ss73551

Last-modified: 2009-05-09 (土) 12:17:14

【生徒会ルート】
 
Aパート:12月16日 (火) 放課後 生徒会室前廊下
 
<ドン!>
あるる「邪魔なのよ!!」
生徒会室から急に飛び出してきたあるるに突き飛ばされた俺
あるる先輩はそのまま走り去っていった
――「なんだったんだ・・・一体」
先日の生徒会合宿で何かあったらしく、
ゆむ先輩に協力を仰がれて生徒会室に出向いた所だった
 
――「としあきです、失礼します・・・何かあったんすか?」
生徒会室には険しい面持ちのゆむ先輩、ふまれともう一人・・・
リボンの色を見るに3年と思われる見知らぬ女生徒が悲しげに佇んでいた
ゆむ「ああ、としあきか・・・恥ずかしい所を見せてしまったね」
???「すいません、私がもっとあの子の事を見ていてあげていれば・・・」
ゆむ「いや、君のせいだけではない。あたしらもここまでアイツが取り乱すとは
予測できなかった」
ふまれ「あるる先輩・・・グスッ」
 
この混沌とした状況に俺は―――
 
 ・俺、邪魔ですね!と退室するべきだ
[>・俺にできることがあるなら力になるべきだ
 ・その3年の方は誰ですか?
 
――「頼りになるかわからないけど、俺にできる事ならなんでもしますよ」
ゆむ「ふむ・・・本当はな、新聞部の奴らを懲らしめる手伝いをしてもらおうと考えていたんだ」
――「新聞部っすか」
ゆむ「だが予定が変わった、外部を制圧する前に内部を一つにしておく必要がある」
――「生徒会は全員仲が良いじゃないですか」
ゆむ「そう思っていた。だが最近あるるの様子がおかしくなってきていてな」
――「あるる先輩・・・ですか?」
ゆむ「ああ、気に食わない生徒が居たらすぐに喧嘩をふっかけている」
――「マジっすか・・・あのあるる先輩が」
ゆむ「さすがにこれはE&Eの範疇を超えている、理由を問いただそうと今日呼び出したのだ。
結果は察してくれ」
理由はわからずあるる先輩は出て行った・・・というわけか
 
???「本当はそんな事する子じゃないんです・・・」
そういえば、知らない先輩がいるんだった
――「そういえば、その方はどなたなんですか?」
ゆむ「ん・・・ああ、彼女か。彼女は丼、あるるの友達だ」
――「あるる先輩の・・・なるほど、俺はとしあきって言います」
丼「としあきさん、あるるは・・・あるるは本当はいい子なんです。力を貸してください・・・」
――「お、俺にできる事があれば力になりますよ!!大船に乗ったつもりで」
今にも泣き出しそうな顔をされては断れるわけがないだろう!乗りかかった船だ
元より降りるつもりもない!主人公は受難体質なのだ
 
ゆむ「ふむ、大船か。大きく出たな」
――「いえいえ、それほどでも」
ゆむ「そうか、それならとしあき・・・丼と一緒にあるると話して真意を聞いて来い」
――「サー!イエスサー!おまかs・・・なんですと!?」
ゆむ「言ったとおりだ、あたしら生徒会員には喋りづらいことでもお前になら話せるかもしれん」
丼「お願いします。としあきさん」
自分で言った事とはいえ大変な事になったと言わざるを得ない
しかし俺はとしあき、グッドエンドを導く男さ!やってやる・・・やってやるぞ!!
――「わかりました。いきましょう、丼さん」
 
 
Bパート:12月16日 (火) 夕方 あるる家前
 
あるる先輩の真意を問いただすべく、丼先輩と家へ直接出向く事になった
向かう途中、丼先輩とあるる先輩との思い出の話になる
初めて知り合った事から最近の事まで、本当に嬉しそうに語ってれる丼先輩
感じたイメージとしてはちょっとヤンチャな所があるあるる先輩を優しく
見守る丼先輩・・・のように感じられた
 
丼「着きました・・・呼びますね」
インターホンを押す丼先輩
<ガチャッ>
あるる「・・・丼・・・としあき・・・何のよう?」
――「えっと、その」
あるる「用がないなら帰ってくれる?」
扉を閉めようとするあるる先輩
丼「ッ、待ってあるるちゃん!」
あるる「何よ?」
丼「何で何も言ってくれないの・・・?」
あるる「は?何も言う事がないからよ!もう帰って」
としあき「おい・・・ちょっと待てよ!丼先輩はあるる先輩が心配でここまで来たんだぞ!
それをそんな風に返すなんてあんまりじゃないか!
俺の知ってるあるる先輩は理由なしに人を傷つけたりしない人だ!そうだろ!?」
 
あるる「アンタに・・・アンタに何がわかるのよ・・・ッ」
――「ああ、わからないね!何も言わない人の事なんてこれっぽっちもわかんねぇよ!
それは丼先輩だって同じだ!それでもあるる先輩が心配でしょうがないから
今日もこうやってきてるんだ!なのに何故それがわからない!!」
丼先輩は性格上強くいえないだろう、なら俺が強くいってやる!そのために俺が居る
あるる「ッ・・・ぅ・・・」
丼「あるるちゃん・・・」
あるる「たし・・・は」
 
あるる「わたしは!丼の事が好きだったのよ!!」
丼「私もあるるちゃんの事大好きだよ!?」
あるる「その好きじゃない!LikeじゃなくてLoveなのよ!引っ越してきたばかりで
なれない学校、誰も相手にしないわたしに優しく話しかけてきてくれた!!
あの時からずっと好きなのッ!でもアンタは彼氏が出来た!卒業したら結婚する約束もしてる!!
伝えられず、行き場を失った私の思いはどうすればいいの?ねぇ、どうすればいいのよッ!!!」
 
堰を切ったかのようにあるる先輩が思いを吐き出していった
というか丼先輩は彼氏がいるのか・・・しかも婚約・・・攻略対象外だな・・・
何て不謹慎な事を考えている場合ではない
丼「あるるちゃん・・・ごめんね・・・気づけなくてごめんね・・・」
あるる「気持ち悪い・・・って思ってるでしょ・・・わたしの事」
あるる先輩の顔はもう涙で溢れていた
丼「んーん・・・そんなこと、ないよ・・・そんな風に大事に思っていてくれたこと本当に嬉しい。
気持ちには全部答えてあげれないけど、ずーーーっと私はあるるちゃんと一緒にいたいな、
どんなことがあってもね?」
あるる「・・・ごめん・・・ごめんねぇ・・どんぅ・・・うわーーーーん」
そっと抱きしめあう二人、この時から二人は一生物の"友達"になれたのかもしれない
百合もいいですよねーっと違う違う・・・よかった本当に
 
あるる「そういえばとしあき、私によくもまぁ色々と言ってくれたわね」
一頻り泣いた後、あるる先輩が不敵な笑みを浮かべつつ俺に言った
――「?何の事でしょう?」
あるる「精々白を切ってることね、明日覚えてなさいよ」
おぉ・・・怖い怖い・・・明日学校休もうかなぁ
 
 
ED:(かーなーしみの むこーーうへと ry)
 
 
Cパート:12月17日 (水) 放課後 生徒会室
 
またゆむ先輩に呼び出された俺は生徒会室へ向かう
できればあるる先輩には今日会いたくなかったのだがゆむ先輩には怖くて逆らえない
――「としあきです、しつれ・・・ウヴォアッ!?」
入るなり巫女巫女先輩に羽交い絞めされる
巫女巫女「悪く思うなよ?副会長命令だ」
――「うぉえ!?何?何?何か俺悪い事しました!?」
あるる「したじゃない、昨日私にあんだけ言っといてただで済むと思ってる?」
まさか・・・今から俺は生徒会メンバーによるレイp(ry)を受けるのだろうか・・・
さらば俺のバージン・・・こんにちアーッ
 
――「になってたまるかーーーーッ」
必死にあばれるが俺の力では巫女巫女先輩には抗う事敵わず
ゆむ「じっとしていろとしあき、すぐ終わる」
俺は――覚悟を決めた
パチンッ
ゆむ「うん、良いな」
あるる「なかなかじゃない?」
ふまれ「今日からとしあきさんもメンバーの一人ですね!」
巫女巫女「人手不足だったから助かるぜ」
 
――「ぅうん?」
何が起こったかわからないがとりあえず体に異常はなさそうだ、尻の穴も痛くない
かといってここが天国というわけでも・・・
ゆむ「おめでとう、今日から君は臨時生徒会員だ」
――「臨時生徒会員・・・?」
ゆむ「正式な生徒会員には毎年5月の生徒会選挙でしかなれないからな。私の権限で臨時として君を生徒会員として起用した
これからあたしの卒業まで生徒会員として働いてくれ」
――「オウフ・・・俺なんかが生徒会員になっても大丈夫なんですか?」
ゆむ「臨時、だがな。そのワッペンが生徒会員である証だ」
あるる「わたしが推薦したのよ、自分の考えをちゃんと言えるとしあきは使えそうだってね」
なるほど、手厳しくも温かいお返しだ
ゆむ「一応、強制ではない。君が望まないのなら、それをはずして辞退してもかまわない」

生徒会に入れば受難は今まで以上に増えていくだろう、だがそれも悪くない
俺の戦いはまだ始まったばかりだ
――「臨時生徒会員としあき!本日よりよろしくお願いします!」
 
 
おわり