Postfixのインストール
下記のコマンドを実行し、Postfixをインストールします。
#yum -y install postfix
順調にインストールが完了すれば、最後にComplete!と表示されます。
設定ファイルは/etc/postfixディレクトリにあるmaster.cfとmain.cfです。
Postfixの初期設定(最低限の設定)
以下のファイルを編集します。
/etc/postfix/main.cf
myhostname = hostname ←メールサーバの名前を設定。
mydomain = domainname ←自分の管理するドメインを設定。
myorigin = $mydomain ←ドメインを省略した際に、補完されるドメインを設定。
inet_interfaces = all ←メールサーバとして待ちうけるインタフェースを設定。
mydestination = $myhostname, localhost.$mydomain, localhost, $mydomain ←自分が受け取るメールの宛先を設定。
root権限に移行後、下記のコマンドを実行します。
#service postfix start
postfix を起動中: [ OK ]
※[ OK ]と表示されてもエラーで終了することがあるため、プロセスの確認は必要です。
正常にプロセスが起動しているか確認するため下記のコマンドを実行します。
#ps -e | grep master
もしmasterプロセスが起動していなければ、/var/log/maillogを参照してエラーの内容を確認します。
エラー箇所を修正してから、もう一度Postfixを再起動し、masterプロセスが正常に起動していれば問題ありません。
実際にメールを送信し、正常に動作しているか確認します。
ここを参考にメールの流通確認を行ってください。
メール送信後、メールを確認する場合は、以下のファイルを参照してください。
/var/mail/ログイン名
mailコマンドでも同様の確認を行うことができます。
正常にメールが送信されていれば、メールを閲覧することができます。
メールが表示されないようであれば、/var/log/maillogを参照しエラーを修正して下さい。
メールサーバをテストするためのツール類(使い方は後々)
/usr/sbin/smtp-sink
/usr/sbin/smtp-source