クレア

Last-modified: 2023-11-04 (土) 10:34:50

概要

クレアは、自創作『Epic Of Archerian』の花紡士編の主人公である。
序章では13歳の魔法使い見習いの少年だったが、本編開始時では序章より7年の歳月が経過しているため、成人した姿で登場する。

プロフィール

フルネームクレア=ノル
スペルCrea Nor
年齢13→20
血液型AB
身長159cm→175cm
体重48kg→69.5kg
使用属性花/光


ひょんなことからアーチェリアを救うための旅をしている魔法使いの青年。
魔力の吸収をコントロールできない難病を患っており、その魔力の量に死にかけることも多い。
師としてディーリ?を慕っており、彼の教える魔法を受け継いでいる。
また、女装癖があり、その影響で美意識も高くなっている。

性格

天才肌だが、好奇心に身を任せがちな側面があり、人間としてはまだ未成熟な所がある。
その上ややリアリストで懐疑的という、どう見ても主人公には適さない性格をしている。
それもそのはずで、家族を早くに亡くし、師匠と仰いでいた唯一の育ての親すら失踪し、頼れる人間が極めて少ないという、寂しい状況に対して気丈にふるまうよう育ってきているため、やや荒んでひねくれている。
また、研究者気質であり、自らの知識と照らし合わせて未知の物があると、状況がどうであれ見境なく探求しようとしてしまう悪癖を持ち、常々仲間たちから呆れられている。
序章では子供らしからぬ背伸びをした言動が多かったものの、成長に合わせて少しだけ相手のレベルに合わせた発言を選ぶようになったようではあるが、幼馴染であるウィズナ?曰く、「そんなことはない」そうな。

境遇

ロディア大陸のある小さな村に生まれるも、その5年後に魔物の侵攻によって村を焼かれる。
怪我や火事、家族が目の前で死んでしまった精神的ショックによって意識を失ってしまったあと、姉であるリュシオン?の手によって師匠であるディーリに託された。
そのあと、幼いながらも気丈にふるまい続けた結果、その反動でディーリに対しての感情がぐちゃぐちゃになってしまい、「反抗期なんだかそうでないんだか好きなのか嫌いなのかわからない(ディーリ談)」となってしまう。
女装癖もその影響で生まれたもの。しかし、女装に凝る毎に自らの美意識も高まって行っているためか、成人してからはもはや女装していないと気が済まないほどになっていった。

しかし、ディーリが失踪し、頼れる人間が隣人くらいしかいなくなってしまった7年間はクレアを大きく変える。
16歳の時には魔力給排崩壊?という病に罹ってしまい、それ以降はより魔法の鍛錬に注力するようになった。
そのたゆまぬ鍛錬の結果、場所を問わず歩いた跡に花を咲かせるという魔法を扱えるようになった。

序章の七年後、成人と同時に、「邪神を倒すための旅」を始める。
その理由は、ディーリの失踪の理由を知ったからでもあり、自分の故郷を焼いた魔物の侵攻を知ったことがきっかけだったのだが、その理由は旅の途中で明確に「魔物への憎悪」に変化する。

能力/魔法

花や光属性の魔法を主として扱う。
得意な魔法は花であり、生やした草花に属性や性質を付与して、それを応用して戦う。

魔法の効果付与属性
赤薔薇爆破/拘束
蒼薔薇凍結/拘束氷(水の場合もある)
ひまわり超威力のレーザー光線
イラクサ拘束/毒による持続攻撃/足止め
拘束/封印/追跡場合による
食虫植物捕食/妨害/誘導

なお、表に挙げたのはあくまでも一例であり、実際は植物の数だけ魔法があり、効果や属性も異なっている。
可能性や裾野が最も広い魔法の一つでもある。
光属性の魔法はあくまでも補助的なものであるものの、ある程度魔力をためれば威力の高い魔法などを扱うことはできる。
魔法を扱ううえで苦手な属性はないものの、得意な属性ばかりを使いたがるため、その結果、花に属性付与を行う戦法に落ち着いた。

余談・ネタバレ

  • クレアは料理や一通りの家事が得意。
  • ディーリに対しては何とも言えない感情を抱いているが、関係性的には熟年夫婦のようだと言われることがある。……しかし、腹立つ場合はしれっと拳が出てしまうようで、本人もそれを悩んでいる。
  • 花紡士は、『はなつむぎ』と読む。花の魔法を最も巧みに、かつ最も美しく扱うことができるクレアに対して贈られた、彼のみの称号。
  • クレアの魔力給排崩壊は、魔力を空気中から取り込む能力が突出して高い代わりに、魔力を空気中に放出する能力が低い。
  • 普段の路銀は野菜売り、もしくは魔法具の販売で賄っているらしいが、なんと生やした野菜の質がとことんいいためか、売りに出すとすぐに売り切れる。
    そのため、商業系のギルドでは手に入れたら儲けも同然な商材として注目されているが、クレアはそれを毎回断っているらしい。
  • 魔力に優れているためか、超大喰らい。最低でもディーリの5倍は食べている。ディーリが少食なのもあるが、クレアが大喰らいなこともあり、飲食店では毎回量を間違われているそうな……。