論点7 対象にならない

Last-modified: 2010-08-05 (木) 15:31:26

(状況)
パーティーA:神隠しの主犯「八雲紫」
パーティーB:楽園の素敵な巫女「博麗霊夢」(「光学迷彩スーツ」と「大吟醸「水道水」」を装備)、メディスン・メランコリー

(戦闘の流れ)
1.通常タイミングで八雲紫が「魍魎「二重黒死蝶」」を使用。ダイス目は6。
2.霊夢が反撃で「スイッチオオオオオン!」を使用。
3.さらに反撃でメディスンが「蛙石の護り」を霊夢に使用。反撃なし。

(質問1)この時に、二重黒死蝶の処理の仕方はどうなりますか?
(質問2)この時、霊夢の防御力はいくつになりますか?

(処理)
(1)霊夢、メディスン共に魍魎「二重黒死蝶」の対象となり、撃破される
(2)すでに効果が適用されている水道水と蛙石の護りの効果を受け、防御力は9(公式回答)


(解説)
「対象にならない」の解釈がポイントです。今回は「光学迷彩スーツ」を例にあげましたが、
第二章 紅蓮の法界では超人「聖白蓮」にて同様の効果があるので、正しい解釈が必要となります。



公式によれば、(1)については、
「対象にならない」というのは、そのユニットを対象とした「特殊能力/スキル」に対してのみであり、
今回のように「このユニットを除く全てのユニット」または「全てのユニット」、
「パーティー1つの全てのユニット」等の場合は、
「対象にならない」効果をもつユニットを対象としているわけではないので、効果を受けることになります。
とのことです。
また、(2)については、
光学迷彩スーツによる「対象にならない」の効果は、使用された後から適用されるため、
その以前に装備されている水道水の効果は無効になることはありません。
とのことです。



以上のことから、「対象にならない」は以下のようになります。

全てのユニットは、以下の2点を満たす場合、対象を対象に取る「特殊能力/スキル」を宣言できない。
1.「対象にならない」効果が発揮された状態である。
2.「対象にならない効果」の対象と、今から効果を発揮させようとする「特殊能力/スキル」の対象が同じ。


そのため、光学迷彩スーツも超人「聖白蓮」も、対象は「このユニット」なので、
スーツを装備しているユニット、もしくは超人「聖白蓮」を使用した白蓮を対象として指定するような
「特殊能力/スキル」は両軍ともに宣言できません。
もちろん、それを含む一連の反撃合戦中であれば、まだ指定・宣言できます。



(参考)
リグル・ナイトバグがスピード決定タイミング中に、属性を土から火に変化された(現状、このようなカードはない)。
このとき、リグルの能力による「スピード:+1」は残るか?
(処理)
リグルはスピード:+1を得られなくなる(公式回答)


(解説)
この場合は、リグルは「対象ではなくなる」もしくは「対象に含まれなくなる」ということになり、対象から外れることになります。(赤字は公式による)
MYSTARSでは「対象にならない」と「対象ではなくなる」ということを区別すると言う事のようです。