IPアドレスの設定
一般的にサーバ用途で使用する場合は、静的にIPアドレスを割り当てます。
クライアントマシンは静的に割り当てることもありますが、動的に割り当てる方が管理がしやすいです、。
セキュリティを重視するなら、クライアントに対し静的に割り当てることで不正クライアントを判別しやすく、ローカルネットワークに参加できないようにすることも可能です。
静的にIPアドレスを設定する方法
以下のファイルを編集します。
/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0 ←eth0の部分はホストによって異なります
DEVICE=eth0 ←ホストによって異なるため、ファイル名の形式に合わせます
BOOTPROTO=&color(#FF0000){static} ←静的に設定する場合は"static"、動的に設定するなら"dhcp"を設定します
HWADDR=ff:ff:ff:ff:ff:ff ←NICのMACアドレスを設定
ONBOOT=yes ←起動時にNICを活性化するなら"yes"、活性化させないなら"no"を設定
IPADDR=192.168.0.1 ←IPアドレスを設定
NETWORK=192.168.0.0 ←ネットワークアドレスを設定
NETMASK=255.255.255.0 ←サブネットマスクを設定
BROADCAST=192.168.0.255 ←ブロードキャストアドレスを設定
編集後、ネットワークを再起動します。
root権限に移行後、下記のコマンドを実行します。
#service network restart
もしくは
#/etc/init.d/network restart
動的にIPアドレスを設定する方法
以下のファイルを設定します。
/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0
DEVICE=eth0
BOOTPROTO=&color(#FF0000){dhcp} ←"dhcp"に変更するだけ
HWADDR=ff:ff:ff:ff:ff:ff
ONBOOT=yes
※DHCPサーバの設定によっては、ホスト名が自動的に割り当てられません。
（未割り当ての場合、Unknownになります）
編集後、ネットワークを再起動します。
root権限に移行後、下記のコマンドを実行します。
#service network restart
もしくは
#/etc/init.d/network restart
ホスト名の設定
以下のファイルを編集します。
/etc/sysconfig/network
HOSTNAME=gaia.home.com
ここでFQDN形式のホスト名を設定することが望ましいです。
編集後、ネットワークを再起動します。
root権限に移行後、下記のコマンドを実行します。
#service network restart
もしくは
#/etc/init.d/network restart
下記のコマンドを実行し、ホスト名が変更されていることを確認します。
$hostname
DNSの設定
DNS問い合わせを設定するためには以下のファイルにDNSサーバのIPアドレスを設定します。
/etc/resolv.conf
nameserver = 192.168.1.254
編集後、ネットワークを再起動します。
root権限に移行後、下記のコマンドを実行します。
#service network restart
もしくは
#/etc/init.d/network restart
途中メモ
gateway
/etc/sysconfig/network
GATEWAY=xxx.xxx.xxx.xxx