん、この前お寿司食べたいって言ってたよね?」
「ええ」
「実はさ、葉隠君にお寿司をもらったんだけど良かったら食べない?」
「あら、美味しそうな赤身じゃない。苗木君が構わないのならいただこうかしら」
「だけど、これロシアンルーレット風のお寿司らしくてさ。6分の1でワサビたっぷりのお寿司がはいってるんだよね」
「・・・・・」
「あ、ごめん!やっぱり嫌だったよね、こんなくだらないこと!・・・それに霧切さん辛いの苦手そうだし」
「!・・・バカにしないで。辛いのなんて平気に決まってるじゃない。ひとつよこしなさい」
「え、いや、無理しないでいいよ・・・?」
「い・い・か・ら!!」パクッ
「・・・・・」
「霧切さん?」
「・・・・・」
「顔、真っ赤だよ・・・?」
「・・・・・」
「・・・・当たったんだね?」
「・・・・・」
「やっぱり、辛いの駄目だったんだね(ボソッ」
「ひょ、ひょんなことないわ」
「・・・・・」
「・・・・・」
「涙、出てるよ?」
「・・・・・おぼえてなひゃい・・・!」
顔真っ赤にして涙目で強がる霧切さんを見て、苗木君が葉隠君に少し感謝したのは内緒の話。