1-1 初診患者の医療面接(急性症状)

Last-modified: 2010-09-01 (水) 15:02:23

1) 面接の導入にあたって、環境を整えることができる。 *1
2) 病状や心理状態に応じたコミュニケーションをとることができる。
3) わかりやすい言葉づかいと聞き取りやすい話し方ができる。
4) 病状や心理状態に応じた質問をすることができる。
5) 病状中心の病歴を聴取できる。*2
6) 既往歴を聴取できる。
7) 解釈モデルを聴取できる。*3
8) 病状や心理状態に対する共感的理解の態度を示すことができる。
9) 面接の終わりに患者の言い忘れがないかを確認できる。
10) 面接の終わりに訴えの要約と再確認ができる。


*1 *1:初診時医療面接における環境を整えるとは「挨拶ができる」、「これから行うことを伝えることができる」、「適切なポジショニングができる」を含む。
*2 *2:急性症状では、面接の前半で主訴とその症状に関する項目を順序良く聴取する。
*3 *3:一般的に解釈モデルとは「病気の性質や原因についての考え」、「重症度や予後についての考え」、「治療への期待」、「病気への対処法についての信念」等のことを指す。本課題(急性症状)では、特に患者の急性症状に応じた解釈モデルを聴取する。