ss73179

Last-modified: 2009-05-09 (土) 12:00:37

放課後廊下を歩いていると、ある部屋の前で声が聞こえてきた
「ドロー!モンスターカード!」「ぐあー!」
「ドロー!モンスターカード!」「ぎゃー!」
「もうやめて遊戯!」「HANASE!!」
――「…この声は一体何をやってるんだ?」
 
??「あのー…」
声に気を取られていると一人の女の子が声を掛けてきた
??「うちの部に興味が御有りでしょうか?」
――「あ、いや、何か会話が聞こえてきたからちょっと気になってただけで」
??「そうなのですか。もしよろしければ少し見て行かれませんか?」
――「そうだな、少し見てみるか」
??「はい、ではどうぞ」
 
女の子と一緒に部屋に入る
 
??「ただいま戻りました」
??「お、上海ちゃんおかえり」
??「早かったね」
??「どう?キマッてる?」
??「ねぇ、隣の人、誰?」
上海「あ、こちらの方は見学です」
――「あ…どうも…」
詐欺夫「俺は詐欺夫、演劇部の部長だ。よろしくな」
最高「騙されちゃダメだよ、こいつは息するように嘘を着くからね。私は最高、今度やる舞台の主役で部長だよ」
すっぽこ「私すっぽこです。よろしくね」
上海「私は上海といいます。よろしくお願いしますね」
――「俺はとしあきです。よろしく」
詐欺夫「これで5人か。よかったな最高、廃部は免れたぞ」
最高「うん、これで堂々と練習場所を要請出来るね」
――「ちょっとまて、もしかして俺を人数に入れてるのか?」
上海「あの、ごめんなさい、二人とも悪気は無いんです。
   最高さんの話に寄りますと、今演劇部は廃部寸前で、来週までに5人揃わなければ廃部なんだそうです」
すっぽこ「だからって勝手に入れちゃうのはどうかと思いますけど」
上海「出来れば、部に入っては頂けませんでしょうか…」
 
・事情が事情だし、まぁ入ってもいいか
・とりあえず練習を見せてもらえるかな
・だが断る
 
 
とりあえず練習を見せてもらう事にした
 
――「ところでさっきのカードがどうとかって言ってたのは何なんですか?」
最高「あぁ、アレ?アレは部の挨拶だよ」
――「…は?」
最高「聞こえなかったかい?挨拶だよ」
――「…あれが…?」
上海「驚くのも無理はありませんよね、私も最初は驚きましたから」
詐欺夫「本当アレが挨拶なんてどうかしてるよな」
すっぽこ「私は普通に挨拶するのが良いと思います」
最高「ま、まぁいいじゃん、練習も兼ねてるんだから。さ、練習始めるよー」
――(ごまかしたな)
 
最高「今日の練習は、レベルHだ」
 
どこかで聞いた事がある気がするが聞かない事にする
 
すっぽこ「現在地球には、数百種類の紳士が生活している。中には危害を加える者もあるが、地球人はその事を知らない…」
――「質問良いですか~」
最高「質問は構わないけど、一段落着いてからにしてくれないか。とりあえず何かな?」
――「あ、すんません。とりあえず質問なんですが、凄くパクリのような気がするんですが」
最高「パクリ?詐欺夫、どうなんだい?」
詐欺夫「俺がパクリをするような人間に見えるかい?」
――「レベルEって本読んだ事あるんだけど、タイトルなんかそれっぽいしナレーションも良く似てる気が」
詐欺夫「あぁ、それはレベルEがこれを真似てるんだよ」
上海「さすがにそれは苦しいですよ、詐欺夫さん」
最高「パクリじゃ演じるわけには行かないね。しょうがない、劇は予定変更で西遊記にするよ」
詐欺夫「別にいいじゃないかよ」
すっぽこ「嘘はまだしもパクリはダメですよね」
上海「詐欺夫さん往生際が悪いですよ」
詐欺夫「ちぇっ」
 
改めて練習を始める一同
しかし…
 
すっぽこ「すみません…」
最高「気にするなって。それじゃ今の所もう1回やるよ」
 
すっぽこ「ごめんなさい…」
詐欺夫「どんまいどんまい」
 
すっぽこ「あぅぅ…」
上海「すっぽこさん、元気出してください。失敗は誰にでもありますから…」
 
すっぽこさんが失敗ばかりして中々練習進まない
最高「このままじゃ予定の所まで進まないね…このシーンはこのくらいにして次行くよ」
――「…いつもこんな感じなんですか?」
最高「ん?あぁ、うん。彼女真面目なんだけど、ちょっと失敗が多くてね」
すっぽこ「本当にすみません…」
最高「いやいや謝らなくて良いよ。失敗しなくするために練習してるんだからね」
すっぽこ「は、はい…」
――「ふーん…すっぽこさん頑張ってね」
すっぽこ「はい、ありがとうございますっ」
 
 
…………
 
 
そして練習も終わって
上海「どうでしょう、入って頂けそうですか?」
――「うーん、楽しそうだとは思ったけど、ちょっとすぐには決められないかな」
上海「そう…ですよね」
――「結論はなるべく早く出すから、待ってて」
上海「はいっ」
――「それじゃ失礼しました」
最高「またいつ来ても良いんだよー」
詐欺夫「待ってるからな」
すっぽこ「またねっ」
 
そうして俺は演劇部と別れた
明日までには返事考えておこうっと
 
続かない