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Last-modified: 2010-05-25 (火) 21:38:08

長いゴールデンウィークもあけて学校へ登校したとしあきは金欠に苦しんでいた
遊びすぎた為にお金が底をついたのだ
もちろん一緒に遊んでいた鮭やちーすけも金がないらしい

―腹が減ったぞ俺は…
鮭「俺なんか空腹すぎてパルスィが見えるね 手を伸ばせばすぐそこにぃ!」
ちーすけ「俺はケモ子が見えるわ…」
―バカお前らそれは幻術だよ…そのひとはふまれじゃないか…
ふまれ「あのー三人とも?まだ一時間目も始まってないんだけど…」
鮭「パルスィー…あぁパルスィ…zzz」
ふまれ「あの…もしもーし…返事がない…」
―鮭は犠牲になったのだ…
ちーすけ「連休の犠牲…その犠牲にな…」
―俺ももうだめだ…寝るしかねぇ…」
ちーすけ「生きていたら昼休みに会おうか…zzz」
―あぁ…腹減ったな…zzz…
ふまれ「おーい!起きてー!授業始まるよー!」
―あー…良い匂いがする…快眠できそうだ俺…zzz
ふまれ「おーきーてー!」

昼休み

時間通り昼休みには目が覚める俺の体は実に健康だな
さて相変わらず腹が減ったが弁当はない金もない
どうしたものか…

しかたない寝るかと思ったとき俺の目の前に無駄に大きい弁当箱が置かれていた
なんだこれは どこの鈍器だ 誰の嫌がらせだ
そう思い上を見上げるとそこには納豆ちゃんの姿があった
納豆「よかったらこれ食べてくれないかな?ちょっと作りすぎちゃって…」
―…ちょっと?っていうかこれ納豆ちゃんの…?
納豆「あ…私のお弁当はこっち」

そういうと納豆ちゃんは自分の鞄からもうひとつのお弁当箱を取り出した

納豆「無理にとは言わないけど…感想とか聞かせてくれると嬉しいな…」
そんな赤い顔で可愛く言われた日には断れる男などいないであろう
明らかに俺の腹の限界以上あるがまぁ今は空腹だ恐らく入るだろう
―喜んで食べさせてもらうよ
納豆「良かった…どうぞめしあがれ」

作りすぎた というには些か多すぎるのではないかと思うほどの量の弁当を無事食べ終え
俺たちはお茶を飲みながら軽く雑談していた

納豆「…でですね、今日料理研究会で料理を作るんですけど良かったら食べにきませんか?」

どうやら今日は研究会でそれぞれが考案した創作料理を作って食べる日らしい
そんな日に部外者の俺が参加してもいいものなのだろうか…

納豆「うちの人たち部外者とかあまり気にしませんし…あ…都合が悪いならいいんですけど…」

―いやいや予定なんて何時でもあいてるから 放課後家庭科室でいいんだよね?

納豆「はい!約束ですよ?」

そういって納豆ちゃんはいきなり俺の指を掴むと指きりをしだした
なぜ顔が真赤なのかは恐らく聞いてはいけないのだろう

午後の授業開始のベルがなる

納豆「時間だね…じゃ、としあきくんまたあとでね」
―おぅ
そういって席に戻る彼女を見ながら俺は放課後の料理を期待しつつ目を閉じるのであった