概要
ラズメの中学、高校時代の友人。
その日は霧が濃い日だった。
高校時代、ラズメ達が部活から帰っていた。
友人は他の友達の自転車に二ケツしていた。
交差点でたまたま警察が通りかかり止められた。
友人はそのままぶわっと自転車から「く」の字になり後方に飛びのき霧の中に消えていった。
「あれ?今君たち二人乗りしてなかった?」
「いや、知らないっすね」
その日、友人は合流することなく霧に消えっぱなしであった。
現場からそのまま「散」して戻らないというプロの窃盗グループ顔向けの凄みを感じるエピソード。