KV-1

Last-modified: 2015-04-11 (土) 01:07:46

おいのび太、その蟹眼鏡寄越せよ。
左:KV-1、右:T-34
本車が重戦車というのが伝わるだろうか。

概要

  • ソ連tier5重戦車
  • ボルシチ風な呼び方だと「カーヴェーアジン」 どっかの元帥の名前から取ったよ
  • 重戦車という名に恥じぬ装甲で格下をいじめるのが得意
  • 力が強くて体が大きくてウスノロ。   こうしてみるとマジでガキ大将みてえな奴だな

心の友よ

  • 信頼と実績の車体装甲75mm。格下の砲なら大体弾くし、格上の砲もたまに弾く。以前の軽装甲快速デブとは違うのだよ!!
  • そこそこの砲性能。初期砲はクソだからさっさと他のに変えような。 ここからはDPMよりも単発火力重視になっていく。
  • 体力もそこそこあるので結構タフネス
  • 車体側面も75mm。豚飯がはかどるはかどる。ソ連戦車乗りはこの車両で豚飯などのテクニックを覚えていくことになるぞ。
     
     
     
    たまに何も学ばないまま上のtierに行ってしまうお猿さんもいるがな…

フア~

  • ウスノロい。機動面は犠牲になったのだ
  • びっくりするほど目が悪い。ひらけた場所とかには絶対出んなよ!
  • 自走砲から熱烈なアプローチをよく受ける。人気者はツラいな!
  • 車体正面にあるハッチは60mmとやわいから注意な!

総評

  • こいつに限らず重戦車という車種は弱いものいじめが超得意。
    格下とっては鉄壁の装甲も、格上の戦車にとってはベニヤ板みたいなもんである。格上の戦車がゴロゴロいるような戦場では無理に前に出ず、なるべく味方の格上のサポートに回るようにしよう
    どうしても格上の車両とタイマンを張らなくてはならないような状況になってしまった場合は、正面の敵に対して車体を傾ける昼飯の角度や、遮蔽を使った豚飯の角度などを駆使すると、敵の砲弾を弾くかもしれない。祈ろう。
    昼飯、豚飯などの小技は他の重戦車でも使えるテクニックである。この戦車で覚えておこう。

はじめてのおつかいじゅうせんしゃ

さーぁ始まりました! 「はじめてのじゅうせんしゃ」 冬のヒメルズドルフスペシャル!!

 

いやーぁ、楽しみですねえ。きっと冬の吹雪にも負けない爆炎をあげ、静寂を打ち破る轟音を響かせてくれることでしょう!

 

さて、この冬はじめてのじゅうせんしゃは、ソ連の誇るやんちゃなガキ大将、KV-1くんtier5歳の冒険です!

 
 

こんかいの舞台はヒメルズドルフ、この土地では昔から多くの歴戦の戦車がしのぎを削り戦ってきました
そんなヒメルズドルフも今は冬。荒々しい戦場の活気だけでなく、閑静で静謐な雰囲気が漂ってきます
KV-1くんは今回tier5戦場を冒険します!
今回の予定は、あいてのせんしゃからスコアと経験値を受け取りながら9、0ラインの丘を突き進み、そのままゴールであるcapサークルに突貫しポイントを奪取します。
このマップにおける重戦車の仕事は主に7~9ラインの制圧。ここが崩れる、あるいはそもそも重戦車が向かわず、前線が構築されなければすぐさま大勢が決してしまうと言っても過言ではない、とても重要なエリアです。
はたしてKV-1君はきちんと予定を守り、無事にゴールまでたどり着くことができるのでしょうか?

 

ロードが終わり、カウントダウンが始まりました。あと三十秒もせずに、敵味方合わせて30両の戦車たちは冬のヒメルズドルフを駆け回り、静かなヒメルズドルフの地を荒々しい戦場へと変えるのです!
KV-1くんのチームは南側スタート。KV-1くんはこのチーム唯一の重戦車です。相手の重戦車は田尻さんとDW2のようですね。相手の方が重戦車の数は多いようです。しかし、こちらにはtier5最強格と名高いKV-1君がいます!たかが車体が少しばかり固いだけのノロマと全周50mmのデブに遅れを取ることはないでしょう!チームメイトもKV-1くんの活躍を期待しているようです!KV-1くんもその期待を背負い、初動をどうするか考えているのでしょうか、カウントを待っている姿は堂々と…おや?この角張った無骨な砲塔は初期砲塔でしょうか?よくみれば、彼のぴかぴかの主砲はおどろおどろしい122mm短砲身でも、たくましさを感じる85mm砲でもないようです。あれは…76mmでしょうか?

 

カウントが0になりました!ゲームスタートです!味方の戦車が一斉に動き出します。軽戦車は中央の広場の方へ走り出し、シャーマン君は俯角を生かすために我先にと丘に登っていき、リー先生もそれについて行きます。自走砲は0ラインの坂のふもとに陣取り丘の援護をするようです。チームのみんなが自分にできることを探し、連携し合い、一丸となって勝利へと突き進むもうとしています!KV-1くんだって負けてはいません!自身の仕事をするために坂を下りました!味方が少ない8ラインへ向かうのでしょうか?

 

更 新 中

史実ネタ

・はじめに
KV-1は1939年末から計5219両が製造されたソ連製45t級重戦車である。KV-1は多砲塔戦車であるT-35などの後継として開発された。スペイン内戦における実戦経験から重装甲の戦車が望まれ、火力と装甲を強化したSMKやT-100の二つが計画された。この二つはどちらも主砲塔に76.2mm砲、副砲塔に45mm砲を搭載する50t台後半の多砲塔戦車(当初は3つ以上の砲塔を搭載する計画があったが、最終的に2つに落ち着いた)であった。

 

一方単砲塔戦車もまた検討され、SMKをベースに単一砲塔化し、その分小型軽量化及び重装甲化を図ったKV-1が試作型の一つとして製作された。その後1939年に開戦したフィンランドとの冬戦争において実戦テストが行われ、その中でT-100やSMKがその大重量とそれに見合わない駆動系の性能からその低い機動性・信頼性が露呈した一方、KV-1は比較的優秀な成績を収め、その結果急遽次期重戦車として選定され、量産が決定された。

 

そして1941年の独ソ開戦時には赤軍において最も強力な戦車であった。開戦当初の配備数は500両から600両程度であったものの、初期型のIII号戦車やIV号戦車の搭載する37mm砲や短砲身75mm砲に十分耐えうる装甲を施しており、当時のドイツには通常の交戦距離においてこの装甲を確実に貫通可能なのは8.8cm高射砲以外に無かったともいわれる。
火力もまた当時としては十分なものであり、41年8月にはV・コロバノフ軍曹率いる5両のKV-1が第八装甲師団(第一装甲師団、第六装甲師団とも言われる)の戦車43両(その内彼の車両が21両)を撃破するなどといった活躍を見せている。しかし重量の割にエンジンや変速機など駆動系の性能がやはり不足しており、同等の火力を持つT-34と比べ機動性で劣っていた。また信頼性の面でも問題が多く、そして生産性の面でもT-34に分があった。

 

その後ドイツ戦車の性能強化に対応し火力・装甲の強化が行われ、数々の派生型が登場したが、最終的に後継重戦車であるISの登場などにより1943年末には生産が終了した。

 
 

・各型
※KV-1に関しては当時から明確な分類が行われず、製造工場や微妙な時期の差によって仕様が異なるといったといった事から、資料によって分類が異なるということも多いので注意が必要である。

 

1939年型(KV-1)
1939年型は最初に量産されたモデルであり、生産開始は1939年末だが実際に量産型が配備されたのは1940年初頭となった。そして本来はF-32 76.2mm砲を搭載する予定であったが、生産の遅れからより短砲身のL-11 76.2mm砲(30.5口径)を搭載していた。そして装甲は最も厚い砲塔正面で75mmとなっており、当時としては火力・装甲共に世界最高レベルの重戦車であったといえる。エンジンはT-34のものと同系列のV-2K V型12気筒ディーゼルエンジン(出力:600hp)を搭載し、サスペンションはトーションバーとなっている。

 

1940年型(KV-1A)
1940年型はF-32 76.2mm砲(31.5口径)を搭載し、それに合わせて防盾形状に変更を加えた、独ソ戦開戦までの主要生産モデルである。搭載するF-32 76.2mm砲は距離500mにおいて60mm程度の垂直鋼板を貫徹する能力を持っている。また1941年型には20mmの鋼板を砲塔・車体正面及び車体側面に外付けすることによって装甲を強化した改修型であるKV-1Eも存在する。

 

1941年型(KV-1B)
1941年型は独ソ戦開戦後に生産が開始されたモデルである。1940年型と比べ火力・装甲の両面が強化されており、火力に関しては長砲身化され、より強力な対装甲戦闘能力を持つF-34 76.2mm砲(42.5口径)を搭載している。これはT-34に搭載されているものと同型であり、BR-350徹甲弾を発射した場合距離500mにおいて約70mmの垂直鋼板を貫徹する能力を持っている。そして途中から射撃性能に関してはほぼ同一であるが、よりKV-1の砲塔への搭載に向いたZiS-5 76.2mm砲(ゲーム中での初期砲)に変更された。装甲に関しては砲塔及び車体の正面・側面装甲が25mmから35mm増厚されており、砲塔正面に関しては100mm以上の装甲厚を持つに至っている。また砲塔の製法は溶接のものと鋳造のものがある。ただしこれらの改良によって重量が増加したにも関わらず駆動系に関しては履帯・転輪の強化以外は行っておらず、機動性は悪化したと言える。

 

1942年型(KV-1C)'
1942年型は更に装甲を強化してモデルであり、10mmから15mm増厚し、最大装甲厚は120mmに達すると言われる。またシリーズ中最も生産されたモデルでもある。砲塔の製法はこちらも鋳造または溶接となっている。エンジンを含む駆動系に関してはやはり改良が行われず、重量はこの時点で当初の43tから47tにまで増加したため当然機動性は更に悪化した。

 

他に装甲を削り、軽量化することによって機動性を高めたKV-1Sや、ドイツ戦車の重装甲化に対応しISシリーズの数が揃うまでの繋ぎとしてKV-1Sに85mm砲を搭載して更に火力を強化したKV-85、強力な152mm榴弾砲を搭載した重突撃砲仕様のKV-2、エンジンや装甲を強化したT-150(試作のみ)、車体を延長しZiS-6 107mm砲を搭載、装甲も120mmあるいは130mmまで強化しエンジンも850hpまで強化したV-2SNを搭載するKV-3(試作のみ)、計画のみに終わった超重戦車KV-4などゲームにも登場するものも含めて様々な派生型及び派生型開発計画が存在する。またSU-152はKV-1の車体をベースとしている。

評価

選択肢 得票数 得票率 投票
のび太の天敵 1 50.0%
最初のカベ 1 50.0%
びっくりするほど強い 0 0.0%
フア~ 0 0.0%
弱い 0 0.0%
その他
投票総数 2

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