新しいマシンを構築する際に考えること

Last-modified: 2008-05-20 (火) 17:18:25

◇構築手順
マザーボードおよびインタフェースの確認

マザーボードおよびインタフェースを確認して、電源を投入するために必要な機材を揃えます。

スモークテスト(電源が入ることを確認)
BIOSの設定確認
OSインストール

 

◇ディスクのマザーボードの仕様を確認
マザーボードの型番を調べて製造会社から仕様書を手にいれます。

マザーボード上に会社名と型番がシールもしくは印刷されています→
googleで会社のホームページを探します→
ホームページから型番に一致する仕様書もしくはマニュアルを取得します

またマニュアルの種類としては、マザーボードのマニュアルとサーバーのマニュアルの2種類があります。

電源

電源が接続されているか確認。電源ケーブルはマザーボード直結型もしくはケーブル別接続型。ケーブル別接続の場合にはケーブルが別途必要になります。
ケーブルが必要な場合にはケーブルの口を確認します。コンセント側は同じですが、マザーボード電源側は形状が異なっていることもあります。

グラフィックカード

グラフィックカードがない場合にはスイッチが入らないためにスモークテストができません。
グラフィックカードのインタフェースとしてはAGPとPCIがあります。AGPインターフェースしかないマザーボードではAGPのカードが、PCIインタフェースしかないマザーボードにはPCIカードが必要になります。

グラフィックスカードに対応するディスプレイ

ディスプレイ側のインタフェースとしてはアナログとDVI端子があります。グラフィックスカードとディスプレイでインターフェースが一致していること、対応するケーブルがあることを確認します。

キーボードをつなげるインタフェースはP/S2もしくはUSB

P/S2接続のみが可能なマザーボードに対して、USBのキーボードしかない場合には、P/S2-USB変換コネクタを使用します。

マウスをつなげるインタフェースはP/S2もしくはUSB

P/S2接続のみが可能なマザーボードに対して、USBのマウスしかない場合には、P/S2-USB変換コネクタを使用します。

メモリが挿入されていることを確認

電源投入のために最低限必要なメモリがメモリスロットルに挿入されていることを確認します。

ディスクが接続されていることを確認

電源投入のために最低限必要なディスクが接続されていることを確認します。確認事項としては以下があります。ディスクの種類(容量)、ディスクのインタフェース(SCSI, SATA)、ケーブル、ホスト側のインタフェースの種類および数。接続できるディスクの数はホスト側インタフェースの数に制限されます。ディスクがホスト側インタフェース数より多い場合にはPCI-ExpressなどでマザーボードとつなげられるRAIDコントローラが必要になります。

ファンとファンケース

サーバーによってはファンがないと警告音をならされます。ファンを購入する際にはファンケースが重要になります。ファンはある程度、規格化されているので、大きさがわかれば別の製品を購入することができます。しかしファンケースはマザーボードもしくはそのボックスにあった型を使用しているために、製造元に問い合わせをする必要があります。

ラック

物理的なラックスペースがあるか。なければ別のラックを用意する必要があります。

[参照]
グラフィックカード(VGA)の性能説明