けんちく
日本の住宅は、平安時代は寝殿造り、室町時代からは書院造り、
桃山・江戸時代は数寄屋造りというように時代とともに様式を変えてきた。
その間に、建具・建材も日本で独自に作られたものや、海外から流入し日本で独自に発展したものなど
様々なものが作り出された。
戦後、住宅の洋風化が進み、これらの建具・建材もその影響を受けたが、
現在でも和風住宅はもちろん洋風住宅に組み込まれ使用されている。
それは、先人の知恵によって作り出されたこれらの道具が日本の気候に非常に適していたり、
自然素材ということで健康を害さないなど多くのメリットをもつからである