『Domani』(発行元・小学館)は、1997年創刊の、働く40代女性を主なターゲットとしたハイブリッドマガジン。年齢や立場、ライフスタイルの変化に合わせたファッションや生き方を提案している。
概要
2019年、Domaniの広告コピー「働く女は、結局中身、オスである」が「性差別ではないか」としてSNSなどで批判が集まり、話題となった。
広告の内容
問題となった広告は、東京メトロ表参道駅に掲出されていたもので、「働く女は、結局中身、オスである」のほか、「忙しくても、ママ感出してかない!」「“ママに見えない”が最高のほめ言葉」などのコピーも並んでいた。
問題点
- 女性差別であると同時に、男性差別にもつながる表現
- 「オス=強さ/社会的成功」という価値観の押し付け
- 男性性を“便利に借用”する構造
- 古典的な性役割分業を肯定する内容
- 「オス」という言葉自体の選択に対する違和感
SNSの反応
「誰得なコピーなんだろ?考えた人、呼んで来て!」
「ママと呼ばないで、か。ママに見えな~いは、散々言われて来ましたが。働く女はオス?」
「広告界隈は、ニッチな層をもとにしたクリエイティブを屋外広告にすると炎上するのはちゃんと学びにした方がいい」
