踏まれ「よし!じゃあ今日も張り切って行っくよー!」
――またか。
正直俺は気が乗らない。
毎日と言うわけじゃないがこう頻繁だと飽きると言うかなんと言うか。
要するに他のやつも誘ってやれよ、といったような、なんとも疎ましく感じるのだ。
――もう俺も大分この学校に慣れてきたし無理に構わなくてもいいんだぞ?
踏まれ「ん?別に無理なんかしてないけど……今日は都合が悪かった?」
――いや、そういう訳じゃないんだが……とにかくもうあまり案内とかしてくれなくてもいいよ。
踏まれ「……そ、そう……あ、じゃあさ。駅前においしいカフェができたからそこで……」
――いや、そういうことじゃなくてだな…とにかく今日はもう帰るから、じゃあな。
踏まれ「あ……」
ちょっと可愛そうだったかな。
ちらりと見た踏まれさんの悲しそうな顔がいつまでも心の中に焼きついていた。
そして夜
――何だこの映画…ゴーレム…これは……酷い駄作だな……
Bクラスを通り越してZクラスの映画に別な意味でニヤニヤする。
もっと他にすることは無いのかと突っ込まれそうだがたまには駄作も見てみるものだ。
……いや、やっぱ苦痛だわこの映画。
――ん?
今誰か来たような。
……やっぱりだ。誰だ?こんな時間に。
――はい?どちら様でしょう?
踏まれ「としあきさんのお宅ですよね? 私、風見といいます。」
踏まれさんか。
昼間のことが少しだけ思い出される。
ちょっとだけ後悔の念が湧き上がった。
――何?
踏まれ「あ、その……えっと……」
ついぶっきらぼうな口調になってしまった。
ん? 制服のまま…?
――あ、すまん。まあ、入ってよ。汚いところだけどさ。
踏まれ「え? でも……」
――いいから。どうせ誰もいないし……
踏まれ「そ、それって……」
――あ、いや! 違う、そういう意味じゃない!
踏まれ「……クス。何想像したのよ?このスケベ!」
――……
踏まれ「あー! 待って待って! 入ります入ります!」
――よろしい。我の寛容な心に感謝して入るがよい!
踏まれ「ははー!」
大げさな身振りでお辞儀をするとちゃんと靴を揃えて中に入る。
特に客間があるわけでもないので俺の部屋に招くことにした。
――ちょっと待ってて。一応片付けるから。
踏まれ「え? 別に気にしないのに……」
――俺が気にするの!
部屋の中を手早く片付ける。
と言っても出しっぱなしの本やDVDなどを隅っこに押し付けるだけだが。
踏まれ「まだー?」
――ちょっと待って。……よし、いいよ。
踏まれ「お邪魔しまーす」
――今コーヒー待って来るから。
踏まれ「うむ、客に対するもてなしの心を忘れてないようで何よりじゃ」
――……お湯でいいか?
踏まれ「あぁん! そんな殺生な!」
無言のまま部屋を出るとさっさとインスタントコーヒーを溶かして砂糖をドバドバ、ミルクもドバドバ。
カチャカチャと軽くかき混ぜるとコーヒー独特のいい香りが立ち込めた。
少し甘すぎるかもしれないが……まあこれくらいの方がいいだろう。
――お待たせ。……ってなにやっとんじゃ!
踏まれ「げっ!? え、えっと、早かったね?」
ベッドの下に隠しておいたエロ本がばっちり見つかり、あまつさえ読みふけっておられる。
踏まれ「え、え、えっとこれはだね……いや、健全だと思うよ? うん」
――いいからしまえ!
踏まれ「ごめんなさーい!」
ベッドの下に潜り込み奥の方にしまわせる。
全く、油断も隙もありゃしない……
とりあえずコーヒーを机において……
――ぱんつ見えてるぞ。
ゴンッ!と凄い音がした後にのろのろとスカートを抑えた。
踏まれ「い、イタタ……」
――で? 何だっけ? まさかエロ本読みに来たわけじゃないよね?
踏まれ「あ、その……私……」
――うん。
踏まれ「……ねえ」
――うん?
踏まれ「さっきの本みたいなことしてみたい…?」
――は?
俺の見ている前で上着を脱ぎだす。
震える指先でブラウスのボタンを外すと、はだけた胸元から純白の下着があらわになった。
――や……やめてくれ。
踏まれ「どうして? あんな本隠し持って、本当はやってみたいんじゃないの?」
――そ、それは……
踏まれ「ほら、ここはもうガチガチみたいだよ……?」
ズボンのチャックを下ろすとすっかり勃起したチンコが露出する。
そこは痛々しいほどに固まり、不安と期待にビクビクと震えていた。
踏まれ「ふふ……」
――うあ!
踏まれさんの小さな手が俺の肉棒を扱き出す。
初めての感覚に俺は電流が走ったように身動きができなくなった。
踏まれ「あ、なんか出てきた……? え、えっと、な、舐める……ね?」
――え……? うぅ!?
踏まれさんの舌先が亀頭に触れる。
カリの部分まで一気にくわえ込むとそれだけで射精しそうになる。
踏まれ「んちゅ……ふぅ……んむぅ……」
――うわあぁぁ……ちょ、ちょっと…も、もうや、やばいって……
踏まれ「ちゅ、んぷ、ん、ん、ふ、んぅ?」
――ご、ごめん!
このまま口の中に出してしまいたい欲求に逆らって口の中から引き抜く。
直後に白いカタマリが踏まれさんの顔面に飛び散った。
踏まれ「きゃ! あ、あわわ……」
――う、うぅ……
手で押さえたままのペニスから精液が迸り踏まれさんの顔を汚して行く。
それを呆然としたままの顔で踏まれさんは受け止める。
――はぁ、はぁ……
踏まれ「……」
――ご、ごめん……
踏まれ「ねぇ……」
――え?
踏まれさんはそのまま横になって恍惚とした表情で言った。
踏まれ「最後まで……して?」
もう我慢できそうになかった。
――……
はだけたブラウスに構わずブラを捲くり上げ、直接胸を揉みしだく。
乳首の先を口に含み、指先と舌で存分に味わった。
心地よい弾力が舌先に返ってくるたび、もっと味わいたいと思う。
そんな俺を踏まれさんは無言で抱きしめてくれていた。
踏まれ「ぅ……はぅ……」
時折艶のある声が聞こえてくる。
それを無視してスカートの中に手を突っ込むと下着はすっかり湿っていた。
踏まれ「あっ!」
パンツの上からクリトリスを摘み上げると一気に下着が濡れた気がする。
俺は乳首を口から放すと踏まれさんの目を見て言った。
――いい?
踏まれさんは何も言わずただコクリとうなずいた。
その顔はずっと真っ赤で、うなずいた後すぐにそっぽを向いてしまった。
鼻先にくっついたままの精液が半分乾いてネバネバになっていた。
仰向けになった踏まれさんの足を持ち上げてパンツを脱がす。
焦るあまり足に引っかかったままのパンツが中々脱がせられない。
踏まれ「あ、い、いいよ、自分で……」
踏まれさんが言いかけたところでようやく片足からパンツが抜けた。
その後はもう何も考えられず、ただ踏まれさんの足の間に顔を埋めた。
踏まれ「きゃっ!」
足を広げて股間をじっくり見るとヒクヒクと誘うように動いていた。
踏まれさんが顔を押さえつけて足を閉じようとする。
気にせず少しワレメの奥に舌を入れると、その進入を拒むように締め付けてきた。
踏まれ「や、やだ! 何してんのよ!」
――さっきやってもらったことのお返しをしようかな…と
踏まれ「や、やめてよ!」
真っ赤になって今にも泣き出しそうな踏まれさんを見て、これ以上は可哀想な気がして口を離す。
どっちにしても唾液と愛液が混ざって滑りやすくなったとは思う。
――じゃあ
踏まれ「い、一気にやっちゃってよ……」
踏まれさんの唾液に光る肉棒をあてがい、言葉通り一気に奥まで差し込んだ。
踏まれ「あがぁっ! ……ひっ、い、痛った……」
――大丈夫?
純潔の印である赤い筋が床に広がる。
踏まれさんの目には涙が溜まり、瞬く間に零れ落ちた。
踏まれ「い、痛いけど……だ、大丈夫……動いていいよ。」
――ごめん。
ゆっくりと腰を引き、肉棒が抜け出てしまわないところでまた奥に入れる。
その度に踏まれさんの膣壁がキュウキュウと締め付けて、俺は二回目だというのにすぐに射精してしまいそうになる。
踏まれ「う、うぅ……あ、ふぅ……」
――はぁ、はぁ、ヤバイ、すごい……気持ちよすぎて…もう…
踏まれ「ふぅ……ふぅ……い、いいよ。としあきなら…いいから」
――うぐ!
そのままドクンドクンと精液が吐き出され、踏まれさんの中を白く染めていった。
慌ててペニスを引き抜いても後の祭りだ。
赤と白が混ざって、ピンク色になった液体が泡立ったままゴボリと流れ落ちた。
踏まれ「はー……はー……」
――ああ……ご、ごめん……
とりあえずはティッシュを取り出し踏まれさんの秘部を拭いてあげる。
指先を入れて精液を掻き出そうと思ったが踏まれさんの様子があまりに痛々しくてやめた。
踏まれ「うぅ、ぐ、ご、ごめんね。としあき」
――え?
踏まれ「わ、私、あなたのこと、考えてなかった……ずっと一緒に校内を回りたかった……」
――……
踏まれさんが泣きながらそんなことを言い出す。
もしかして今日先に帰ったことを気にしてるのだろうか。
踏まれ「ずっと、ずっと…一緒に回ってくれると思ってた……いつの間にか……あなたのこと好きになっちゃって…」
――俺……俺は……
踏まれ「ごめん、自己満足だよね……」
――そんなことない! そんなことないよ……
踏まれ「ううん、いいんだ。としあき君の気持ちが私に向いてなくても……」
――そうじゃないよ。俺も……踏まれさんと一緒だと安心だし……これからも何かあったら頼りに……
踏まれ「わ、私よりも、あるる先輩とか、ゆむ先輩とか……生徒会の皆の方が…」
――ち、違う!そうじゃなくて!
もう面倒だ。
何か言ってもまた訳の分からないことになりそうだし
踏まれ「何がちが……むぐ!」
言いかけた踏まれさんの口を無理矢理口でふさぐ。
さっきフェラしてくれたとか精液がついてるとかそんなことは気にならなかった。
踏まれ「ん……」
触れるだけのキスをして、矢継ぎ早に捲くし立てる。
――俺も踏まれさんのことが好きだから。これからも一緒にいて欲しいから……
踏まれ「今日は私を置いて帰ったのに…?」
――あ、いや、それは……
踏まれ「クス……じゃあさ、許してあげるから一つお願いを聞いてもらってもいい?」
――ああ、何?
踏まれ「……キスして」
――喜んで。
再び唇を重ね合わせた。