――ふぅ、こんなところでしょうか?
いつもの先生「ありがとうございます。」
俺は先生の次の授業で使うと言う巨大な要石と模造刀、他数点の資料の準備を頼まれた。
普段から怠けているからこういうときこそ内申天(誤字じゃない)を稼いでおかなければやばい。
いつもの先生「お疲れ様でした。少し、付き合いませんか?おいしい紅茶のある店、見つけたんですよ。」
――あれ? いいんですか?
いつもの先生「まあたまには教え子に優しくすることも善行ですから。」
――はは、たまに、ですか……
いつもの先生「あまり親切にしすぎると堕落してしまうでしょう? としあき君の場合は特に。」
――いやー照れますね
いつもの先生「褒めてませんよ?」
――分かってます
緋想天学園からの帰り道の途中にある交差点、その手前にある喫茶『THE WORLD』
さらにその隣にある『上海紅茶館』がオススメとの事だ。
??「いらっしゃいませー」
――いつもの先生はよくここに来るんですか?
いつもの先生「まあ、最近は割と……ケーキもオススメですよ」
――あ、いや、俺あまり金持ってないんで……
いつもの先生「うふふ、今日は頑張ってくれたので何でも奢っちゃいます。」
――じゃあこのメニューにあるヤツを全部
いつもの先生「ダージリンとチーズケーキを二つずつお願いします。」
??「えっ……まあいいですかねー。お連れさん頑張ってくださいね?」
――……
いつもの先生「限度をわきまえてくださいね?」
――……はい……ところで店員さんなんか変じゃありません?
いつもの先生「そうですか?……確かにケーキを頼む時は何かよそよそしい感じですが……」
――気のせいですかね?
いつもの先生「だと思いますよ。それにあまり人を疑うのはよろしくありませんよ。」
しばらくして、良い香りのする紅茶とケーキが運ばれてきた。
先生がオススメと言うだけあって中々良さそうだ。
いつもの先生「ではいただきましょうか。」
――はい
紅茶を一口飲み、その暖かさに顔が緩む。
ケーキもすっきりした甘さが舌の上で踊るように、飽きのこない様々な味わいが楽しめる。
ちらりと先生を見るとケーキを食べながら満面の笑みを浮かべていた。
――中々うまいっすね。
いつもの先生「でしょ?でしょ? あまり目立たない隠れ家的位置なんだけどとってもおいしいスイーツあるのよぉ」
――は?
いつもの先生「あらー?ノリが悪いわねぇ。あーそっかーお腹すいたんでしょ?ほら、もっと食べて良いからぁ」
――いや、そうではなく……
いつもの先生「んー? じゃあトイレ?良いわよぉ行ってきて。待ってるからー」
――あ?あ、あぁ…はぁ……
いつもの先生「がんばれー」
仕方ないので一旦席を立つ事にした。
何、あれ?
??「あちゃーダメでしたか。」
――は?すいません、一体…?
??「いえ、実はあのケーキには少量のブランデーを隠し味に染み込ませてあるんですよ。
以前もそれでちょっと大変な目にあいまして……」
――げ……
??「本当に問題にならないくらい少量なんですけど……以前よりさらにさらに減らしたんですけどダメだったみたいですね…まぁ、頑張ってくださいね。」
――そ、そんな……
愕然としながら席に戻ると先生は半分うとうとしていた。
いつもの先生「おっそいよぉ。」
――す、すいません……
いつもの先生「もったいないからとしあきの分も食べちゃったぞぉ!あはははは!」
よく見ると半分残っていたはずのケーキが綺麗になくなっていた。
紅茶も少し減ったような気がしなくもない。
いつもの先生「あんまり女の子を待たせちゃダメなんだぞぉ! 大体、としあき君は授業中だっていつもいつも……」
顔を膨らませて袖をブンブン振る先生はちょっと可愛い。
可愛いけど逆になんか怖い。
いつもの先生「というわけでぇ……もっと善行を積まないと……しょうがないなぁとしあき君は……」
あらら、先生寝ちゃったよ……
顔ががっくんがっくん揺れて半分泥酔状態だなこれは……
??「お水もってきましたー…ってあら?寝てしまいました?」
――はぁ、すいません……
いつもの先生「あー……すいませんー会計いくらでしたっけー…?」
??「え? えーっと……880円ですね」
いつもの先生「はいーどうもー。おいしかったですー。」
??「あ、ああ、ありがとうございます…?」
いつもの先生「じゃあ行きましょうかー」
――え、ちょっと……大丈夫なんですか?
ふらふらしながらいつもの先生は出て行ってしまった。
――ちょ、ちょっと、待ってくださいよ!
俺は慌てて追いかけた。
??「先生……大丈夫かなぁ」
――先生! 先生! どこ行くんですか!
いつもの先生「あらー?としあき君はもう帰ってもいいですよー?私はまだ……仕事が残って……」
――げっ!
俺の見ている前でいつもの先生はぶっ倒れた。
ちょっと待てよ!これはさすがにやばいんじゃないか!?
すでに日は落ちてあたりは薄暗くなってきている。
こんなところに先生を放って帰るわけには行かない。
――しかたない…学校の保健室に寝せておこうか……
先生を肩に担いで……
と言うのはさすがに無理があったので背中に背負っていくことにした。
むぅ……軽いな。
それでも女性らしい胸の弾力が歩くたびに背中を押してきて困ってしまう。
いつもの先生「んぅ……すぅ……」
先生は俺の首の後ろで寝息を立てている。
時折首筋にかかる暖かい風に俺の心臓は跳ね上がるように高鳴った。
学校の中には誰もいなかった。
さすがの生徒会の面々も帰ってしまったらしく、校内は異様なほど静かだ。
一度職員室に事情を話しに行こうかと思ったが、先に荷物……いや、先生を置いてきた方が良いと思ったので素通りした。
いつもの先生を寝かせようと保健室に行って見たものの、出張中という張り紙があるだけで誰もいなかった。
勝手に入って悪いとは思ったが、他にうまい考えが無かったのでそのまま先生をベッドに寝かせた。
いつもの先生「ん……」
先生をベッドに横たえると俺も急に疲労感に襲われた。
そばの椅子に座って先生の様子を確認する。
運んでくる時に僅かに乱れた着衣から下着が見えていた。
規則正しい呼吸を繰り返す胸元からもブラの模様が見えてドキドキと興奮が収まらない。
ゴクリ、とつばを飲み込む音がやたら大きく響いた気がして、俺はそっと口元を押さえた。
いつもの先生「うぅん……あ、あれ……?」
――あ、気がつきました?
いつもの先生「ここは……」
――学校の保健室です。
いつもの先生「確か……えっと……」
――先生、急に倒れたんですよ。大丈夫ですか?
いつもの先生「そうでしたか……ありがとうございます。」
――もう大丈夫ですよね?それじゃ、俺、帰りますので……
いつもの先生「あ……」
先生の腕が俺の手をとる。
少しだけ冷えた手が俺との体温の差を感じさせた。
――先生?
いつもの先生「い、行かないで……ください。こ、ここにいて…」
――……
こんな弱弱しい先生を見たのは初めてだ。
俺はそっとベッドの方に腰を下ろした。
先生は安心したように目を閉じて……
――え……
俺の頭を抱えて急に引き寄せた。
急なことに抵抗も出来ずに俺の唇は奪われていた。
いつもの先生「ん……ふ……はぁ……んぅ……」
唇が柔らかいもので閉ざされる。
とっさに何か言おうとして口をあけたら、今度はそのまま先生の舌が俺の口の中に入ってきた。
いつもの先生「んちゅ……れろ……んはぁ……はぁ、はぁ、としあき……君……」
――せん……せ……
いつの間にか俺も先生に答えるように舌を突き出していた。
舌を絡ませ、お互いに求め合うように、思う存分唾液を交換した。
いつもの先生「はぁ…はぁ…」
――先生……お、俺……
いつもの先生「あ……」
俺は手を伸ばして先生の衣服を剥ぎ取る。
上半身をはだけさせて、形の良い……小ぶりな胸に直接手をのばす。
先生は恥ずかしそうに目を横に向けていたが、抵抗することは無かった。
――先生……先生……ごめんなさい……
いつもの先生「はぁ……はぁ……ん……どうして……謝るんですか?」
――だって……先生は先生なのに……俺……生徒なのに……
いつもの先生「……」
先生は黙ってしまった。
それでも俺は乳首にむしゃぶりつき、赤ん坊のように吸い続ける。
ピンク色の突起を舌で転がし、指先で弄び、そして硬くなってきた乳首をさらに強く、激しく弄ぶ。
いつもの先生「ん、んぅ、としあき君、としあき君……そんな……胸ばっかりじゃなくて……」
夢中になるの頭を抱きしめたまま、先生の方から求めてきた。
いつもの先生「こっちにも……ください。」
スカートの中の下着はもうぐっしょりと濡れていた。
俺で感じてくれていたんだと分かると、ちょっとだけ嬉しいような、誇らしいような不思議な気持ちになった。
先生を見ると、その顔がコクリとうなずいた。
俺は先生のパンツを脱がすと自分もズボンのベルトをカチャカチャと外して下半身を取り出す。
いつもの先生「あ……あの、スカートは……」
――ごめんなさい。俺、もう我慢が……
いつもの先生「……くす。仕方ありませんね。……どうぞ……来て……ください……」
――先生っ
俺はペニスの先を先生の股間にあてがい、そのまま一気に貫いた。
濡れていたとはいえ、肉の壁を抉るように一気に貫くと、さすがの先生も痛みに目を見開く。
暗くてよく分からないが肉棒を挿入しただけで急に濡れたような感じがする。
いつもの先生「いっ……と、とし……もっと……や、優しく…」
遅いくる快感に俺も脳髄が痺れるような感じがする。
あまりに気持ちよすぎて、油断したらすぐに果ててしまいそうだった。
それでも俺は腰を叩きつけることをやめず、若さを言い訳にして動き続けた。
――先生っ!せんせっ!
いつもの先生「ふぁぁ、や、やめ……な、中は、だ、ダメ…」
――ぐぅぅ!
キュウキュウと断続的な締め付けに耐えられず、そのまま俺は射精してしまう。
先生も涙を流し、ガクガクと痙攣したかと思うとそのまま失神してしまったようだ。
――う、うぅ……せ、先生……
いつもの先生「はー……はー……」
だらしなく涎を零しながら真っ赤な顔で息をする先生。
外はすっかりと暗くなって、丸い月が俺たちを照らしていた。
行為が終わってから、俺は自責の念に苛まれながらこれからのことをぼんやりと考えていた。
――あの雷影様……黙ってませんね。