STM32F4 Discovery でAD変換

Last-modified: 2014-10-30 (木) 00:10:03

ことのおこり

カメラのパン・チルト機構の制御装置として、ジョイスティックを使いたい。
そのために STM32F4 Discovery のADCを使う。

ジョイスティック

使用するジョイスティック

ADCの端子

ボード上のいろんなデバイスに接続されているため、使える端子は限られている。

STM32F4 Discovery の未使用ピンについて、こちらでまとめてくれている。感謝。

また、STM32CubeMX でもあいている端子をGUIで図示してくれる。
ADCについてまとめると

ADC1-ch1PA1USART4_RX
ADC1-ch2PA2USART2_TX
ADC1-ch3PA3USART2_RX
ADC1-ch8PB0TIM1_CH2N
ADC1-ch9PB1TIM1_CH3N
ADC1-ch11PC1
ADC1-ch12PC2SPI2_MISO
ADC1-ch14PC4
ADC1-ch15PC5

今回、PB,PB1はタイマのPWM出力用として使用している。USARTやSPIを使うかもしれないので、PC4,PC5をADCとして使おう。

ADC1/ADC2 と ADC3の違い

何も調べずに、3つは似たようなものだろうと思っていたら、嵌った。ch14, ch15 は ADC3 には無かった! ADC1, ADC2にはある。Standard Peripheral Library の ADC exampleは ADC3 が使われている。ch11 や ch12だと動くのだが、ch14, ch15 だと動かない。

ADC用レジスタ

マニュアルによると、ADC用のレジスタは17個もあるOrz...