文学

Last-modified: 2006-01-10 (火) 18:50:30

ぶんがく

文学とは思想や感情を、言語で表現した芸術作品、詩歌・小説・戯曲・随筆・評論などを指す。
 また、日本文学とは、日本語で書かれた文学作品、もしくはそれらの作品や作家を研究する学問を意味する。
國文学ともいう。
日本文学の定義を何に求めるかについては諸説あり、言語、発表された地域、
文学の形式など多くの要素が考えられる(近年は外国籍作家が日本語作品を書く例など
国籍や居住地と言語とが一致しない場合もあることを考慮し、日本語文学という呼称が使われることもある)。
 明治時代以降、開国とともに西欧の文明が流入し文明開化が起こると、日本文学も大きな影響を受けた。
西欧近代小説の理念が輸入され、坪内逍遥の『小説神髄』、二葉亭四迷の『小説総論』『浮雲』などに
よって実質的に近代の日本文学が出発した。いわゆる「文学」という概念は、この頃に生まれた。