ss79455

Last-modified: 2009-04-28 (火) 10:43:19

今回の登場人物:にんっじんっ・ゆむ・おぜう・ふまれ・最テケ・king・万歳
           テケちゃん・淫乱・ちろ・ZIP・イトミ・くたくた・もまれ・圧殺
           としあき・オレオ・ちーすけ・巫女巫女

 

※人数が多いので一人一人の描写が薄いかもしれません
※途中痛々しい描写があります。グロ…までは行きませんが、そういうの嫌いな人は注意!
※このSS内のカップリング・組み合わせ等はフィクションかもしれませんし実話を元にしているかもしれません
※一部過去に書いたSSの設定を継承している箇所がありますが、過去作を読んでいなくても問題はありません

※あまりにも長いんで前後編に分けました。今回は前編です

以下本編。ゆっくり読んでいってね!

 
 

1.

 

朝、掲示板に何か貼っているにんっさんを発見したので声を掛けてみた

 

オレオ「にんっさん、おは緋想天!何してんの?」
にん「…ん……あぁ、オレオ。おは緋想天!これはねー、突発大会の告知」
オレオ「へぇ……突発大会ねぇ……。そういえば前にふまれさんも主催してたっけ。…何故か料理対決だったけど」
にん「突発大会の勝負方法やルールは主催者がある程度は自由に決めれるからね」
オレオ「そうなのかー」
にん「で、どう?オレオも出てみない?」
オレオ「俺が出たところで一回戦落ち確定だよ」
にん「んー……でも今回のルールなら、オレオにも十分勝ち目があると思うけどなぁ……」
オレオ「…マジ?どんなルール?」
にん「それは参加してからのお楽しみってことで。じゃあオレオは参加ってことでいい?」
オレオ「……そうだなぁ……じゃあ出てみようかな?」
にん「決まりね。じゃあ早速登録しておくから」
オレオ「あぁ。じゃあまた後で……」
にん「うん。遅れたりしたらダメだよー?」

 

ひょんなことから突発大会にまた出ることになったが、まぁ何とかなるだろう……
……しかし……一体どんなルールでやるんだろう…?気になるぜ……

 
 

2

 

その後、指定の時間に今回の集合場所である体育館に向かうと、すでに参加者達は集まっていた。…結構集まったんだな……
――よー、オレオ
オレオ「なんだ、としあきも居るのか。ちーすけに巫女巫女先輩まで」
巫女巫女「たまにはな。あー、俺は紳士だから、手加減なぞせんぞ?」
ちーすけ「右に同じ。覚悟しとけよ、二人共」

 

すでに殺る気満々なちーすけと巫女巫女先輩にちょっとげんなり。手加減してくれよ、頼むから……

 

にん「おは緋想天!…結構集まったねー。よきかなよきかな」

 

程無くして現れたにんっさんが、参加者一同を見回しながら言う

 

にん「じゃあ、顔見知りばっかりだとは思うけど、一応自己紹介から。後、参加理由なんかも」
ゆむ「ゆむ、副会長よ。ストレス解消に、ね。悪いけど手加減はしないからね」

 

流石副会長、特に悪びれることもなく自身のストレスの捌け口に俺達を使うと言い切りましたよ?勘弁して

 

おぜう「……おぜうです……。大会があると聞いて」
ふまれ「ふまれです。にんっじんっさんに誘われて。まぁ、お手柔らかに」
最テケ「最テケ辺。テケちゃんとKingに誘われて」
雛「Kingこと、雛山よ。大会があると聞いて来たわ!」
万歳「…キーボード万歳……。ゆむさんとちーくんが出ると聞いて……うふふ……」

 

……あれ?万歳先輩ってあんな負のオーラを撒き散らすような人だったっけ…?
目とかハイライト消えててまるっきりレイプ目だし、何かしきりにうふふうふふ笑ってるし……
しかも左手首にうっすら残る無数の浅い切り傷……。俺の知らない間に万歳先輩に何が……

 

オレオ「な、なぁ…万歳先輩ってあんな不気味な人だったか?」
――……どうも最近ゆむ先輩と上手くいってないらしい……
オレオ「なん……だと……?」
――しかも近頃ちーすけにお熱みたいでな。見つけたら即逆レイプ」
オレオ「マジか!?」

 

オレオの知らないところでとんだ修羅場が繰り広げられているみたいだな……。クソ、オレオも万歳先輩に襲われたい……
と、俺ととしあきがヒソヒソ話をしている間にも自己紹介は続いていく

 

テケ「球体。テケでいいのだ。犠牲になりにきたのだ」
淫乱「はーい、皆さんのお耳の恋人、放送部の淫乱でーす。キラッ☆なんつて。大会があると聞いてきたわ!」

 

淡々と自己紹介を済ます面々の中、バッチリ決めポーズまで取って明るく自己紹介する淫乱さん
魅惑のエロボイスと、たわわに実った我儘ボディが弾けんばかりに揺れる。おお、ブラボー!

 

ちろ「チャオ!ちろです。今日は大会に出ると吉、って占いで出たので参加しました。よろしくー」
ZIP「え、えーと、ZIPです!大会があると聞いて!」
イトミ「イトミです。久しぶりの大会なので参加してみましたー」
くたくた「……くたくた……。テケちゃんに誘われて……」
もまれ「新聞部のもまれです。え、えーと……参加ついでに大まかでいいので大会の記録をしてほしいとにんっじんっさんに頼まれて…」
圧殺「…圧殺したい……。同士にんっさんに誘われて…」
――としあき。……にんっじんっさんに半ば無理矢理…

 

と、少し涙ぐむとしあき。……お前も苦労してるんだな……
次はちーすけの番だが……何やら巫女巫女先輩と一緒に皆から一歩引いたところで、何やらお互いに示し合わせている

 

巫女巫女「…いくぞ、相棒!」
ちーすけ「あぁ………。エロブラック!」
巫女巫女「エロホワイト!」
ち・巫「二人はエロクラ!!!」
いきなり何をするのかと思えば、二人でそう叫んで決めポーズを取るちーすけと巫女巫女先輩
それを見た何人かの女生徒から明らかに「ビキィ!」とか「イラッ!」とかいう効果音を聞いた
オイ、バカ止めろ!この大会は早くも終了ですね!

 

にん「いや、まだ始まってすらいないし」

 

俺の心の叫びに、まるで思考を読んだかのようなツッコミを入れるにんっさん

 

にん「どうでもいいけど口から考えてることがダダ漏れだよオレオ」

 

……どうやら無意識の内に色々言葉に出していたようだ……。気をつけよう
そして最後に俺の番と相成った訳だが、正直アレの後じゃインパクトのある自己紹介とか無理。まぁいいや、無難に済まそう

 

オレオ「オレオです。オッパイ大好き!今日もどちらかというとバッドデザインな胸の持ち主が多くてt(ry」

 

やっぱり最後まで言えなかった

 
 

2.

 

にん「えー、自己紹介も済んだところで今大会の概要について……いい加減起きてねーオレオー」
オレオ「……何だろう、この既視感……。前もこんなことがあった気がする。…誰でもいいから俺を保健室へ……。そして69先生と愛の個人授業を……」
にん「ホントいい加減にしないと海に沈めるよ?…まぁいいや。そのままで聞いてね」

 

俺がこんなにも苦しんでいるというのに、にんっさんは非情にも淡々と進行するのを止めない
そんな感じで俺が這いつくばっていると、説明を始めようとしたにんっさんをゆむ先輩が遮った

 

ゆむ「……ねぇにんっ。この大会……もしかして前のふまれみたく料理対決するとか言い出さないわよね?そんなだったら、私辞退したいんだけど」

 

そういえばゆむ先輩は前ふまれさんが主催した料理大会に参加してたっけ
…その時はぎせいさんがその名の通り犠牲になった㌧でも料理をなべ先輩と作っていた……
やべぇ段々色々思い出しちゃってきたよ。忌まわしい記憶として封印したのに……

 

にん「大丈夫、料理は作りません。……もっと楽しくて気持ちイイことします」

 

笑顔でそう言うにんっさん。……今気持ちいいって言ったか?
……何かにんっさんの意図が段々読めてきたぞ……別に読みたくないのに
ゆむ先輩はにんっさんのその言葉を聞いてホッ、っと胸を撫で下ろしている。…まだ安心するの、早いと思いますよ?

 

にん「……えー、コホン。今日はこれから、皆さんにイカせ合いをしてもらいます」

 

そして、にんっさんがそう高らかに宣言して、一瞬のプライベートスクウェアの後、

 

一同「はぁ!!?」

 

一斉に、声が上がった
同時に場がざわめきだす。…イトミちゃんだっけ?あの一年の子なんて口をあんぐり開けて固まってるよ……

 

にん「はいはーい、静粛にー。…うーん、解りにくかったかなぁ?
   要は、皆でエッチなことし合って、先に相手をイカせた方が勝ちです。ね?簡単でしょ?」

 

何処のボブですか?貴方は。……人類は皆にんっさんじゃないんだ!ゆっくりりかいしてね!
そして、そんな㌧でもルールに真っ先に噛み付いたのは当然ゆむ先輩だった

 

ゆむ「……ちょっとにんっ……バカにしてるの?」
にん「いえ、大真面目ですが」
ゆむ「……なお悪いわ!……ったく……たまに大会に参加するとこれだわ……
   そんなバカバカしいこと、やってられないわよ!私は抜けさせてもらうわ
   ……そうだ、今度の生徒会会議の議題はこれにしよう……。突発大会における主催の横暴……」

 

言いながら踵を返して歩きだすゆむ先輩
しかしにんっさんはそんなゆむ先輩を見て、ニヤリと口元に笑みを浮かべる
……そう、まるで勝利を確信しているかのような……

 

にん「あれー?逃げるんですか?ゆむせ・ん・ぱ・い」

 

背を向けるゆむ先輩に、にんっさんはあからさまな挑発をぶつける
にんっさんの言った「逃げる」という単語にゆむ先輩は確かに反応し、動きを止めた

 

ゆむ「………今なんつった……?」

 

そしてすぐさま振り返ってにんっさんと向き合うゆむ先輩。睨んでる。めがっさ睨んではる

 

にん「いえいえ。何も?あ、どうぞお帰り下さい。空いた穴は不本意ながら私が埋めさせてもらいますから
   ……でもなべ先輩が飛びつきそうですねー、このネタ
   『副会長、突発大会において敵前逃亡!』とか見出しつければ明日の学園新聞トップ間違い無し!…ね?もまれちゃーん?」
もまれ「わ、私に振らないで下さい!」

 

にんっさんの挑発は続く
それを聞いたゆむ先輩ってばものすんごい眉間ぴくぴくさせて、血管が浮き出るくらい青筋立ててらっしゃる
にんっさんがもまれさんに話を振れば、当然そっちも睨む。おお、こわいこわい

 

ゆむ「……いいわ……」
にん「はい?」
ゆむ「やってやろうじゃないの!イカせ合いだか何だか知らないけど、勝てばいいのよ!勝てば!」
にん「……はぁ……。じゃゆむ先輩、改めて参加表明ってことで宜しいですか?」
ゆむ「当然よ!私の辞書に「後退」とか「逃亡」の二文字は無いわ!」

 

そう言ってビシッと決めるゆむ先輩。やったー、かっこいいー!
でも貴方、完全ににんっさんの思うツボです。掌の上で踊らされてます。本当に(ry

 

にん「じゃあ続けますよー?」

 

……そんなゆむ先輩を尻目に、にんっさんの司会進行は続いた

 
 

3.

 

にん「――――で、本番行為は無し。あくまで愛撫のみの勝負です
   …万が一男同士で当たってしまった場合は「死戻迩消魂」で勝敗を決めてもらいます
   以上、説明終わり。何か質問ありますかー?無ければ抽選に移りますけど」

 

そう言って皆を見回すにんっさん
にんっさんの説明を聞いた何人かの女生徒は赤面して俯いている
ただ一人、ZIPという子だけは「⑨まだ先輩…」と呟きながらうっとりとした表情を見せていた
どうも一人で別世界にトリップしているようだ
そんな彼女に、球体という子からものすんごい殺気が放たれているのだが、当の本人はそれに気付く様子は無い

 

にん「質問は無いみたいですねー。じゃ、早速抽選に移りましょう。ちょっと待ってて下さいねー」

 

言いながらにんっさんはぱたぱたと足早に体育館を後にし、暫くしてから二つの箱を持って帰って来た
そして、上部にソフトボール大の大きさの穴が開いた方の箱を一同の目の前に置く

 

にん「えー、この箱の中に番号の書かれたボールが入ってます
   同じ番号が二つ。その番号が同じ同士でペアを組んでもらいます
   ペアになった人が対戦相手です。誰と当たっても泣かない」
ちろ「ねぇ、にんっさん。二戦目以降はどうするの?また抽選?」
にん「はい、そうです。勝ち上がった人同士でまた同じようにこのボールで抽選を行います
   つまり対戦相手は毎回ランダムで決まる、ってことです」

 

…実際に誰と当たるかはくじを引くまで判らないってことか……
当たるも八卦、当たらぬも八卦。抽選方法に特に不満の声は上がらなかった
そうなると気になるのはもう一つの箱だ…。だが、その疑問はにんっさんがすぐ解決してくれた

 

にん「ちなみにテクに自信が無いという方のために色々道具を揃えておきました
   どうぞご自由にお使い下さい。あ、使ったらちゃんと返して下さいよ?一応私物なんで」

 

そうして開けられた箱の中には、様々な「大人の玩具」が入っていた
バイブ、ローター、ローションといった基本的な物から鞭とかロープとかアナルビーズといった物まで、多岐に渡った
…流石に三角木馬とかは無いか……。あっても困るが
てか私物って言ったな……。そ、そうか……にんっさんは普段からこういう道具を使って……ハァハァ

 

にん「ではゆむ先輩から順にくじを引いて下さい。…後オレオ、あんまりよからぬ妄想をしないこと」

 

…にんっさんに怒られてしまった……。どうにもまた心の声が漏れていたようだ。…マジで気をつけなければ…
それから全員がくじを引き、↓のようなペアが出来上がった

 

A:オレオ・淫乱
B:ゆむ・万歳
C:としあき・King
D:巫女巫女・最テケ辺
E:球体・ZIP
F:おぜう・もまれ
G:くたくた・ちーすけ
H:ちろ・ふまれ
I:圧殺・イトミ

 

にん「決まりましたねー?じゃ皆さん、思う存分E&Eして下さいねー」

 

……この場合のE&Eはエンジョイアンドエキサティングじゃなくて、エロアンドエロスとか、そういうのになるんだろうなぁ…と俺はぼんやり考えてた

 
 

4.

 

…今回も残念な胸の持ち主が多かった訳だが、そうでない人物が二人……もまれちゃんと淫乱さんだ
そしてその片割れである淫乱さんが今、俺の目の前に居る
歩く度にぷるん、と揺れる自己主張の激しい二つの魅惑の果実。…まさかノーブラなんてことは無いよな…?
…これは天啓だ、そうに違いない。だから俺は――――

 

オレオ「淫乱さん!頼みがある!」
淫乱「……随分いきなりだね……。何?負けて下さい、っていうのは聞かないよ?」
オレオ「いや、違う!……そのたわわに実った双丘で俺の愚息を包み込んでほしい!」
淫乱「……えーと……マジで言ってる?」
オレオ「もちろんだ!」
淫乱「………私が一方的に責めることになる訳だけど、その結果負けるかもしれないよ?」
オレオ「俺は一向に構わん!!!」

 

俺の要求に淫乱さんは心底呆れた様子で顔を引きつらせ、ため息を付いた
……遥か後方でにんっさんの深いため息も聞いた気がする

 

淫乱「……まぁいいや……今回は「そういう」勝負だしね……。それに負けてもいいって言うなら……」

 

言いながら、淫乱さんがずいっ、と俺に近づく
そしてブレザーとシャツをはだけさせ、ブラも外し、その先に隠されていた凶悪な武装を曝け出した

 

淫乱「…シテ…あげようじゃない……」

 

娼婦のような笑みを浮かべながら、淫乱さんは俺の前に座り、すでにボルテージMAXだった俺のイチモツを外気に晒す
そしておもむろにペニスを胸で挟み、ゆっくりと上下に動かし始める

 

オレオ「……おおぅ……」

 

今までに味わったことの無い感覚が背筋をぞぞっ、と駆け上がる
……図らずもにんっさんで童貞卒業した俺だが、その時のフェラや女性器の心地良さとはまた違う感覚に思わず声を上げてしまう
そのまま淫乱さんは除々にスピードを上げながらペニスを扱き続ける
いつの間にか溢れていた先走り汁が胸の滑りを良くし、にちゃにちゃと卑猥な音を立てる

 

オレオ「………うっ……あぁ……」
淫乱「………気持ちいいの?オレオ………」
オレオ「……えぇ………すごく……」
淫乱「……ふぅん……じゃあさ……こうしたら………もっと良くなるかな……?」

 

言いながら淫乱さんは少しひんやりとした、どろりと流れる透明な液体を胸元に滴らせていく

 

オレオ「……うっ……!おおぉ…!!!」

 

そのどろっとした液体によって、更に胸の滑りが加速する
それはやがてぐちゅぐちゅと、性器と性器を結合させているかのような音に変わる

 

淫乱「……ふふ……気持ちイイでしょ?ローション。……舐めてあげた方が良かったかな……?」

 

最初は乗り気で無かった淫乱さんも、気持ちが昂ぶってきたのか息を荒げながらパイズリのスピードを一層速める

 

オレオ「……うっ…くっ……あぁ……」
淫乱「……んっ……気持ちいいんだ……。イッてもいいよ?オレオ……。いつでも射精して、ね……?」

 

俺の反応に気を良くしたのか、淫乱さんは更に大胆に、淫らに胸でペニスを扱く

 

オレオ「……はっ……うっ……あっ……い、淫乱さん……お願いが……」
淫乱「……んっ……はぁ……何?」
オレオ「……あ、あの……嫌でなければでいいんで………その……飲んで……くれますか……?」
淫乱「………」

 

俺の「精飲」の要求に、淫乱さんは目を細めて睨むように俺を見上げる
……流石にこれは不味かったか……そう諦めかけたその時、

 

淫乱「……バカジャネーノ?………と、言いたいところだけど、いいわよ…飲んであげる……」
オレオ「ッ!?ま、マジで!?」

 

なんと……やっぱり言ってみるものだ
そして淫乱さんは俺の射精を促すため、ペニスを扱き続ける。……限界は……すぐそこまで来ていた

 

オレオ「……あぁ……淫乱さん……俺、もう……」
淫乱「……んっ……出そうなの……?いいよ……出して……白いの…いっぱい出して……」
オレオ「……うっ……あっ…くっ……うぁ!」
淫乱「…ッ!!!!」

 

射精の瞬間、淫乱さんは俺のペニスを思い切り咥えこむ
限界を超えて爆発したペニスから溢れる精液を、淫乱さんは躊躇い無く喉を鳴らして飲んでいく
やがて射精が終わると、淫乱さんはペニスから口を離し、俺を見上げる

 

淫乱「…んっ……こんなにいっぱい出して……バカジャネーノ?」

 

…我が生涯に一遍の悔い無し!

 
 

5.

 

にん「てかさ、君バカだよね。ホント、バカ」
オレオ「…いや、そうは言うけどさ……」
にん「折角勝てるかもしれない条件の勝負を、むざむざ捨てるんだもん。バカよバカ」
オレオ「例え負けると解っていても、男にはやらねばならない時がある!」
にん「……私が筆下ろしして、散々ヌいてあげたじゃない……」
オレオ「いやー、にんっさんもナイスな胸だけどやっぱりオッパイ四天王には及ば――」
にん「イッペンシンデミル?」
オレオ「すみませんごめんなさい許して下さい」
にん「……ふん……まぁいいわ。どっちにしろオレオの大会はこれでお終い。後は二次会を楽しみにしてなさい」
オレオ「二次会なんてあるの?」
にん「ある。……どんなのかは、想像ついてるんじゃない?」
オレオ「あー………」

 

この人のことだ、どうせエロ方面なんだろう……。まぁ、それならそれで楽しませてもらおう
……とはいえ、今のこの状態でも十分乱交パーティだよね……

 
 

※これから先の描写もオレオ視点で順に描写されていますが、試合自体はあくまで同時進行しているとお考え下さい

 
 

何の因果か偶然にもペアになり、対決することとなったゆむ先輩と万歳先輩が静かに対峙する
ゆむ先輩はバツが悪そうに視線を右往左往しているが、万歳先輩は不気味な笑みを浮かべながらゆむ先輩を見つめている

 

万歳「ゆーむさんっ!」

 

暫く対峙した後、先程の不気味な笑みは何処へやら。一転無邪気な笑みを浮かべながら、万歳先輩はおもむろにゆむ先輩に近づいた

 

ゆむ「……キー、あ…あのね………ッ!!!?」

 

自分に近づいてきた万歳先輩にゆむ先輩は何か言いかけたが、万歳先輩の唇がそれを遮断した
そのままゆむ先輩をガッチリホールドし、万歳先輩はゆむ先輩の唇を蹂躙していく
何度もキスし、舌と舌を絡めて唾液を交換しあう二人。おお、えろいえろい
そうして暫く濃厚なキスを繰り返した後、ゆっくりと二人は離れた。その際、つぅ、と唾液が糸を引いた
お互いうっとりとした表情を浮かべるが、ゆむ先輩はもう放心状態と言ってもいい。万歳先輩に支えられて漸く立っている、といった感じだ

 

ゆむ「………あっ………うっ………」
万歳「うふふ……ゆむさんだぁ……つっかまえたー☆………ふふふ………」

 

そんな放心状態のゆむさんを余所に、万歳先輩は新しい玩具を買ってもらった子供のように嬉しそうに笑う。そして、

 

万歳「………もう………逃がさないから………」

 

おもむろにゆむ先輩を押し倒した

 

ゆむ「……ッ!?な、何…を?」

 

突然押し倒されたことで正気に戻ったのか、ゆむ先輩はすぐさま体を起こそうとする。だが……

 

万歳「……ふふ……無駄だよ……ゆむさん……」
ゆむ「……えっ……ッ!!?な、何コレ!?いつの間に!?」

 

そう…本当にいつの間に、という位信じられない速さで万歳先輩はゆむ先輩を縛り上げ、その自由を奪った

 

万歳「…うふふ……ゆむさんはこういうことに慣れてないよね……?でも大丈夫……。全部私に任せて、ね?」
ゆむ「な、何バカなこと言ってるの!は、早くコレ解きなさい!」
万歳「…あーもう、うるさいなぁ………。そんなうるさいゆむさんは……こうだー!」

 

離せ解けとジタバタするゆむ先輩の口にギャグボールを咥えさせ、その口を塞ぐ万歳先輩。割と容赦無いなこの人

 

ゆむ「……~~~~!!!―――――ッ!!!」
万歳「…ふふ……何言ってるかぜーんぜん判らないよ、ゆむさん…」

 

口を塞がれたゆむ先輩の言葉はただの呻き声に変換され、まともな言葉にはならない
拘束から逃れようともがいても思うように体は動かないし、拘束が解ける訳でも無い
将棋やチェスで言うところの「詰み」状態だ。後は万歳先輩の思うがままだろう
暴れるゆむ先輩を少しも気にせず、万歳先輩は次の工程と言わんばかりにゆむ先輩の足を広げ、下着を脱がせ、外気に晒された女性器に舌を這わせ始める

 

ゆむ「~~~~!!!!」

 

自身を襲う未知の感覚にいやいやをするように首を振るゆむ先輩。だが、万歳先輩の行為は止まらない

 

万歳「……んっ……ちゅ……はふっ……んっ……ちゅ……ちゅぷ……うふふ……ゆむさんの味がする………」

 

ちゅぷちゅぷと音を立てて、ゆむ先輩の一番大事な部分を丹念に舐め上げる万歳先輩
舐められる度にゆむ先輩はビクビクと体を震わせ、愛液で股間を湿らせていく

 

万歳「……ふふ……もう……いいかな……?」

 

そして十分に濡れていることを確認すると、万歳先輩はゆむ先輩の女性器にバイブをあてがい、

 

ゆむ「――――ッッッ!?!?!?~~~~~!!!!?」

 

遠慮なく押し込んでいく
ずぶずぶと飲み込まれていくバイブは、ゆむ先輩の小さな体には少し大きい所為か、根元までは流石に入らない

 

万歳「………?」

 

不意に、ゆむ先輩にバイブをねじ込んだ万歳先輩の表情に陰る。腑に落ちない、といった感じで眉をしかめている

 

万歳「……どういうこと……?今の感触……ゆむさん、処女じゃない…の?」

 

万歳先輩の口から漏れる衝撃の事実…!確かによく見れば、あれだけ深くバイブが挿入されたなら、処女膜を貫いたとしてもおかしくは無い
だが、ゆむ先輩の女性器からは愛液が止め処なく溢れはするものの、純潔を失った証の赤い液体は流れてこない

 

万歳「……嘘っ…!ゆむさんが……!そんなの……!誰……なの?一体何処のどいつと……!
   ……ッ!?ま、まさか最近私にそっけなかったのは……ソイツの所為なのね!?……許さない………」

 

あからさまに怒りを露わにし、ヒステリックに声を荒げる万歳先輩
……ゆむ先輩に彼氏とか、想像しづらいんだけど……
当のゆむ先輩は、「違う」と言いたげな様子でふるふると力無く首を横に振って、万歳先輩の考えを否定しようとしている
だが、そんなゆむ先輩の必死の訴えも、今の万歳先輩には逆効果だった

 

万歳「……可哀想なゆむさん……きっと無理矢理処女を散らされたのね……。そしてそのことで脅されてる……そうなんでしょう…?」

 

何処をどう解釈したらそうなるのかは解らないが、万歳先輩の中ではゆむ先輩は「強姦されて処女を失った」ということになったらしい

 

万歳「…大丈夫……。ゆむさんがどんなことになっても……私のゆむさんへの愛は変わらないから……」

 

言いながら、ゆむ先輩に覆いかぶさる万歳先輩。目が、目がヤバイ

 

万歳「……そんな男のことなんて、私が忘れさせてあげる………」

 

言うが早いか、万歳先輩はバイブのスイッチをONにして、ゆむ先輩の膣内を前後させる
バイブが動く度に女性器がグチョグチョと卑猥な音を響かせる。…あのバイブの激しい動き、たぶん「最大」だろうなぁ……

 

ゆむ「―――――――ッ!!!!~~~!!!―――――ッ!!!!!!」

 

だが、どんなに膣内を掻き回されても、ギャグボールを咥えさせられたゆむ先輩の口から嬌声が聞こえることは無い
くぐもった呻き声は、まるで「止めて」と懇願しているようだった
……いや、実際懇願しているのだろう…。だが、それは万歳先輩には届かない

 

万歳「……あぁ……ゆむさん……気持ちイイの……?もっと感じてね……?あぁ……!ゆむさん……!ゆむさん……!」

 

ゆむ先輩の様子を「感じている」と解釈した万歳先輩は更に執拗な責めをゆむ先輩に与える
……これは……止めた方がいいんじゃないだろうか……

 

オレオ「……な、なぁ…にんっさん、あれ……そろそろ止めさせた方が……」
にん「ん…?何で?」
オレオ「な、何でって………ゆむ先輩、あのままだとヤバいんじゃ……?」
にん「……大丈夫、大丈夫。死にはしないわよ……たぶん」
オレオ「そ、そんないい加減な………」
にん「じゃあオレオが止めればいいじゃない。……万歳先輩の怒りを買いたいなら、ね」
オレオ「…うっ………」
にん「……まぁ、本当に生命の危機に係わりそうになれば、流石に止めるわよ……」
オレオ「………はぁ………」

 

…すいませんゆむ先輩…。今ここで俺が華麗に貴方を助ければ、キャー!オレオ君カッコいい!抱いて!な展開も期待出来るかもしれませんが……俺もまだ命は惜しいので…
無力な自分に腹立たしさを感じつつも、俺はそっとゆむ先輩と万歳先輩の「愛の営み」から目を逸らした

 
 
 

…そんな愛憎劇が繰り広げられるゆむ・万歳組と違い、としあき・King組は「初めてのお見合い」とでも言うべき雰囲気を醸し出していた
互いに頬を赤らめて俯き、話を切り出すタイミングを計っているようだ。……いや、早くヤることヤッっちゃえよ……

 

雛「(ど、どーしよ……?とっしーと当たったらいいなぁ、とか考えてたらホントにとっしーと当たっちゃったよ……)」
――……え、えーと……雛ちゃん……?
雛「はっ、はひっ!?」
――…だ、大丈夫…?何かボーっとしてたみたいだけど……
雛「だ、大丈夫!さ…は、始めましょうか!ど、どっからでもかかってこーい!?」
――……?そ、そうだね……いつまでも何もしないとにんっじんっさんからクレームが来そうだし……

 

言いながら、漸く覚悟を決めたとしあきが一歩前に出る

 

――そ、それじゃあ……行くよ、雛ちゃん………
雛「…う、うん……」

 

意を決してKingを抱き寄せ、その唇にキスをするとしあき

 

雛「!?!?!?(とっしーとキスとっしーとキスとっしーとキスとっしーとキスとっしーとキスとっしーとキスとっしーとキスとっしーとキス…)

 

ほんの数秒唇が触れ合うだけの、普通のキス

 

雛「(も、もう私………死んでもイイ…………)」

 

そう、ただのキス。だが、傍目にはそうとしか映らないその行為で、Kingは炎を噴出しそうなくらい顔を真っ赤に染めて、卒倒した

 

――ひ、雛ちゃん!?

 

倒れる彼女をとしあきは抱き止めるが、目を廻して気絶するKingは、誰が見ても続行不能である

 

――…え、えーと……こういう場合、どうすればいいんですかね、にんっじんっさん……?
にん「……まさかキスだけで気絶するとはね……。まぁ、としあきの勝ちでいいんじゃない?」
――い、いいんでしょうか……?
にん「納得いかない、って言うなら、寝てる彼女にイタズラすればいいわ。その内起きるでしょ」
――し、しませんよ!
にん「じゃあとしあきの勝ちってことで。うんうん、オレオとは偉い違いだねー」
――は、はぁ……

 

方や自らの欲求を優先させて撃沈した俺と、どんな形であれ次のステージへと歩を進めたとしあき。勝負という体裁を取っている以上、どちらが正しいかは言うまでも無い
……いいんだよ、細けぇことは……

 
 

…ところ変わってDペア……巫女巫女先輩と最テケ辺さん
腕を組んで不敵に笑う巫女巫女先輩と、隙を窺う最テケ辺さん。……どちらもヤる気は十分のようである

 

巫女巫女「ふっ………最テケ辺よ……貴様は俺には勝てない……」
最「…緋想天ファイトならいざ知らず、今回はそうと決まった訳じゃないんじゃないの?」
巫女巫女「…いや、勝てないね!…広がれ……そして喰らえ!我がエロ結界を!!!」
最「……ッ!?」

 

そう言って腕を広げる巫女巫女先輩から、薄桃色の空間が広がって行く

 

にん「…あ、あれは……!?」
オレオ「知っているのか!?にんっさん!」
にん「……聞いたことがあるわ……。巫女巫女先輩は、広げるだけでその範囲内に居る人間を男女問わず強制的に絶頂に導く結界を広げることが出来る、と!」
オレオ「なん……だと……?」

 

何だそのご都合主義の塊みたいなチート能力。今回の条件なら無敵じゃねぇか!
などと言っている間にも、巫女巫女先輩のエロ結界に取り込まれた最テケ辺さんに変化が生じる

 

最「……うっ……は…ぁ……な…に……これぇ……?体が……あつ…い……」

 

結界の効果か、体を震わせ、その場にぺたんと座り込んでしまう最テケ辺さん
どんどん頬を紅潮させ、呼吸も荒くなり、あっという間に快楽の波に飲まれてしまう

 

巫女巫女「フハハ……さぁ、イケ!何も出来ぬまま絶頂を迎えるがいい!」
最「……あ…ぅ……こ、こん…な……あっ……あぁぁぁぁぁ!」

 

程なくして、一際高い嬌声を上げて最テケ辺さんは果てた。……エロ結界、恐るべし……

 

にん「ただの噂だと思ってたけど………エロ結界すごいですね!」
巫女巫女「ふっ……そうだろうそうだろう」
にん「……でもアレ、一日一回しか使えないって聞いたんですけど、初戦から使っちゃって良かったんですか?」
巫女巫女「…………」
にん「…………」
オレオ「…………」

 

最初こそどうだ!と言わんばかりに自慢げに高笑いしていた巫女巫女先輩だったが、にんっさんの言葉に一瞬固まった後、

 

巫女巫女「しまったぁぁぁぁぁぁ!温存しときゃ良かったぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

頭を抱えて、己の迂闊さを後悔した叫びを上げた
アホすぎる。この学園にはこんな人ばっかりか
………まぁ、人のこと言えないけどな!

 
 

ZIP「……んっ……ちゅ……ちゅぷ……んちゅ……んっ……」
テケ「……あっ……うっ……くっ……だ…ダメ……なのだ……そこ……あっ……」
ZIP「…ふふ……我慢せずにイッちゃっていいのよ?テケちゃん……」
テケ「……うっ……い、嫌…なのだ……あるじ様の貞操はテケが守るのだ……」
ZIP「貞操って……。ふふ……ウブだと思いきや、そんな言葉知ってるんだ……クスクス……」

 

巫女巫女先輩が前代未聞なチート技で勝利を収めたのとは別のところで、Eペアの二人が69の体勢でお互いを責め合っていた
……いや、最初こそ互角だったものの、ZIPちゃんがテケちゃんの感じやすいところ、弱いところを見つけた後はZIPちゃんが一方的に責める形となっている
だがテケちゃんも負けじと必死に抵抗を続ける。それにはある理由があった

 

数分前―――

 

テケ「……ちょうどいい機会なのだ。言いたいことがあったのだ」
ZIP「へぇ……何?」
テケ「あるじ様にちょっかい出すのを止めてほしいのだ」
ZIP「……やっぱりそれかぁ……嫌よ!私だって……⑨まだ先輩のこと好きなんだから!」
テケ「知らないのだ。もうテケ達に付きまとわないでほしいのだ」
ZIP「………じゃあ、賭けをしましょう……」
テケ「………?」
ZIP「今からする勝負で貴方が勝ったら、私は大人しく⑨まだ先輩のことを諦めるわ。…けど、私が勝ったら……⑨まだ先輩と一日デートさせて!」
テケ「……!?」
ZIP「悪い条件じゃないと思うけど、どう?」
テケ「…………」

 

ZIPちゃんの提案に、テケちゃんは暫く考え込んだ後、

 

テケ「……解ったのだ………。その勝負、受けて立つのだ!」

 

潔く応じた。…よくは知らないが、テケちゃんにとってZIPちゃんは目の上のタンコブ的存在のようだ
それを無条件で排除出来るとあれば、乗らない話は無いだろう
…テケちゃん……そういえばこの学園におけるトップクラスの実力者の中に、その名があった気がする
そんな彼女なら、それこそ話合いより「斬った方が早い」のかもしれない
……だが、そんな実力者な彼女のたった一つの誤算……
それは、今回の勝負方法が緋想天ファイトで無いことだろう

 

テケ「……あっ……ふっ……あぁ……ふぅん……あっ……」

 

そして、今に至る
ZIPちゃんの容赦無い責めは、テケちゃんの甘い声に変換される
抵抗を試みようにもその度に弱いところを突かれ、快感に身を捩るテケちゃんは成す術が無い

 

ZIP「……ふふふ……夜毎⑨まだ先輩を思いながらオナニーしている私に隙は無かった……!さぁ、もう諦めなさい!テケちゃん!」

 

ZIPちゃん、何かすごいプライベートを暴露してますが無害です
そしてラストスパートと言わんばかりにZIPちゃんの責めは加速する

 

テケ「……ふっ……あっ……あん……ダメ…なのだ……そんな、に……されたら……あっ……」

 

最早全く抵抗出来なくなったテケちゃん。限界が近いのか、ビクビクとしきりに体を震わせている

 

テケ「……んっ……あっ……あぁ……ひゃぅ…!……あっ……あぁぁぁぁ!!!」

 

そして、押し寄せる快感の波に抗うことも出来ず、テケちゃんは果てた

 
 

ZIP「…やった!勝った!ホスクラメモリアル完!!!」

 

見事勝利を収めたZIPちゃんは、そのまま小躍りでも始めそうな程はしゃぐ。後、勝手にホスメモ終わらせるな

 

ZIP「さぁテケちゃん!約束は守ってもらうからね!」

 

そして、敗北を喫して失意のテケちゃんをビッと指差し、言い放つ

 

テケ「………解ってるのだ………約束は守るのだ……」
ZIP「イヤッホゥゥゥゥゥ!!!でーと、デート。⑨まだ先輩とデート~」

 

余程嬉しいのだろう、喜びを全身で表現するZIPちゃん
……ところで、⑨まだって人に了承も得ずにそんな約束していいの…?と思ったのはここだけの秘密

 
 

もまれ「…えっと……よろしくお願いします!」

 

Fペアであるおぜうさんともまれちゃんの対決
もまれちゃんは対峙したおぜうさんにぺこりと頭を下げて挨拶をする
当然、破壊力抜群の大きな胸がぷるん、と揺れる。いいよいいよー

 

おぜう「…余所見をしてていいのかしら?」
もまれ「えっ!?」

 

だが、もまれちゃんが頭を垂れたほんの一瞬の隙に、おぜうさんはもまれちゃんの背後に回り込んでいた
そしてすかさず、その豊満な胸に手を伸ばす

 

もまれ「ひゃん!」

 

いきなり胸を鷲掴みにされ、驚きの声を上げるもまれちゃん
そのままおぜうさんはもまれちゃんの胸を乱暴に揉みしだいていく

 

もまれ「ひぅ…!あっ……いっ、痛っ!」

 

力の限り掴まれては、変形を繰り返すもまれちゃんの胸。その乱暴さに、もまれちゃんは堪らず苦痛に顔を歪める

 

おぜう「…乱暴なくらいが良いのでしょう?……これだけ無駄に肉が付いていれば……」
もまれ「……そ、そんな訳…無いです…!や…やめて……」
おぜう「聞きません」
もまれ「いぅ……ひ…あっ…!」

 

もまれちゃんの静止も聞く耳持たず、といった具合におぜうさんは指を、爪を立ててもまれちゃんの胸を更に掴む
そして、とうとうブレザーとブラウスを力任せに引き裂いて、胸を露出させる
……てか、く、く、黒のブラ……だと?可愛い顔して意外と大人な下着を……ゴクリ

 

おぜう「……あらあら、胸だけが取り柄の小娘の分際で、生意気な下着を着けているのね……」
もまれ「こ、これは……他のブラは全部お洗濯中で、これしか残ってなかったから……」
おぜう「……ふふ……どうかしら……?実は勝負下着なんじゃないの…?そうやって男を拐すつもりだったんじゃない…?」
もまれ「…ち、違います……」
おぜう「まぁ、どうでもいいことだわ」

 

言いながらおぜうさんはもまれさんのブラを剥ぎ取り、その胸を外気に晒す
もまれちゃんは羞恥に耐えられず腕で胸を隠そうと動くが、おぜうさんにまた胸を鷲掴みにされてしまう
そして再びもまれちゃんの胸を揉んでいくおぜうさん
だが、先程のように力任せではなく、優しく…それでいて相手の性感を刺激するような扇情的で滑らかな手の動き

 

もまれ「……あっ……はぁ……んっ……はぁん……あっ……あん……」

 

徐々にもまれちゃんの声が艶っぽいものに変わっていく
そんなもまれちゃんを見ておぜうさんは少しだけ口元を歪ませて、そのまま胸を揉みながら首筋や鎖骨に舌を這わせ、愛撫していく

 

もまれ「……うっ……ふぅん……あっ……あっ……あぁ……」
おぜう「…ふん……感じているのかしら?とんだ淫乱娘だこと……」
もまれ「…そ、そんな……こと……あっ……ひぁ…!」
おぜう「こちらの口はそうは言ってないみたいだけど?」

 

そう言い放つおぜうさんの片指はもまれちゃんの女性器へと伸びていた
おぜうさんが弄る度にクチュクチュと音を立てるその場所からは、テラテラと光る愛液が滴っている

 

おぜう「少し弄っただけでもうこんなに大洪水……。おまけに乳首まで立たせて………この胸で何人の男のモノを慰めてきたのかしら?」

 

言いながらおぜうさんはもまれちゃんの乳首をキュっと摘み上げる
その刺激でピンっとそそり立った乳首は、確かに勃起していると言える

 

もまれ「……ッ!そんなこと……しません……」
おぜう「あら…?貴方生娘?ならば尚のこと……。男のモノを受け入れたことが無いクセにこんなにも感じやすいなんて、淫乱と言う他無いでしょう」
もまれ「……うっ……うぅ……」

 

おぜうさんの執拗な言葉責めは続く。もまれちゃんは今にも泣き出しそうだ
もまれちゃんをなじりながらもその全身に舌と指を這わせ、愛撫を繰り返す。ずっとおぜうさんのターン!
そのまま成す術無く愛撫を繰り返され、もまれちゃんは完全におぜうさんに屈服してしまった
今や抵抗する気力も無くなったもまれちゃんは仰向けに寝かされて愛液でぐっしょりと濡れた女性器を嘗められていた

 

もまれ「……あっ……はぁん……あっ……あっ……あん……んふっ……あっ……」

 

ピチャピチャとわざとらしく水音を響かせて、その度に溢れ出る愛液を花の蜜を吸う蝶のように掬い取るおぜうさん
本気を出せば即絶頂を迎えさせるくらいは訳無いだろう
だが、おぜうさんはそうしようとはしない。丁寧に、丹念に、もまれちゃんが絶頂に達しないよう快感をコントロールする

 

もまれ「……あふぅん……あっ……あん……あぁ……あっ……あぁ……あっ……」

 

いつまでも終わらない愛撫に、もまれちゃんの目は徐々に焦点を失っていく
だが、とっくの昔に快楽に身を委ねているのに、一向に達することが出来ない

 

もまれ「……あっ……あぁん……あっ……ふぅん……あっ……あんっ……あっ……」

 

正に生殺し状態である。男で例えるなら、ペニスをビンビンに勃起させつつずっとお預けを喰らっているようなものだ

 

おぜう「ふふふ……イキたい……?でもダメね…。もっともっと貴方の蜜を吸わせて……クスクス……」

 

言いながらくすくすと不適に笑みを浮かべるおぜうさん
…この人もにんっさんに負けず劣らずな淫魔だよ……
もまれちゃん、ご愁傷様。まぁ、その内おぜうさんが飽きたら解放してもらえると思うよ……

 
 
 

くたくた「……んっ……ぢゅぷ……ぢゅぽ……ちゅぱ……ちゅぷ……ぢゅぷ……んふっ……ちゅぼ……ちゅぽ……」

 

Gペアの二人で、先手を取ったのはくたくたさんだった
いきなりちーすけを押し倒し、口をすぼめてぢゅぶぢゅぶと音を立てて激しくフェラチオを始めるくたくたさん
…大人しそうな子だと思ったが、とても積極的な娘さんだ

 

くたくた「……んっ…ぷ……オチンチン、ビクビクしてる……。気持ちいいならさっさとイケばいいのに
     だらしなく口を開けて、マヌケ面を晒して、情けなく射精して恥辱と屈辱にまみれた顔を見せて……」

 

前言撤回。容赦無いだけだった

 

ちーすけ「…うっ…くっ……中々上手いじゃないか……だが…!」

 

だがやられっぱなしで引き下がるちーすけでは無かった
勢いを付けて上体を起こし、その反動でくたくたさんに乗りかかろうとする

 

くたくた「…ッ!くっ……!」

 

乗りかかろうとしたちーすけから間一髪、難を逃れたくたくたさんはちーすけと睨み合う
何度かポジション争いを繰り返す内に、結局69の形で収まった

 

くたくた「……んっ……んふっ……ぢゅぶ……ちゅぷ……ぢゅぽ……早く……イッちゃえ……ぢゅぶ……」
ちーすけ「…ふっ……レイパーを舐めてもらっちゃ困るな……」

 

くたくたさんは一心不乱にフェラを続け、ちーすけは彼女の弱いところを探しながら女性器を弄り続ける

 

くたくた「……ッ!?…アッ…ん…」

 

一進一退の攻防が続く中、突然くたくたさんの口から吐息のように甘い声が漏れる
そして、その一瞬の声をちーすけは聞き逃さなかった

 

ちーすけ「……ほぅ……ここ、か……」

 

言いながらちーすけは、くたくたさんが反応を示したであろうポイントを重点的に弄っていく

 

くたくた「……んっ……あぁ……やっ……そこ、は……はぁん……」

 

淡々とフェラチオをしていたくたくたさんが、ちーすけの責めに甘い嬌声と共に体を震わせる
ちーすけは見事くたくたさんの性感帯を探り当てたようだ
そして、もうこっちのものと言わんばかりにくたくたさんの性感帯をより刺激するように指と舌の動きを変える

 

くたくた「……あっ……ふぅ……やっ…ぁ……あっ……あっ……」

 

堪らずちーすけのペニスから口を離すくたくたさん
何とか反撃に転じようとするも、襲い掛かる快楽の波に中々抗えない

 

ちーすけ「形勢逆転ってヤツだ……。ギブアップするなら今の内だぜ?」
くたくた「…くっ……だ、れが……!」

 

ちーすけの挑発に意地でも続行する意思を見せるくたくたさん

 

ちーすけ「まぁ、そうこなくっちゃつまらないんだけどな」
くたくた「……うっ……あっ……くっ……あっ……あぁ……」

 

今の刺激に耐えても、すぐ様違う刺激に襲われるくたくたさんは、最早フェラどころか手コキすらままならない
くたくたさんが感じやすいのか、ちーすけのテクがすごいのかは判らないが、もう勝敗は火を見るより明らかだろう

 

くたくた「……あっ…ぅ……だ…め……こ…んな……あっ……あぁ…」
ちーすけ「我慢しなくていいんだぜ?くたちゃん…」
くたくた「……うっ……あっ…うっ……ぁん……やっ……クル……あっ……あぁぁぁぁ!!」

 

程無くして、くたくたさんは果てた
絶頂後に息を荒げる彼女の表情は、自身が相手に与えるつもりであった恥辱と屈辱に染まっていた

 
 
 

ちろ「やぁぁぁぁ!離してぇぇぇぇぇ!」

 

ちろさんとふまれさんのHペアの方では、ちろさんがふまれさんによって縛り上げられていた

 

ふまれ「……まさか人形躁術の技がこんなところで役に立つなんてね……」

 

縛り上げられたちろさんを見ながら、ふまれさんは呟く。あぁ、俺もビックリだよ。でも人形関係無くね?

 

ふまれ「……私だって、いつもヤられてばかりじゃないんだから……」

 

言いながらふまれさんは、身動きの取れないちろさんににじり寄る

 

ふまれ「ごめんね、ちろさん……。でもこれ、悲しいけど勝負だから…」
ちろ「うぅぅー!止めてー!私の負けでいいからー!」
ふまれ「……と、言ってますが如何致しましょうか?主催のにんっじんっさん?」

 

流石にいたたまれなくなったのだろうか、ギブアップ宣言をするちろさんを解放するか否かをにんっさんに尋ねるふまれさん
…だが、淫乱兎の主催が非情にも下した答えは、

 

にん「却下」

 

だった。ひでぇ。鬼!悪魔!…何て思っても面と向かって言えないオレオ超情けない

 

ふまれ「……だそうです……。諦めて下さい、ちろさん」
ちろ「そ、そんなぁ……」
ふまれ「……でも、相手が私で良かったね。……やさしーくしますから……」
ちろ「…ひっ!?め、目が怖いよ!ふまれちゃん!」

 

何というか「ぐへへ…」という品の無い笑いが聞こえてきそうな雰囲気を漂わせ、ちろさんのブレザーとブラウスを丁寧にはだけさせるふまれさん
すかさずその白い肌を指でツゥー、となぞる

 

ちろ「…ひゃん!」
ふまれ「ふふ……いいなぁ、その反応…初々しくて」

 

ふまれさんがいつになくノッてらっしゃる
でも俺思うんだ…。それは次か、その次くらいにヒドイ目に合うフラグなんじゃないかって。俺がそうだから分かる
何て考えている内にも、ノリノリなふまれさんはちろさんを責め立てていく
首筋から徐々に下へ、下へ、舌を這わせて愛撫する。……別に上手いこと言ったとか思ってないぞ?

 

ちろ「……ひゃ……あっ……う…ん……あっ……」
ふまれ「……んっ……ちゅ……ちゅる……んぷっ……んっ……」
ちろ「……あっ……だ、ダメ……止めてぇ……ふまれちゃん……」
ふまれ「……んぷっ……まぁまぁ、遠慮なさらず……」
ちろ「し、してない!遠慮とかしてないよ~!」

 

何だこの予想以上のキャッキャッウフフ。くそぅ…仲間に入れてほすぃ……
ちろさんも嫌がるそぶりは見せるものの、心底拒否しているようには見えない。むしろ満更でもなさそうだ

 

ふまれ「……んっ……はぁ……あっ……んちゅ……はぁん……んっ……」

 

キャッキャッウフフが続く中、ちろさんを愛撫しながら自分も我慢出来なくなったのか、ふまれさんは自分自身を慰め始める
まぁ、相手を愛撫しながら自分も昂ぶって……ってのはよくある話だ
問題なのは、俺の視点からふまれさんの秘部もお尻も丸見えだってことだ
ちろさんを愛撫しつつも艶かしく尻をくねらせてオナニーするふまれさんに、卑しくも反応する俺の愚息
…まぁ、さっきからずっとビンビンなんですけどね!そこら中でeraい光景と音声聴かされりゃ、興奮しない訳が無い

 

ちろ「……あっ……あっ……ぁん……ふまれ…ちゃん……」
ふまれ「……んっ……くっ……あっ……ふぁ………ちろさん……私のも……舐めて……?」

 

体勢を変え、69の形を取る二人。ちろさんは未だ拘束されたままなのだが、最早気になっていないようだ

 

ふまれ「……んっ……ちゅ……ちゅぷ……はふ……んぷ……んっ……」
ちろ「……はぁん……んっ……あっ……ふまれ……ちゃ…あっ…!」

 

互いの愛液を舐めあっていた二人だが、やがてちろさんが切なそうな声を上げ、体を震わせる
ちろさんのその声に、ふまれさんはより激しく舌を動かすことで応える

 

ちろ「……あっ……は…あっ…!……んっ……あっ……わ…たし……も…う……あっ……あぁぁぁぁん!」

 

そして、一際高い嬌声を上げてちろさんは絶頂を迎えた

 
 
 

イトミ「……あっ……あっ……はぁ…ん……あっ……んっ……あっ…あぁ……」
圧殺「…ココがいいんだ……。ね、気持ちいい……?イトミちゃん…」
イトミ「……んっ……あっ……ふっ……よ、よく……わかんない……あっ……」
圧殺「自分で弄ったり…しないの?」
イトミ「……す、少しくらい……なら……」
圧殺「…そうなんだ……でも、嫌な感じはしないでしょ?……むしろ、気持ちイイでしょ…?」
イトミ「……う、うん………ひっ……あぁ…!」

 

最後のペアになったイトミちゃんと圧殺さんだが、すでにイトミちゃんはされるがままだ
しかし圧殺さんはドSと聞いていたが……イトミちゃんを手ほどきするように事に至っている
まぁ、主導権は完全に握ってるっぽいんだが…
イトミちゃんを後ろから抱きしめるような形で、左手は胸を揉んだり乳首を弄ったりし、右手は女性器をもてあそぶ圧殺さん

 

イトミ「……あっ……あぁ……あぁん……あっ……あ、あの……」
圧殺「何?」
イトミ「……き、キス……して…下さい……」
圧殺「……んっ……いいよ……」

 

おずおずと舌を伸ばし、圧殺さんにキスを求めるイトミちゃん
圧殺さんもそれに応え、二人は何度も唇と舌を絡ませあう

 

イトミ「……んんっ……ちゅ……ちゅぱ……んむっ……んっ……」
圧殺「……あむっ……んちゅ……んんっ……んっ……ちゅ……ちゅ……」

 

まるで長い間離れ離れになっていた恋人同士が再会を祝福しあうかのような濃厚なキスを繰り返す二人
唇を離した後、交換しあった唾液が一瞬糸を引き、淫靡な光を放つ

 

イトミ「……はぁ……あっ……はぁ…ん……」
圧殺「…ふふ……さっきよりも濡れてる……キス……気持ちよかった?」

 

荒い呼吸のまま焦点の合わない目でボーっと虚空を見つめるイトミちゃんは、圧殺さんの問いに静かに頷く
そんなイトミちゃんを見て、圧殺さんは満足気に微笑むと、女性器を弄る指の動きを一層激しくする

 

イトミ「……あっ……あっ……ひぅ……あぁ……あん……あっ……あっ…!」
圧殺「…イトミちゃん……イキそう……?」
イトミ「……ひっ……あっ…うっ……よ、よく…分からないの……あぁ…ん…」
圧殺「……大丈夫……そのままで……いいから……」
イトミ「…う、うん……。あっ……あっ……あぁん……は…ぁ……あっ……あっ……な…にか……クル……あっ……ふっ…ぁ……ひぁぁぁぁぁぁっ!!!」

 

一際高い嬌声の後、細かく体を震わせながらイトミちゃんは果てた
ほぼされるがままの彼女だったが、その顔はとても満ち足りたものだった
行為が終わった後も、二人は抱きしめあって口付けを交し合っていた
……何か、新しい世界に目覚めた……のか?

 
 

5.

 

にん「はいはーい、見事勝利を収めた皆さん、おめでとうございまーす」

 

激戦を勝ち抜いた(?)参加者一同に労いの言葉を掛けるにんっさん
最早試合とか呼んでいいのかどうか気になるが、勝ち残ったのは以下の面々だった

 

『淫乱・万歳・としあき・巫女巫女・ZIP・おぜう・ちーすけ・ふまれ・圧殺』

 

ちなみにゆむ先輩ともまれちゃんはあれから一回戦全ての試合が終わるまでずっとそれぞれの対戦相手から性的に弄ばれ、保健室へと運ばれた
ついでに気絶したまま起きないKingも運ばれた。ある意味一番運がいいと言える
万歳先輩とおぜうさんはそれはそれは満足なされたようで、終始ご満悦といった感じの笑みを浮かべている
万歳先輩に至っては、溜飲の下がる思いがあった所為か、少し瞳に光が戻ったような気がする
…ゆむ先輩は犠牲になったのだ……。万歳先輩の心の平穏、その犠牲にな………

 

にん「じゃあ早速次の抽選と行きましょうか。皆以外とノリノリだし」

 

言いながらででん!とまたしても先程の抽選用箱を用意する
そう、以外にもこの大会のルールに意義を唱えたのはゆむ先輩だけだったりする
順応性高すぎだろ、この学園の生徒…

 

にん「さっきと一緒で、同じ番号の人とペアを作ってねー」

 

そうこうしている内に抽選が始まった。二回戦の組み合わせは…

 

A:万歳・ちーすけ
B:淫乱・としあき
C:圧殺・巫女巫女
D:おぜう・ZIP

 

だった。……アレ?誰か足りなくね…?と思っていたら、ふまれさんの相手が居ない

 

ふまれ「…にんっさーん。私、あぶれちゃったんだけど、どうすればいいかな?」
にん「えっ…?あーそうかー。私以外で18人しか居なかったからなー。うーん、どうしよう……?」
ふまれ「……不戦勝?」
にん「そうなるね…。というかよく考えたらこれから最後まで必ず誰かあぶれる人が出てくるじゃない…」
オレオ「…どうするんですか?」
にん「……仕方ない、このまま進めちゃおう。で、最後の三人になったら何か別の方法で決着を付ける。これね!」
オレオ「…はぁ……」

 

…行き当たりばったりもいいとこだ

 
 

6.

 

万歳「わーい☆ちーくんだぁー!」

 

ちーすけと対峙した瞬間に、万歳先輩は無邪気で素っ頓狂な声を上げた
……あぁ、そういえばちーすけを見たら逆レイプするのがマイブームなんだっけ?

 

ちーすけ「げぇ!!?レイパーだ!?」

 

いやいや、レイパーはお前だろう。…今思えば、抽選で万歳先輩と当たるのが判った途端すごい脂汗出してたな……

 

万歳「ちーくん☆ちーくん☆」

 

恐慌状態のちーすけに対し、心底嬉しそうにはしゃぐ万歳先輩。……うーん、この差は一体……
そしてそのまま、ルンルン気分で万歳先輩はちーすけに近付く。当然、後ずさりして逃げるちーすけ

 

万歳「むー!何で逃げるの?ちーくん…」
ちーすけ「そ、そりゃ逃げるだろJK」
万歳「ふふ……追いかけっこだね……?負けないよー」

 

逃げるちーすけとそれを追う万歳先輩
だが、ちーすけもいつまでも逃げ続けられる訳でも無く、最終的には壁際に追い詰められ、押し倒された

 

ちーすけ「う、うおぉぉぉー!や、やめてくれー!」
万歳「うふふ……そんなに嫌がらなくてもいいじゃない……。いーっぱい気持ちよくしてあげるからね……?」

 

言うが早いか、ちーすけのズボンを摺り下げてフェラチオを開始する万歳先輩

 

ちーすけ「う、うぐぐ……や、やめ……おぉう!」
万歳「…んっ……ちゅ……ぢゅぷ……ぁむ……んぷっ……んんっ……ちゅぱ……ぢゅぷ……」

 

万歳先輩のバキュームフェラに成す術無く快感に震えるちーすけ。何となくぱるぱる

 

万歳「…んぷっ……はむ……ぷはっ…ふふ……ちーくん、イキたくなったらいつでも出していいからね?
   ……ちーくんの精液……ぜーんぶ吸い出してあげる……ふふ……」

 

そう言いながらクスリと笑う万歳先輩が、いつかのにんっさんとダブった。…この学園には何人の淫魔が潜んでいるんでしょうか?

 

万歳「……んぷっ……ちゅ……ぢゅぱ……ちゅぱ……んんっ……ちゅぷ……」
ちーすけ「……うっく……も、もうそれ以上は……」
万歳「…んっ……イキそう?ちーくんイキそう?出して……ちーくんの精液、私に飲ませて…」

 

限界が近付くちーすけのペニスを更に激しく咥えこむ万歳先輩
喉の奥まで飲み込んではギリギリまで口を離し、また飲み込うように咥える

 

ちーすけ「うっ……あっ……ぐっ……で、出る…!」
万歳「……んんっ……ぢゅぷ……ぢゅぱ……ぢゅぽ……んんっ…くぅ………!」

 

やがて万歳先輩が根元までペニスを咥えたところで止まり、コクコクと喉を鳴らしたところで行為は終わった
…宣言通り、万歳先輩はちーすけの精液を全て飲み干したようだ

 

万歳「…はふっ……ふふ……気持ちよかった?ちーくん……。すごいいっぱい出たよ…?」

 

正に満足した、と言わんばかりに微笑む万歳先輩
だが、ちーすけが反応する前に、彼女は次の行動を起こしていた
射精したばかりで敏感になっているペニスを、優しく擦る。当然、刺激を受けたペニスはまた硬さを取り戻す

 

万歳「…はぁ……ちーくんってば絶倫さんだね……。うふふ……もっとちーくんの精液……飲ませて…ね?」

 

ちーすけのペニスを見ながらうっとりと恍惚の笑みを浮かべた万歳先輩は、再びフェラチオを開始する
…成る程……逆レイプってこういう………何て羨ま……もとい、恐ろしい………ぱるぱる

 

ちなみに、ちーすけはそれから計三回の射精で万歳先輩の喉を潤した後、解放された
ちーすけはというと、「もうお婿に行けない…」と珍しく悔しそうに呟いていた。てか、婿養子になる気だったのか…

 
 
 

淫乱「……んっ……んんっ……ちゅぱ……あっ…んっ……ちゅ……」
――くっ……い、淫乱さん……
淫乱「……ふふ……ホラ、反撃しないと……さっきのオレオみたいになっちゃうぞー?」
――…うっ……わ、分かって…ますよ……

 

69の体勢でお互いの性器を責め合う淫乱さんととしあき
淫乱さんは俺の時と同じように自慢の胸でパイズリ。今のところ淫乱さんが一歩リードしている
段々慣れてきたのか、淫乱さんは俺の時よりも大胆に、体全体を押し付けるようにとしあきのペニスを包み込み、刺激を与えていく
潤滑油代わりに使っているのもローションではなく唾液だ。亀頭をチロチロと舐めつつ、口の中で溜めた唾液をトロリと垂らしては滑らせていく
その自分の行為に恍惚の表情を浮かべる淫乱さんは、正に「淫乱」の名に恥じない淫魔っぷりだった
この学園は淫魔だらけですね!ご褒美です!
としあきも負けじと淫乱さんの性器に舌を這わせ、指で弄っていくが、淫乱さんはまるで意に介して無いと言わんばかりの動きでとしあきを責める

 

淫乱「……んっ……はぁ……としあきのがビクビクしてるの、解るよ……気持ちいいのね…?」
――…えぇ……そりゃあもう……
淫乱「ふふ……私の胸、そんなに気持ちいいんだ……」

 

としあきの反応を見てくすくすと笑う淫乱さん
そして間髪入れずに舌を這わせるだけだった亀頭を、口を窄めて包み込む

 

――……うっ…あ……い、淫乱さん……それ…イイ……
淫乱「……んんっ……ちゅ……ちゅぷ……あむ……ちゅぱ……ちゅ……」

 

竿を胸で包まれ、亀頭は口で吸われ、舐められる度にとしあきの体が小さく震える
時折思い出したかのように淫乱さんに愛撫を再開するが、基本的にされるがままだ

 

淫乱「…んっ……んぷっ……ちゅ……はぁ……んちゅ……ちゅ……ちゅぱ……」
――……くっ……あぁ……い、淫乱さん…俺、もう……
淫乱「……ん…ぷっ……は…む……ちゅ……んんっ……ちゅぷ……ちゅぽ……ちゅ……」

 

としあきが、限界が近いことを口にすると、淫乱さんはより一層胸と口の動きを激しくする

 

淫乱「……ちゅ……ぢゅぷ……んっ……んんっ……ちゅ……ふ…ぅん……ちゅぷ……は…ぁ……」
――……あっ…う……で、出る…!
淫乱「…んっ……ちゅ……あっ……!」

 

淫乱さんに翻弄されるまま、としあきは絶頂を迎える
ビクリ、と跳ねたペニスから白濁した液体が飛び散り、淫乱さんの顔を、胸を、汚していく

 

淫乱「……んっ……出すならもっと早く言ってほしかったなぁ……」
――…うっ…ご、ごめん……

 

全てが終わった後、向かい合う二人
…淫乱さんは俺の時のように精液を飲むつもりだったのだろうか?自身に降り注がれた精液を指で掬いながら不満気に呟く

 

淫乱「……んっ……ふふ……やっぱり変な味……」

 

掬い取った精液を舐め取りながら、変な味と言いつつも満足気に淫乱さんは淫靡な笑みを見せた

 
 
 

Cペアは圧殺さんと巫女巫女先輩だっけか…
先程一日一回のエロ結界を考え無しに使ってしまっていた巫女巫女先輩だが……これからどうする気だろう…?

 

圧殺「……あっ……んっ……んんっ……あっ…あぁ……ん…」
巫女巫女「…ふむ……中々いい感度だな…。手の平に吸い付くような感じ…揉み甲斐がある」
圧殺「…それは……どうも……んぁ…!」

 

別にどうもしなかった
圧殺さんを後ろから抱く形で、すでに半裸状態の彼女の胸をぐにぐにと揉みしだいている巫女巫女先輩

 

圧殺「……あっ…ふっ……んぁぁ……はぁ……あっ……ち、乳首…抓らないで…」
巫女巫女「口ではそう言っても、体は正直だな……。しっかり勃ってるじゃないか…乳首…」
圧殺「……ッ!先輩こそ……ガチガチに勃起させてるモノが、さっきから私の背中に当たってますよ?」
巫女巫女「当ててるんだ。……とはいえこのままじゃお互い生殺しだからな……舐め合いっこと行こうじゃないか」
圧殺「……このままの方が、先輩にとっては有利でしょうに……」
巫女巫女「勝負はフェアに。紳士のたしなみさ」
圧殺「…はぁ…」

 

紳士はエロ結界だのエロオーラだのを出さないと思うんだ
だが巫女巫女先輩のフェア精神は一方的に責められている状態だった圧殺さんにとっては願ったり叶ったりだろう
いそいそと体勢を変え、69の形を取る二人

 

巫女巫女「…中々綺麗なピンク色だな。男性経験は無いと見た…」
圧殺「……そういうことは思っても口に出さないものです…。んっ……はむ……ちゅ……」

 

まじまじと圧殺さんの女性器を観察する巫女巫女先輩。おい、紳士は何処行った
そんな巫女巫女先輩を余所に、フェラを開始して先手を取る圧殺さん

 

巫女巫女「おぉ…」
圧殺「んふっ……んんっ……ちゅ…ちゅ……ちゅぱ……ちゅる……ちゅぷ……」
巫女巫女「これは…俺も負けていられん……んっ……」

 

先手を取られた巫女巫女先輩だが、負けるものかと圧殺さんの女性器へと舌を伸ばす

 

圧殺「……っ……あっ……あぁん…………んっ…ちゅ……ちゅぷ……」

 

巫女巫女先輩の舌使いとフィンガーテクに一瞬甘い声を上げる圧殺さんだが、ペニスを深く咥えこむことで快感に飲まれそうになるのを防ぐ
だが、だからといって巫女巫女先輩が愛撫を緩めることは無い
ちゅぷちゅぷと淫らな音を立てて、圧殺さんは愛液を滴らせていく

 

巫女巫女「…ふっ…ちょっと弄っただけで大洪水じゃないか……」
圧殺「……そういう先輩こそ、はちきれんばかりにガチガチなナニがビクビクして辛そうですけど…?」
巫女巫女「お互い様という訳か…」
圧殺「…そうですね。……んっ……ちゅぱ……ちゅぷ……あっ…んっ……ちゅ……」

 

それからの二人は大した会話もせず、一心不乱に互いの性器を弄ぶ
時折圧殺さんが切なげな甘い嬌声を上げる
その度に巫女巫女先輩は反応があったところを重点的に責めていく

 

圧殺「……んっ……ちゅぱ……ちゅぽ……ぢゅ……ちゅ……んぁ……んっぷ……あっ……」
巫女巫女「うっ…く……中々……。こっちも……そろそろマジで行こうか…」

 

言いながら巫女巫女先輩は舌先の動きに緩急を付けながら徐々に激しく刺激を加えていく

 

圧殺「……あっ……うっ……んんっ…!んっ…ちゅ…ちゅぽ…ちゅ…ちゅ…」

 

圧殺さんもそれに対抗すべく、ペニスを根元まで飲み込んで上下運動をより激しくする
互いがラストスパートを掛け、絶頂を導こうと必死だった
だがそんな状態も永遠に続く訳は無く、先に変化が現れたのは圧殺さんだった

 

圧殺「……あっ……あぁ……んんっ……あっ…そこ……あっ…!」

 

激しい攻防の中、圧殺さんはビクっと体を震わせ、

 

圧殺「…あっ…あぁ…!あっ…あっ……あぁぁぁぁぁ!」

 

一際高い嬌声を上げて、果てた
そして圧殺さんが絶頂を迎えるのにワンテンポ遅れる形で、

 

巫女巫女「…うっ……あっ…く、ぅ…!」

 

巫女巫女先輩も絶頂を迎え、大量の白濁液を飛び散らせた

 

圧殺「…んっ……あ…ん…熱い…」

 

そして、放出された精液は当然ペニスの目の前に居た圧殺さんの顔や髪に掛かり、彼女を汚す

 
 
 

ZIP「……ひっ……うっ……あ…ぁ……ぬ、抜いてぇぇぇぇ…」

 

そう言って弱々しく懇願するのはZIPちゃんだ
四つんばいの体勢で女性器に極太バイブをねじ込まれ、更に数本のケーブルが管のように伸びている

 

おぜう「ふふ……何故?まだ入るでしょう…?」

 

言いながらZIPちゃんの性器を広げ、ローターを無理矢理突っ込むおぜうさん

 

ZIP「…うぅ……やぁぁ……もう…入れないでぇ……」
おぜう「嫌」
ZIP「…うっ……あ…あぁ…!」

 

ZIPちゃんの懇願も虚しく新たに膣内へと飲み込まれていくローター
計10個のローターと極太バイブを入れられてポッコリと膨らんだZIPちゃんのお腹からは、くぐもった低い振動音が絶えず響く

 

ZIP「…あっ……うっ……うぁぁ……」
おぜう「うふふ…いい格好だこと……。尻穴までヒクつかせて、こちらにも欲しそうね…?」
ZIP「…ひっ…!」

 

おぜうさんの言葉にZIPちゃんの表情が凍りつく。まだ何かしようというのかあのドSさんは

 

おぜう「…お尻、上げなさい…」
ZIP「……えっ……?」
おせう「もっと尻を上げろと言っているの」

 

僅かに怒りを交えた声で、ZIPちゃんのお尻をパァンと引っぱたき、もっと高く尻を上げろと催促するおぜうさん

 

ZIP「…うっ……あ、上げますぅ……だから叩かないで……」

 

もう涙目で大人しくおぜうさんに従うZIPちゃん
先程の勝利の余韻は何処へやら。天国から一転して地獄に叩き落された気分だろう

 

おぜう「ふふ……そうそう…。じゃ、始めましょう……」

 

ZIPちゃんのお尻をまさぐりながらおぜうさんが手にしたのは数珠のような物体…アナルビーズだ
その先端とお尻の穴の間にローションを垂らし、

 

おぜう「さぁ……何個入るかしら……?」

 

心底楽しそうな笑みを浮かべて、アナルビーズをZIPちゃんのアナルに入れ始めた

 

ちゅぷ…まずは一つ
ZIP「…ひぅ…!」

 

ちゅぷ…二つ目
ZIP「…うっ……あっく…」

 

ちゅぷ…三つ目
ZIP「…やぁぁ…いやぁ……」

 

ちゅぷ…四つ目
ZIP「…あぅ……うっ…あぁ…」

 

おぜう「…あぁ、面倒くさい。全部一辺に入れてしまいましょう…」

 

ビーズを四つまで埋め込んだところでおぜうさんが気だるげにそう言い放ち、強引に残りをねじ込んで行く

 

ZIP「…ひっ…あっ…あががっ……が…ぁ……あっ…!」

 

ゆっくりとした動作から一転、相手のことを全く考えてないねじ込みに、ZIPちゃんは苦しそうに呻く
やがてアナルビーズは一つ残らずZIPちゃんの直腸に収まる
予想だにしない出来事に目を見開き、荒い呼吸をするZIPちゃん。自然と涙が溢れ、彼女の頬を伝った
だが、恥辱を噛み締める彼女の胸中とは裏腹に、女性器からは止め処無く愛液が溢れる

 

おぜう「あらあら…体は正直ね……。こんなに蜜を滴らせて……気持ち良かった…?」
ZIP「……ッ!!」

 

その様子を見てくすくすと笑うおぜうさん。だがZIPちゃんは何も応えない。悔しさを噛み潰すようにギリリと歯軋りをする

 

おぜう「……ふん……まぁいいわ……。それなりに楽しめましたし……
    ……ところでコレ、一気に引き抜いたらどうなるかしら……?」
ZIP「……えっ……?」

 

くすくすと、まるで歌うように笑うおぜうさんはZIPちゃんの直腸にスッポリと収まったアナルビーズに手を伸ばす
次におぜうさんが何をするのか悟ったZIPちゃんは、一気に青ざめる

 

ZIP「……い、嫌……止めて……」
おぜう「ふふ……そんな怖がらなくても……痛みも、快感も、ほんの一瞬ですわ…」
ZIP「……ッ!や、やめ―――――」

 

ZIPちゃんが「止めて」と懇願するよりも速く――――
おぜうさんは、ZIPちゃんにねじ込んだアナルビーズを、力任せに一気に引き抜いた

 

ZIP「――――ッ!?!?!?!?あがぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

ぶちゅりと、引き抜かれる音が短く響くと同時に、ZIPちゃんはまるで獣のような叫び声を上げて果てた

 

おぜう「アハハハ……まるで獣の咆哮ね……」

 

足元で痙攣するZIPちゃんを見下ろしながら、おぜうさんだけは楽しそうに笑っていた

 
 
 

にん「……て言うかおぜうさん……いちいち相手を再起不能にしないで下さい。後のお楽しみが減るじゃないですか……」
おぜう「……あら……それはごめんなさいね……ふふ……」

 

眉を顰めてにんっさんがおぜうさんに抗議するが、当の本人は何処吹く風。まるで悪びれていない
あの後、ZIPちゃんも保健室に運ばれた
69先生は特に詮索してこなかったが、明らかに「お前ら何してるんだ?」的な視線を向けられたのは言うまでも無い

 

にん「……ハァ……もういいです……。次はちゃんと加減を考えて下さいよ?」
おぜう「…善処しましょう……」

 

…と言ってるが、きっと容赦なんてしないんだろうなぁ……おぜうさん

 

にん「さ、人数も絞られてきたし……どんどん行こうか!」

 

そう言って再び抽選箱を皆の前に用意するにんっさん

 

……まだまだ饗宴の時間は終わらない………

 
 

            後編に続く

 
 
 

おまけ. ~幕間にて

 

オレオ「…ところでにんっさん」
にん「んー?何、オレオ?」
オレオ「正直な話、よく我慢出来ますね?」
にん「何が?」
オレオ「いや、自他共に認めるビッチのにんっさんが、こんな乱交現場を目の当たりにして、よく平気で進行出来るなぁ、と」
にん「ハハハ、何言ってんのオレオ。濡れ濡れのグショグショに決まってるじゃない」
オレオ「マジか!?」
にん「落ち着け」

 
 
 

ひとまず、了