lilo
/sbin/lilo
/sbin/liloコマンドでインストール
/sbin/lilo [オプション]
| オプション | 内容 |
| -C | (Config file)設定ファイルを指定 (-C /etc/lilo.conf) |
| -r | ルートディレクトリを指定 (-r /) |
| -R | 次回の再起動時に適用するコマンドラインパラメータを指定 |
| -V | (Version) |
| -q | query(現在のマップファイルの内容表示) |
| -t | (test)テストのみ |
| -u | (uninstall)LILOを削除する |
| -v | verbose |
| -I | 現在のカーネルのパス名を表示 |
| -A | パーティションをアクティブにする / アクティブなパーティションを表示する |
| -M [-z] | デバイスのマスタブートレコードを書き込む - またはデバイスシリアル番号を消去する |
| -T | 指定したトピックについて詳細を表示する |
1st-stageインストール先
- ハードディスクのMBR
- ハードディスクのLinuxルートパーティション
/etc/lilo.conf
- liloの設定ファイル
- /sbin/liloコマンドで設定が反映される
grub
grub-install
grubのインストールコマンド
grub-install <デバイス名>
grub-install /dev/hda
liloと違い、直接ファイルシステムを参照できるため
mapファイルを作成する必要がない(liloは/sbin/liloコマンドで作成する必要がある)
/boot/grub/grub.conf
grubの設定
- /etc/grub.confと/boot/grub/menu.lstからシンボリックリンクされる
/etc/lilo.conf /boot/grub/grub.conf比較
- 全体設定
lilo.confパラメータ grub.confパラメータ 内容 boot=/dev/hda ← ブートセクタのデバイス名 timeout=30 timeout 3 promptを表示する時間=3秒 prompt - promptを表示する - hiddenmenu 選択メニュー画面を表示しない default=linux default=0 defaultで起動する内容(liloはラベル名、grubはエントリのn番目) map=/boot/map - マップファイルの位置(grubは必要なし) install=/boot/boot.b - ブートローダのファイル位置(grubは必要なし)
- 個々の設定
lilo.confパラメータ grub.confパラメータ 内容 label=linux title linux ラベル名(grubはtitle名) image=/boot/vmlinuz-2.4.18 kernel /vmlinuz-2.4.18 ro root=/dev/hda1 カーネルイメージ位置(grubはカーネルオプション指定) read-only (kernel行のro) read-onlyでマウント(grubではkernel行) append="mem=128M" (kernel行に追記) カーネル起動時に指定するコマンドラインパラメータ。mem=が多い。 initrd=/boot/initrd-2.4.18 initrd /initrd-2.4.18 初期RAMディスク位置 root=/dev/hda1 root (hd0,0) ルートファイルシステム指定
grubの覚え方 : title root kernel initrd(タイトル ルート カーネル イニットRD)