ちょっとした息抜きのつもりだった
いざ参加してみたら、主催の淫乱さんが乱交大会などと訳の分からないことを言い出し始めた
抗議しようとしたら即却下された。他にくるるさんといつもの先生も抗議したが、上手く言い包められてしまっていた
…というか何で皆こんなおかしなルールが平然と受け入れられるんだろうか……理解不能
隙を見て逃げようとも思ったがスキマシステム効果で体育館の出入り口は何処も閉ざされていた。泣きたい
そして決まった組み合わせ。私の相手は「自他共に認めるビッチ」「誰とでも寝る女」とまことしなやかに囁かれるにんっじんっさんだった。勘弁して
案の定、私は為す術も無く犯された(彼女が言うには思いがけない抵抗をしたらしい。が、覚えてない)
…まさかこんな形で処女を散らすことになるなんて、思いもしなかった。死にたい
……そして今、私は………
exe「ひっ……!こ、来ないで…!離してぇ!!!」
無数の触手を持った怪物に、襲われていた
…どうしてこんなことに………私何もしてないのに……
薄暗い体育倉庫の中、管のような触手が私の体に絡みつき、その自由を奪う
無理矢理足を拡げさせられ、一番大事なところを目の前の怪物……YUKA-RINに晒す羽目になる
先程まで不本意ながらにんっさんと交わっていた私のヴァギナは今も尚愛液を滴らせている
YUKA-RINは、そんな私のヴァギナを品定めでもするかのように滑った舌で舐め回してきた
exe「…あっ……はっ……や、止め……舐め…ないで……ひゃあぁぁぁん!!!」
嫌だ嫌だと思っても体は正直なもので、性器を舐められる度に私の口から卑猥な喘ぎが漏れる
それに気を良くしたのかは知らないが、YUKA-RINは更にベロベロと私のヴァギナを舐め続けた
exe「ん……はぁ……あっ……嫌……なのにぃぃぃ……やぁん……」
不快な気持ちとは裏腹に、舐められる度に快感に酔いしれて昂ぶっていく私。……何で……こんな……
exe「あっ…あっ……あぁ……はぁん……あっ……あん……あっ……」
それほど時間が経っていた訳ではないが、何時間もの間性器を舐められ続けていたような錯覚に私は陥る
ひとしきり私の性器を舐め尽したYUKA-RINは、今度は男性器の形をした太い触手を私のヴァギナへと近づけてきた
……その目的は言うまでも無いだろう。朦朧とした意識の中、先程のにんっさんとの行為を思い出す
けれど、私に抗うことが許されるハズも無く……
exe「んっ……は…ぁ……ひぃぃぃぃ…!」
そそり立つ男のモノが、肉壁を押し広げて再び私の膣内へと侵入してきた
exe「…入って……来る……ふぁぁぁぁぁん…!」
イタイ
コワイ
キモチワルイ
下腹部に感じる異物感と不快感が私を支配していく
また犯される……誰か助けて…!不安が恐怖へと変わって、来る筈の無い助けを願った
……でも、当然そんな都合のいいことが起こる訳が無く……恐怖は絶望へと変わった
exe「ひっ…う……今度は…何……?」
子宮口まで届く程ズッポリと男根触手をヴァギナに埋め込まれると同時に、今度は肛門にさっきと同じ不快感と異物感を感じた
恐る恐る振り返ると、私の後方に伸びていたもう一本の男根触手が、私のアナルをこじ開けて侵入しようとしているのがちらりと見えた
exe「やっ…ぁ……そこ……違っ………あぁぁぁぁぁぁ!!!?」
しかし、それに気付いたところで私にはどうすることも出来ない
ヴァギナへの侵入と同じように肉壁を押し広げて、男根触手は私のアナルまでも蹂躙する
直腸を抉るように、本来排泄するための器官に入り込む触手
exe「嫌ぁ!!!抜いてぇぇぇ!!!……んっ…!んぐ……!!!んん―――!!!」
ヴァギナとアナル、二つの穴を塞ぐと同時に更なる男根触手が今度は私の口を塞ぐ
そのため、私の叫びはすぐ様くぐもった呻き声に変換される
…もっとも、どんなに泣き叫んだところで状況が何一つ変わらないのだけど
……でも、それでも……理不尽を叫びたかった。拒絶を声にしたかった
しかし、目の前の怪物は私にそんな権利すら与える気は無いらしい
程なくして、男根触手による注送が始まった
口を、ヴァギナを、アナルを、乱暴な動きで蹂躙される
exe「んぐっ……んんっ…!んー!んっ…!んっ…!んん……んっ…!ん―――!」
熱い肉棒で膣内と直腸を擦られる度に、背筋を通して電流が走るような感覚が脳を刺激する
刺激に反応して、壊れた水道のように愛液が私のヴァギナから溢れる
まるでお漏らしでもしたみたいに溢れ出た愛液が零れ落ち、床にシミを作った
口の中を暴れまわる男根触手には必死で舌を絡めて、舐める。同時に口を窄めて、吸い上げる
…別に意識してやっている訳じゃない。自然と口と舌が動いたのだ…。雌の本能だろうか
そういえば下腹部の異物感も不快感ももう感じない。代わりに感じるのは、注送がもたらす快楽
exe「…んっ……んんっ……んちゅ……んっ……んっ……んん……んっ…ん……は…ぁ……」
膣内を擦られ、抉られる度に快感が私を支配する
キモチイイ
モットシテ
モットハゲシクシテ
我ながら何という変わり身だろう
もう私の優先順位は、この快楽を貪ることに切り替わっていた
私の膣内で、男根触手が動きながらビクビクと震えているのが解る。それは射精の合図
…私も、もう限界に達しようとしていた
exe「んっ……んぐっ……んはぁ……ダメ……イッちゃ…う……わた…し……あっ……はぁ…!あぁん…!あっ…あっ……あぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
私が絶頂を迎えるのと同時に、下腹部に熱い放流が流れ込んでくる
何度も何度も震え、男根触手が私の膣内と直腸に熱い白濁液を放つ
私の口内を蹂躙していた男根触手も、ビクビクと震えて大量の精を私の顔目掛けて放った
exe「あっ……やぁ……熱い……」
放たれた白濁液は信じられない程の量を放出し、私の顔だけでなく体中を汚す
同時にむせ返るような独特の臭いが私の鼻腔に充満する
…でも、不思議と嫌悪は感じなかった。むしろもっと嗅いでいたいとすら思う。どうしてしまったんだろう、私…
射精を終えた男根触手が私のヴァギナとアナルからそれを引き抜くと同時に、膣内に収まり切らなかった白濁液がどろり、と垂れて、新しいシミを床に作る
そして絶頂を迎えて尚、私を拘束し続ける触手達。…まだ私は解放されないようだ
???「はーなーせー!!!離せこのー!気色悪いぃぃぃぃ!!!」
暫くして、YUKA-RINが外に触手を伸ばし始め「何だろう?」と思っていると新しい獲物が連行されてきた
…あれは……天子ちゃんといったか……内気な私と違って明るくて元気な子だ
でも、この性欲旺盛な怪物の前では元気だろうが何だろうが関係無い。穴という穴を等しく犯されるだけだ
天子「ひっ……!や、やめ……胸……乳首弄らないでよぅ……ひゃぁぁぁん…!」
手始めとばかりに細い触手が天子ちゃんの体中を弄り、愛撫を加えていく
天子「…ッ!?やっ…!そこ……ダメ……い、入れちゃ…やぁぁぁぁん!」
全身を隈なく弄られ、今度は女の一番大事な部分へと管触手が伸びる
その傍らでは、先端をガチガチに剛直させた男根触手が今か今かと肉壁の奥を掻き分けて進む時を待っていた
天子「…や、やだ……そんな太いの……入らない……無理…無理だって……ひっ……いっ……ぎぃぃぃぃぃ!!!!」
天子ちゃんの懇願も空しく、YUKA-RINの男根触手は容赦無く彼女のヴァギナへと侵入を開始する
天子「あっ…が…あっ……やめ………ひぅ…!お、お尻にまで…!?や、止めてぇ…!あぁぁぁぁ!!!」
そして私の時のように男根触手は天子ちゃんのアナルにも侵入し、泣き叫ぶその口を塞ぐ
天子「ふぐぅ!んぐっ…!……んんー!んぅ!んー!!!」
そんな天子ちゃんが犯される光景を、私は何処か冷めた目で見ていた
私もさっきまであぁして犯されていたんだなぁ……とか、そんなことをぼんやり考えていた
exe「……んっ……?なぁに……?」
天子ちゃんが犯されている様をボーッと見ていたら、天子ちゃんを犯しているのとはまた別の男根触手が、ウネウネと私の側に近づいてきた
最初はグロテスクで気持ち悪いと思ったけれど、こうしてじゃれついてくると何だか小動物みたいで可愛く思えてしまう
試しに、そっと撫でてみる。撫でる度に触手はビクビクと反応し、先端はムクムクと膨らんで硬くなっていく
exe「……あっ…!ひゃうん…!」
気付けば他の男根触手達がその身を私の性器に擦りつけている
その愛撫に反応して、私のヴァギナから再び愛液が滴り、擦り付ける触手との間でにちゃにちゃと卑猥な音を立てる
exe「……挿入れたいの……?また私の中で……暴れたいのね……?いい…よ。……私も……我慢……出来ないからぁ……」
私のその言葉に、「待ってました」と言わんばかりに男根触手が反応し、濡れそぽった私の性器に荒々しくその剛直を突き立て、侵入を開始する
exe「あっ…!はぁん…!また……太いの……入ってくるのぉ……」
ズブズブと音を立てて、男根触手が私の膣内へと埋まっていく
けれど感じるのは不快感でも嫌悪感でもない……充実感
ペニスを挿入されることに、私はその時確かに満たされる気分を味わっていた
どうしてだろう?あんなに嫌だったのに……
ぐるぐると、思考が巡る。どうしてこうなったのか、理由を考える……
でも……どんなに考えても今すぐには答えが出そうに無いので―――
私は、考えるのを止めた
了