三角対抗とも言われる。
宣言された効果の対象が複数であった時、適切な対象(これまでに宣言された対抗連鎖における対象、もしくは宣言したユニットなど)をひとつでも含んでいれば、それ以外の対象も対象に取ることができる。
そのため、有効ではないが、複数の対象を取る効果を宣言することで、通常であれば対象とならないユニットを対象とすることができる。
例えば《ユニコーン》の癒しの角は、相手の攻撃に対して自身が常に適切な対象なので、攻撃に参加していない敵軍ユニットも対象に取ることができる。
また、自軍パーティが、《クラウド・ドラゴン》と《シルバー・ゴーレム》で後攻、敵軍パーティが、《機械竜グラシア》と《ティンカーベル》で先行だったとする。
さらにこの時、自軍の手札は《ディスペル・マジック》、《ファイナル・ジャスティス》だったとする。
そして、先攻普通タイミングで、《ティンカーベル》が《フレイム・ストライク》を《クラウド・ドラゴン》に宣言した場合、この時点は《ディスペル・マジック》の対象は《フレイム・ストライク》しか対象に取れないが、《クラウド・ドラゴン》が《ファイナル・ジャスティス》で対抗すれば、以降の対抗連鎖では全てのユニットが適切な対象となるため、さらに対抗して《ディスペル・マジック》を《機械竜グラシア》に宣言、破棄することができる。