父親の産後うつ

Last-modified: 2025-06-02 (月) 00:27:29

父親の産後うつ

母親の「産後うつ」は聞いたことがある方も多いと思いますが、近年、父親の「産後うつ」も増加傾向にある事が分かって来た。
国立成育医療研究センターが実施した調査では、1歳未満の子どもがいる家族のうち、メンタルヘルスに不調をきたすリスクがあった父親は全体の11%で、母親とほぼ同じ割合だったことが分かった。
原因としては、それまでの生活からの大きな変化、育児に対する不安や、夫婦関係の変化、仕事と家事を両立するための心身の負担が上げられる。

父親支援マニュアル

国立成育医療研究センター(所在地:東京都世田谷区大蔵、理事長:五十嵐隆)政策科学研究部の竹原健二部長らが、こども家庭庁の研究班の活動として、自治体による父親支援の拡充を目指し、「父親支援マニュアル」と題して支援者向けのマニュアルを作成・公開しました。

父親の産後うつと、その支援活動に対して起きた批判

男性も家事や育児に参加する人が増えたからこそ、増えた父親と産後うつなわけだが、これらの事情に対してXなどを中心としたネットでは、「男性の産後うつは甘え」「必要ない」「父親が根性ないだけ。母親の方がよっぽどつらい思いしている」などといった、男性差別とも取れる批判が続出した。

一部の男性からは、「父親が鬱にならないように支援マニュアル作りましょうってだけのニュースなのに、 「男は産まないのにふざけんな」 というコメントばかり。 男性の生きづらさの原因が詰まったようなリプ欄だ」といった投稿があった。


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