Last-modified: 2010-07-01 (木) 19:09:25

劉備率いる蜀軍

 

(221年 - 263年)は、中国三国時代の四川に建てた王朝である。

 

蜀は魏、呉と共に中国三国時代を形成した一国である。
巴蜀(現在の四川省・湖北省一帯)を領土とし、成都を都に定めた。
実際には魏の文帝曹丕が後漢を滅ぼして即位した時に、漢の正統を継ぐものとしたため漢が正式な国号である。
蜀或いは蜀漢という呼称は後世の人々が統一王朝であった漢との区別のため便宜上つけたものである。
また、季漢(季は末っ子の意味)と称することもあった。
劉備が建国したことや道義的に素晴らしいと自国他国を問わず認められることが多く、群臣に諸葛亮・関羽・張飛・趙雲・馬超などの人気の高い武将が集まって滅亡してからも人気が高く、特別視されることも多いが、実際には三国の中でも最も弱い勢力であった。

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