ボイトの友達

Last-modified: 2011-07-14 (木) 16:43:52

※2011年6月28日時点
太字=補足説明 (※)=誤字だと思われる所 〔〕=選択肢 


クエスト:ボイトの友達

あん?一度復元した記憶の鏡をまた割っちまっただと? - ボイト

ボイト:

ああ、この鏡か。覚えてるぜ。
消えた記憶を再び甦らせてくれるっつう奇妙な鏡だろ。
しかしなあ、一度復元したものがさらに壊れたわけだろ?
復元するんのは難しいと思うぜ?

まあ、ぶっちゃけ俺には無理だ。
しかし…あいつなら可能かもしれないな。

’アルネン’というヤツで、俺に遺物復元の技術を教えた
言わば復元の師匠とも言える
ダチがいるんだ。
見た目はブアイソだが、実力は俺より上だ。

だが、間違っても俺から聞いたなんてヤツに言うなよ。
あいつ、いつからかこのボイト様にたてつくようになりやがってな。
いまのあいつの前で俺の名前なんか出してみろ。
どんな目にあってもしらねえぞ。

アルネンのいつキャンプまではけっこう遠いから
俺がやるこの女神の翼を使うといい。

アルネン:

アスキン銀行か…。
まあ、ここも名目上は銀行になってるがな。
ちなみに、俺の名前はアルネンだ。

俺が遺物復元をやめてからしばらく経つのに、
一体どこでそんなウワサを聞いて来たんだ?
変わった物のようだし、くわしく調べてみたい気はするが…。
しかし、やるとしても金はもらうぞ。

いや、待てよ。金より現物がいいな。
最近、硫黄の相場が上がってきてるんだ。
硫黄10個を持ってきたら、復元をしてやろう。

アルネンに硫黄を10個渡す

アルネン:

いち、に…きゅう、じゅう…
よし、これで硫黄が10個そろったな。
遺物を復元してみるか。

アイテム【記憶の鏡】(2x2) 取得

アルネンによって復元された記憶の鏡。これでケルピーの記憶を取り戻せるだろうか…。

ケルピー:

これは何ですか?
…記憶の鏡?これを覗けばいいんですか?

……。

…………。

ああ…、失った記憶がだんだんとよみがえってきました。
エフィー、その方が僕の姉さんだったんですね。
ああ…一時でも早く姉さんに会いたいです。

それにファセルス…イリアで初めて出会った僕の大切な友達だったのに…。
彼の所持品は今も持っています。

僕が記憶を失ってザルディンに独り取り残されたとき、
自分を証明するようなものを何も持ってなかったんです。
でもどういうわけかこのファセルスの手紙だけは手放していませんでした。

このファセルスの手紙…何か重要な秘密の手がかりになるのではないでしょうか?
いまなら記憶の鏡で僕の失った記憶を
見ることができると思いますが・・・
確認してみますか?

ムービー(〔はい〕を選択する)

エフィー姉さん、もうウワサは聞いた?
モエ海の向こうに、新大陸が発見されたって!

心配しないで、姉さん
僕は自分の夢を見つけたいだけなんだ

道に迷った…何も思い出せない…
そこの人、私をエルフの村まで連れて行ってくれないか?

イリアに耳の大きなエルフ族が住んでいるって
伝説はホントだったんだ!
心配しないで、この僕、ケルピーにまかせて!

ああ…私の故郷、フィリア…。
ここでなら、失った記憶を取り戻せそうだ…。

私の名前はファセルス
ありがとう、ケルピー。君は私の命の恩人、
そして大切な友達だ…

ああ…どうか…
助けてくれ…ケルピー…

助けてくれ…ケルピー…

ケルピー…

アイテム【ファセルスの手紙】(1x1)取得

ファセルスという友達がケルピーに送った手紙。
ケルピーにたったひとつ残された過去の手がかりだ。
ケルピーはファセルスが誰かすら覚えていないが、
手書きで言及されているロンガ砂漠の遺跡の祭壇にこの手紙を捧げれば、
ケルピーの記憶についての手がかりが得られるかもしれない。

ロンガ砂漠遺跡にアイテム【ファセルスの手紙】を奉げ、ケルピーRP開始

アイテム【ケルピーの服】

誕生日を記念してエフィーがプレゼントしてくれた衣装。
服の内側に「-たったひとりの弟へー」と心のこもった刺繍がされている。

ムービー(ケルピーRPをクリアする)

カスタネア:
ファセルス…
そなたはあまりにも多くのことを知りすぎた。

しばらくは苦痛が続くが…耐えるのじゃ。

ケルピー:
ファセルス!
待ってて!僕が助けてあげる!

ファセルス:
…ああ、ここはどこだ…?
何も思い出せない…

ケルピー:
ファセルス、僕だ、ケルピーだよ!
…僕を覚えてないのかい?
一体…この中で何があったんだ?

カスタネア、ファセルスはあなたと同じエルフじゃないですか。
どうして仲間にこんなひどいことを!

カスタネア:
…ひとつ昔話をしてやろう。
ある村に、あらゆることを忘れてしまうという奇妙な病が流行っての。
その病はいつしか村全体にまで広がり、村人らは
身近な品の名まで忘れてしまうようになったのじゃ。

かような中、まだこの病にかかっておらぬ1人の若者が、
皆を助けるために、すべての品に名札をつけ始めたのじゃ。
「これは木だ。」「これは羊だ。羊毛を刈ることができる。」
「これは鶏じゃ。卵を産むことができる。」といった具合にの。

そして、最後に村の入り口に大きな看板を立てての。
そこにこう書いたそうじゃ…「神は存在する」、とな。

この村の話は、どこか我らエルフと似ておる。
我らの記憶はとてももろく…
我らがなにを成そうとも、
どれだけ尊いものを得ようとも、
すべては泡のように消え失せてしまう…。

初めて調合に成功したときの嬉しさ、
皆と分け合って食べた料理の味…、
心を交わした仲間たち…そして愛する者のことも
いつかはすべて忘れてしまう…。

じゃが…すべてを忘れてしまうということは、
必ずしも悪いことばかりではない。

ケルピー、わかってくれ。
これは誰にも、どうすることもできぬ。
ファセルス自らが招いた事なのじゃ。

ケルピー…そなたもすべて知ってしまったようじゃの。
さよう、醜い砂漠の亡霊たち…
あれは我らエルフのなれの果てじゃ。

古代イリニドがもたらしたのは祝福だけではない。
我らエルフに消すことのできぬ呪いを残していったのじゃ…。
亡霊化は、イリニドの呪いによる不治の病じゃ。

フィリアの種族はみな、ファセルスのように
いつしか砂漠の亡霊に…あの醜い姿に変わる運命なのじゃ。

わらわは何よりも我らエルフの一族を愛しておる。
その一族を守るためならば…
いかなるそしりも耐えられよう。

一族の皆がこの残酷な真実を知り
不幸になることをわらわは止めたかった。

それゆえ、メモリアルタワーの力を使い、彼らの記憶を消した。
皆の幸せを守るため…過去を犠牲にしたのじゃ。

すまぬ…ケルピー。
異種族のそなたにまで、かような手は使いたくなかった。
しかしそなたを守るためには
他に方法がないのじゃ。

ケルピー:
う…うあああっ!!
やめて…僕に何をするんだ!

カスタネア:
ケルピー…
そなたの記憶を今…

消してやろう…



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