su149420

Last-modified: 2009-02-10 (火) 12:50:56

淫乱「はーい! 皆さんのお耳の恋人、放送部の淫乱です! 今日も皆さんのお耳に素敵なニュースをお届けします!」

 

昼休み、私はマイクに向かって話しかける。
いや、マイクではない。マイクの先にいる生徒達に向かって……

 

淫乱「おかげさまでこの放送も10回目を迎えました! これからもよろしくお願いします!」

 

簡単な挨拶、流行の音楽、新聞部から巻き上げたネタ……
放送も10回目ともなると慣れてきてそこそこの形にはなる。
ただちょっと型にはまってるというか……マンネリ化は避けられない。

 

淫乱「それでは今日はこの辺で! バイバーイ!」

 

喋っている時の時間はあっという間だ。
この時は私も時間を忘れて楽しむことができる。
以前書類を提出してくれたとしあき君に感謝しなくちゃ……

 

淫乱「ん?」

 

そういえばまだお礼をしていないことに気がついた。
すっかり忘れてたけど、ないがしろにするわけにもいかないよね。
放課後にでも探してみようかな……

 

淫乱「あ、いた……」

 

私は以前放送部設立の折にお世話になったとしあき君を探して廊下をうろついていた。
ん? あの女の子……踏まれちゃんだっけ? 随分親しげだけど……もしかしてつきあってるのかな?
あ、行っちゃった……まあいいや

 

淫乱「こんちわ! この間はありがとね!」
――え? あれ? 確か……
淫乱「やだなー見覚えは無くても聞き覚えはあるでしょ?」
――もちろん。淫乱さんだよね? いつも放送楽しませてもらってるよ。
淫乱「あはは、ありがと。おかげさまでこっちも楽しませてもらってるよ。」
――いや、大したことはしてないけどさ……でもあの時は本気で焦ったよ。
淫乱「そうそう。で、お礼をしようと思ってさ。言ったよね?あぁぁん♪な事をしてあげるから期待してるんだゾって」

 

ゴクリと唾を飲み込んだのが分かった。
うふふ、何想像してるんだか……ミエミエの男の子ってかわいー。

 

淫乱「なーに期待してんのかなー?」
――い、いや、何も……

 

あらら、目が泳いじゃってるよ。
分かりやすくていいなぁこの子。

 

淫乱「うふふ。あ、そういえばさ。踏まれちゃんとは付き合ってんの?」
――え?いや、別にそんなことは……
淫乱「なーんだ。あ、ごめん、余計な詮索しちゃって……」
――別にいいけどさ。
淫乱「ごめんね。放課後THE WORLDで一緒にコーヒーでもどうかな? 一度改めてお礼がしたいんだ。」
――別に気にしなくてもいいのに……まあ奢りなら付き合うけど。
淫乱「やったね! じゃあ放課後放送室に寄ってってよ。多分機材の整理してるからさ。」

 

 
そう言って私は教室に戻る。
そろそろ午後の授業が始まっちゃう。
ふふ、今度はどういう風にからかってあげようかな……

 

ねぎかも「あら?淫乱ちゃんごきげんね。」
淫乱「ん?ああ、ねぎかもちゃん。そう見える?」
おぜう「何かいいことでもあったのかな?いや、むしろその顔はいい人が見つかったとかか?」

 

いい人……? ってどういうことかしら。

 

淫乱「おぜうちゃん? どういう意味かしら?」
おぜう「んー? いや、何か顔の緩みっぷりが恋する女の子みたいだったもので。」
ねぎかも「そうねぇ……言われてみれば……」

 

ねぎかもちゃんまで……
私が……としあき君に?

 

淫乱「な、何言ってるのよ!? 私達会ってまだあまり経ってないのよ?」

 

としあき君の顔が脳裏に浮かぶ。
顔は普通だけど、優しい笑みが私の心を満たして行く。

 

おぜう「顔が赤いよ?」
ねぎかも「春が来たのねぇ。」
淫乱「う、うるさーい! そんなにすぐに恋とかあるわけないじゃない!」
おぜう「怖い怖い。時間は問題じゃないのだよ。」
ねぎかも「強いて言うなら……波長が合うと一瞬なのよね。」

 

二人はさっさと席に着く。
な、何よ……私はただ……ちょっとからかえるオモチャを見つけた程度のつもりなのに……

 

授業の内容が頭に入らない。
気がつけばずっととしあき君のことを考えていた。
えろい先生には悪いけど今の私には余裕が無い。

 

えろい「淫乱さん! 淫乱さん! 大丈夫か?」
淫乱「え!? は、はい? 大丈夫です。」
えろい「とてもそうは見えないが? 体調が悪いなら保健室に……」
淫乱「いや、本当に大丈夫なんで……」
えろい「そんな赤い顔をして言っても説得力が無いぞ。いいから、保健室で休みなさい。」
淫乱「……すいません。分かりました……」

 

とんだ大恥をかいてしまったわ。
うぅ……まさかこんなに動揺するなんて……

 

淫乱「失礼します。」
69「あら? 皆のお耳の恋人さんじゃない。どうしたの?」
淫乱「はぁ、いや、なんと言うか……」
69「顔が赤いわね。風邪? いや、恋の病かしら?何て……」
淫乱「!?」

 

今日は会う人皆が恋愛を話題にする気がする。
私……そんなに分かりやすいのかしら?

 

69「あらら。そうなの? じゃあやることは一つね。」
淫乱「はぁ。」
69「告白しちゃいなさい。んでもって押し倒すのよ!」

 

何言ってるんだろうこの人……
そんなことできるわけ……いや、待てよ?

 

69「あなた達は若いからいいわよねぇ。先生もあと10才若ければ……」
淫乱「先生」
69「ん?」
淫乱「スキマシステムのことを詳しく教えてほしいんですけど……」

 

 
放課後

 

私は放送部で彼を待つ。
心霊研究会と科学部の粋を集めた催眠剤を液化させ、常温で気化させる。
これをスキマシステムと同調させて一種の夢を展開するのだ。
そう、気持ちを確認するのに記憶は残せない。
私だけが覚えていればいい。

 

淫乱「……」

 

ドキドキする。
としあき君が入ってくるのが待ちきれない。
私は事前に中和剤を飲んでいるから大丈夫だけれどこれがばれたらきっと私はただじゃすまないよね。

 

――ごめん。待った?
淫乱「あ、いらっしゃい。ちょっと待って。今終わるから。」

 

私はわざとらしくお尻を上げて機材の整備をする。
きっととしあき君は私の下着に目が行ってるに違いないわ。
うふふ、どんな顔をしてるのかしら? 振り返って見られないのが残念だわ。

 

――淫乱さ……ん?

 

薬が効いてきたみたい。
ここからは夢の世界。
はっきりした境界は感じないけれどあと数時間もすれば現実の私達は目が覚めると思う。
でも私だけはこの記憶を保っていられる。

 

淫乱「どうしたの?」
――ごめん、何だか立ちくらみが……
淫乱「あら、大変。そこの椅子座ってていいよ。」

 

心が罪悪感に満たされる。
でも直接現実で聞くのは怖いの。

 

淫乱「……ねえ」
――ん?
淫乱「としあき君。私のことどう思ってる?」
――は?
淫乱「ううん、はっきり答えて欲しいんだけど私のこと……好き?」
――う、うん? いや、そんなこと言われてもまだお互いによく知らないし……

 

ちょっと安心した。
ここで急に私のことを好きだって言い出したらどうしようと思っちゃった。
そうだよね。普通はよく分からないものだよね。

 

淫乱「ねえ……尻軽女だって思わないで欲しいんだけど……」
――ん?

 

私は上着に手をかける。
背は小さいけれど胸の方はそこそこに大きいと思ってる。

 

――や、やめてくれよ! そういうのは……好きな人同士でやるものだろ!
淫乱「ふふ、可愛いね。でもね……としあき君、勘違いしてるよ。」
――な、何が……
淫乱「私、としあき君のこと好きになっちゃった。会ったばかりとか、よく知らないとか、そんなことじゃないんだ。多分。」
――……
淫乱「おかしいよね? 私もそう思う。でも一目惚れ……っていうのかな。本気なんだ……」
――いや、おかしくない。おかしくないけど……
淫乱「今だけ……恋人にさせて……」
――な、何を……

 

としあき君のズボンのチャックを下ろしておちんちんを取り出す。
何を期待してたんだか、もうすっかり準備万端って感じでガチガチに固まっていた。

 

淫乱「やっぱり期待してたんだね……こんなガチガチにして……バカジャネーノ?」
――……
淫乱「舐めてあげるね……」
――はう!

 

としあき君の体がビクンと震える。
私は初めての行為に心臓が破裂してしまいそうなほどドキドキしてる。
竿を握った手が震えないように、余裕のあるフリがばれないように、必死で自分を抑えた。

 

淫乱「んちゅ、ん……はあ……変な味……」
――あ、あ、あぁぁぁ
淫乱「そうだ、こういうのはどうかな……?」

 

私の胸にとしあき君のおちんちんを挟んで上下に扱く。
ちょっと不安だったけど何とか挟み込むことができた。

 

――うぅぅ

 

胸の間で苦しそうに暴れるおちんちんに舌を伸ばして見る。
この格好だと先っぽが目の前にあってちょっと怖い。
としあき君を見るとブルブルと震えて、もうイきそうなんだって分かった。

 

――ご、ごめん!
淫乱「れろ、ちゅ、はぁ…はぁ…ん?」
――っ!
淫乱「きゃ!?」

 

としあき君のおちんちんから真っ白い液体……というか固まりが私の顔に飛び散る。
私は反射的に目を閉じたけれど、顔に暖かいモノがべったりと張り付いた感覚はいつまでもそのままだった。

 

――はぁ……ご、ごめん……
淫乱「……」

 

出すならもっと早く言って欲しかった。
と思っても口には出さない。
射精したってことは……私で気持ちよくなってくれたんだよね……
顔に張り付いた精液を指先で剥がすように擦り取ると、私の手に白いままの粘液が溜まっていた。

 

淫乱「これ…が……としあき君の……」

 

それをそのまま口に運ぶ。
あのまま口に出されたら、きっと私はこれを飲み下していたはずなんだと思う。

 

――あっ
淫乱「ん……ぐ……!ゴホッ!ゴホッ!うぅ……」
――飲むようなものじゃないよ
淫乱「うん、でもとしあき君のだから……」
――……

 

としあき君の顔が赤くなった。
何だか…嬉しいな……自分でもよくわかんないけどそう思う。

 

淫乱「ねえ、としあき君、好きな人いる……?」
――……今は……いないよ
淫乱「本当? じゃあさ……いつか……私を好きになってくれたら嬉しいな……」
――……

 

私は立ち上がり自分でスカートをたくし上げる。
恥ずかしいけれど……舐めたり触ったりしてるうちにすっかり私の方も準備ができちゃったみたい。

 

淫乱「私も……最後までして欲しい……な……」

 

言ってしまってから自分がものすごいはしたない事を言ってしまったんじゃないかと思って恥ずかしい。
きっとまた顔を真っ赤にしてしまってる。

 

――……

 

としあき君は何も言わないけれど、またおちんちんが硬くなってきたのが分かった。
私はスカートのままパンツを下ろして、座ったままのとしあき君に抱きつくような形で自分から足を広げる。
入り口を指で広げて、としあき君の肉棒を導いて、そのままゆっくりと腰を落とした。

 

淫乱「はぁ、はぁ、はぁ……ん……!」
――い、淫乱さん……

 

いやらしい女の子だと思われないかな?
嫌われちゃったりしないかな?
そんなネガティブな感情だけが次々と沸いては消えていく。

 

淫乱「う! ぐぅ……! あぁ……」

 

次に沸いてきたのは痛みだった。
破瓜が凄く痛いものだというのは聞いたことがあるけれど、これほどだなんて思わなかったよぉ……
必死に痛みをこらえて、としあき君の背中に両手を回す。
抱きしめるように体を支えて、痛みが引いていくのを待った。
ふと見ると真っ赤な血が太股から地面にポトポトと落ちていて、私は気を失いそうになった。

 

――だ、大丈夫…?
淫乱「た、多分……こんなに痛いとは思わなかったよ……」

 

私の中でとしあき君がビクビクと震えているのが分かる。
でも私は体が麻痺したように動かなくて、情けないけどおなかに力が入っちゃって動けなかった。

 

淫乱「ねえ……キス……してもいい?」
――……うん、もちろん

 

精液が張り付いたままの顔を押し付けて、下を絡ませる大人のキス。
嫌がられるかなって思ったけれど、としあき君は受け入れてくれた。

 

淫乱「うん、は、ちゅう……ちゅ……よ、よし、動く……ね」

 

頑張って腰を浮かせて、またゆっくりと奥に入れる。
子宮口が擦れて痛いはずなのに、スキマシステムの力か薬の力か、段々気持ちよくなってきた。

 

――無理して動かなくてもいいよ。
淫乱「無理じゃないよ。としあき君には……としあき君だからこそ、もっと気持ちよくなって欲しいんだ……」
――……あ、ありがとう
淫乱「……クス」

 

私は柔らかく微笑んだ……つもりだけど、こんな顔じゃきっと格好つかないよね……

 

淫乱「ん……ぅぅ……はぁ、んはぁ……や、やだ…」

 

初めてなのに、自分が乱れているのが分かる。
何も考えられなくなって、頭が真っ白になって、好きな人が目の前にいてくれるのに……怖かった。

 

――う、うぅ……
淫乱「はぁ、はぁ、ぅぅ……んはぁ……」

 

いつの間にか必死になって腰を動かし、快楽を貪るように動いている。
そんな私の胸にとしあき君の指先が伸びた。

 

淫乱「はぁん! ちょ、ちょっと……」

 

私は抗議の声を上げようとしたけれど、としあき君の顔が可愛く見えて何も言えなかった。
このまま一緒に堕ちていくのもいいかもしれない。

 

胸を揉まれて、乳首をコリコリと弄られて、それでも不思議と嫌悪感は無くて……
もっとしてもらいたいと思ってしまった。
私がこんなにいやらしい子だって知ったら、としあき君は幻滅してしまうかしら?

 

淫乱「あ、はぁ、ああん! と、としあき君! わ、私!」
――い、淫乱さん!俺、もう……!
淫乱「い、いいよ! 中、中に出して!」

 

景色が歪む。
スキマシステムが見せてくれている儚い夢もそろそろ終わりに近づいているのだろう。
私も、きっととしあき君もそろそろ限界だと思う。

 

淫乱「イっちゃう! 私、こ、怖いよぉ!」
――俺も、ご、ごめん!
淫乱「んあぁぁ!」

 

膣壁が精液を搾り出すように収縮する。
暖かい物が私の胎内に満たされていく……

 

――はぁ、はぁ、ご、ごめん……
淫乱「ん……はぁ……はぁ……クス、謝ってばかりだね。」

 

息を整えながら言うと、としあき君も真っ赤になった。
ふふ、何だか安心する。

 

淫乱「ねえ、としあき君……きっといつか……あなたに好きになってもらうから。」
――……はは……お手柔らかに

 

繋がったままそう言って……最後に唇を奪う。
まだ、私にもチャンスが……小さくてもチャンスがあるって分かったんだから、きっとこの経験も無駄じゃない……

 

――あ、あれ……

 

不意に視界が真っ暗になった。
このシステムも限界だってことかしら。
でも、ありがとう。
いい夢だったわ。

 

淫乱「ん……」

 

次に目を開けたとき、そこは見慣れた放送室だった。
としあき君は椅子に座ったまま、まだ起きていない。

 

淫乱「ふぅ……夢だと分かっていてもちょっと刺激が強すぎかなぁ。」
――ん……あれ?ごめん、俺、どうしたんだっけ?

 

寝ぼけ眼のとしあき君が焦点の定まらない様子で言う。
ちょっと申し訳ないと思ったけど、嘘をつく。

 

淫乱「やっと起きたんだ。急に寝ちゃって困っちゃったわ。」
――あ、ああ、そうなんだ……ごめん
淫乱「こっちも終わってるから、早く行きましょ?」
――了解。

 

今はただ儚い夢の続きを味わっていようと思う。