VMware
基本的に記述している内容は、VMware PlayerまたはVMware Player Pro。
- プログラム本体の格納先(例)
これは、Windowsが32bitでも64bitでも同じC:\Program Files (x86)\VMware\VMware Player\vmplayer.exe
C:\Program Files (x86)\VMware\VMware Player\vmplayer.exe
設定ファイル
設定ファイルは、各仮想環境格納先の「.vmx」ファイル
オススメ設定
| 設定内容 | 説明 | 説明 |
| floppy0.present = "FALSE" | フロッピーは使わない | 必要なら有効にして! |
| MemTrimRate = "0" | ゲストで使っていないメモリをホストに戻さないようにすると | ↓に関連してセット利用がお勧めっぽい |
| mainMem.useNamedFile = "FALSE" | 仮想マシンのメモリは .vmem という名前でファイル化される。この設定によりファイルを使わずメモリを使うようになる。 | これが問題で遅いらしい |
| logging = "FALSE" | ログを残さない | ログなんて見ないでしょ? |
| bios.bootDelay = "0" | Power On時のBiosメニュー表示時間 | デフォルトでは項目がないので予め用意しておくと良い。 最初は5000(5秒)などを指定しておき、利用できるようになったら0がお勧め |
検討中
MemTrimRate = "0" mainMem.useNamedFile= "FALSE" sched.mem.pshare.enable = "FALSE" prefvmx.useRecommendedLockedMemSize = "TRUE" MemAllowAutoScaleDown = "FALSE"
一度だけBIOS設定画面を呼び出す bios.forceSetupOnce †
vmxファイルに下記を記述することで、必ずBIOS設定画面を呼び出す。
この設定は一度だけ有効であり、BIOS設定画面が起動した次の起動の際には無効になる。
bios.forceSetupOnce = "TRUE" bios.forceSetupOnce = "FALSE" (デフォルト:機能無効)
トラブル
- VMwareToolsの更新時、セットアップがなかなか始まらない
- デバイスマネージャーで、DVD/CDドライブを無効にしている可能性がある
- この場合、CDドライブが存在していない。
- [コントロールパネル]-[デバイスマネージャ]
- [DVD/CD-ROMドライブ]を確認
- 無効になっている場合は、有効化する。
メモ
.vmemファイルを使用しない
VMWareWorkstationでは、ゲストOSのページテーブルの内容をホストOS上の.vmemというファイルに書き出しバックアップをとっている。.vmemというファイルは、ゲストOSがサスペンド状態から復帰するために使うのだが(ハイバネーションのような感じ)、どうも起動時から.vmemファイルを作成しページテーブルのバックアップをとり続けているらしい。この機能を無効化することによって、.vmemへの書き込みによるオーバヘッドをなくす。ただしその場合、ゲストOSをサスペンドする際に初めて.vmemファイルを作成するようになるため、サスペンドに時間がかかるようになる。
また、Linuxでは下記設定を施しても効果がないようなので注意が必要である。
- 詳しくは、こちらを参照