TIPS/linux/kernel/add_timer関係

add_timer

• すでにpenging状態（timer-listに登録されている状態）の場合はエラーとなる
• 中でmod_timer()を呼ぶ

__mod_timer

• 基本動作は、del_timer() -> internal_add_timer() (timer-listに登録)

• 次にどのCPUのtimer-list(base)に登録するかをみつけ、lockする( lock_timer_base() )
• penging状態の場合、

• （コメントより）なるべくmod_timer()関数を呼んだCPUのtimer-listに登録するが、
  1.現在動作中のtimerであったり、
  2.del_timer_sync()で（他のCPUに登録されたtimerをdel_timerをする場合で）
  そのtimerが終了したかどうかわからない場合、
  そのtimerのbase(動作するtimer-list)を変更しない(=>もとのままのtimer-list(base)に登録する)。
  これは、そのtimerがシリアライズに動作することを保証するためである。

lock_timer_base()

• CPUごとにあるtimer-list(base)をspinlockする
  • returnしてきた場合、base->lockをlockした状態で戻る