キャラクター/カトラリー

Last-modified: 2018-08-26 (日) 19:12:02

 
CV:松岡禎丞
 

プロフィール

所属グループ奇銃
身長165cm
体重50kg
趣味釣り
好きなものとうもろこし
攻撃回数2
キャラクターソング月影のラストルス

カード

カード名レア度属性
ニヒルな貴銃士-I★★★
ニヒルな貴銃士-II★★★
キッチンスタッフ★★★
トロピカル★★★
海賊の流儀★★★★
鮮やかな手捌き★★★★
見定める瞳★★★★
銀が踊る晩餐会★★★★★

自己紹介

カトラリーだっけ? そう呼ばれることになったみたい。
食器に組み込まれた小型ピストルだよ。
昔は海賊船にいて、名のある海賊とのディナーにも同席したんだ。
マナーがなってない客の、口を塞ぐためにね……。
ほら、僕みたいな貴銃士がいると、他の人たちが不安がるんじゃない?
ま、トラブルを起こす気はないし、食堂には近づかないようにするからさ。
マスターも、僕のことは気にしないでいいからね。

一見、洒落たデザインのナイフとフォーク、スプーンだが、
柄には小さな撃発装置が取り付けられた仕込み銃である。
銃口は柄の後端にあるため、食卓でこれを手に握ったまま発砲しようものなら、
自らの腕を撃ち抜く羽目になってしまうため注意が必要だ。
名のある海賊船で使われたこともあったという。

絶対高貴

開放できる貴銃士ランク4
開放に必要なエピソード第4話:壁を壊してくれた君

セリフ

日常

初対面の挨拶
僕は、食器に組み込まれた小型ピストル。
……いわゆる、隠し銃ってやつ?
こんなのでいいなら、好きに使いなよ。
マイページ会話
1僕に用事って……暗殺?
それ以外で、僕に構う必要ないでしょ。
2昔、海賊船に乗ってたことがあるんだ。
いい思い出なんて、そうないけど
カリブの風は気持ちよかったな……。
3仲間との会話って
どうしてもしなきゃダメ?
ぜ、絶対に嫌とは言わないけどさ……。
ひとこと
んー、僕がいると
みんな安心して食事できないでしょ?
レベルアップ
僕なんかが強くなっても……
みんなに迷惑かけなきゃいいけど。
勲章授与のお礼
……いいのかなあ。
僕みたいな銃に、こんな立派な勲章なんて。
でも……まぁ、その。ありがと。
基地でのお誘い
えーっと……マスター。
相手が僕で悪いけど
ちょっとだけ、付き合ってくれない?
衛生室
回復依頼あいてて……あは、ちょっとミスった。
大したことないんだけど、その……
ちょっとだけ治療してほしいな……なんて。
回復お礼あったかい……!
……ははっ、ごめんね。
僕なんかに触らせちゃって。
全快お礼んー、僕は、もう大丈夫。
…………ホントだって。
こんなことで、嘘つかないよ。
基地あいさつ
1用事……って、僕に?
2心配しなくても、ご飯は食べてるよ。
ひとりになれる場所を、いくつか知ってる。
基地あいさつ(親愛Lv高)
1……マスター、どうしたの?
2いや、僕にできることなんて
大したことないんだけど……。
話、聞くくらいなら。

バトル

戦闘開始高貴に戦え! Be noble!
とどめを刺すま、こんなもんでしょ。
バトル:回復お礼
1うん、これならいけそう。
……ありがと、マスター
2(鮮やかな手捌き)君の手は、戦場でもあったかいんだね。
……よし。僕、行ってくるよ。
バトル:回復お願いこのままじゃ……
……無理そう、かも?
絶対高貴発動マスターとの食事に
遅れちゃうだろ!?
心銃発動片付ける……このあと、
約束があるからね。
仲間を庇う無事か!? ……なら、いい。
バトル:勝利勝ったんだ。
ふーん、了解。
バトル:敗北……あー、ごめん。
僕じゃダメだった。
戦闘不能あー……ははっ。
もうムリみたい。

勲章

甘い言葉(鮮やかな手捌き)僕、放っておいて、って言っちゃったのに
マスターは僕のそばにいてくれるんだね。
優しい言葉(銀が踊る晩餐会)マスターって、お節介だよね。自覚がないなら、なおさら厄介だ・・・・・・あは。

エピソード

親愛

第1話:海賊ディナーの必需品(親愛レベル1)

ネタバレ注意

……もしかして、僕に話しかけてる?
 
ああ、そういえば……
ここでは、カトラリーって名前で
呼ばれることになったんだっけ。
 
僕は、食器に仕込まれた小型ピストル。
フォークとか、スプーンとかね。
 
昔は、海賊船に乗ってたこともあるんだ。
名のある海賊が、僕を愛用してたからさ。
 
ディナーの席でね。生意気な客を
黙らせたいときは、僕の出番。
 
そいつは、フォークを突きつけられたと
思ったら……次の瞬間には、
2度と口がきけなくなってるってわけ。
 
そういう生き方をしてきた銃なんだよ、
僕は。
 
こんな、僕みたいに物騒なピストルが
いたらさぁ……。
 
他の人たち、食事どきは
気が休まらないんじゃない?
 
僕の顔を見ながらじゃ、
食事も喉を通らないでしょ。
 
っていうか、僕がテーブルについてちゃ、
それだけで空気悪くなりそうだし。
 
だって、食器の仕込み銃なんだよ?
堂々と持ち込んでも、バレないし……。
 
楽しく食事をしてる最中に、うっかり
気を抜いたらズドン! ……なーんてね。
 
まぁ僕は、ここでトラブルを起こす
つもりなんかないし……。
 
皆のためにも食堂には近付かないからさ、
安心していいよ。
 
マスターも、僕のことは
気にしなくていいからね。
 
……じゃ、そういうコトで。

第2話:孤独なんて感じない(親愛レベル3)

ネタバレ注意

……僕に、何か用?
 
あのさ、僕が食堂になんて
行くワケないでしょ?
 
僕なんかが食堂にいたら……。
 
レジスタンスの人たちも、貴銃士も、
安心できないって……
僕、最初にそう言ったと思うんだけど。
 
……食事は、英気を養う
貴重な機会なんだからさ。
大切にしないとね?
 
僕みたいに、高貴さとは無縁なやつは
いいとして……。
 
絶対高貴に目覚めてる貴銃士達が、戦場で
腹ペコなんて、洒落にならないでしょ。
 
……僕は、絶対高貴になれないし、
派手な活躍もできない。
 
そんなやつが、
皆の足引っ張っちゃ悪いからね。
 
あ、でもさぁ……暗殺なら任せてよ。
汚れ仕事には慣れてるし。
 
世界帝とディナー、
なんてことになったらさ。
きっと僕が役に立つよ? ……なんてね。
 
……だから、君ってけっこうしつこいね。
 
僕がちゃんとご飯食べてるかどうかなんて、
君には関係ないでしょ?
 
心配しなくっても、僕は僕で、
必要なときに食べてるよ。
 
ひとりきりになれる、
いい場所を知ってるからね。
 
だから、マスターが気にするようなことは、
何もないんだ。
 
わかった? じゃ、僕はもう行くよ。

第3話:ほっといてよ!(親愛レベル5)

ネタバレ注意

はぁ……また君?
この前から何度も何度も……!
 
そんなにご飯が食べたいなら、
さっさと食堂に行けば?
 
……だから、僕は食堂には行かない
んだって。君と一緒に食事はしない。
 
あー、もう……
うるさいなぁ、ほっといてよ。
 
っていうか、僕みたいな怪しい銃を、
よく食事に誘えるよね。
 
マスターはさ、危機感とかないの?
 
……あ、そ。
 
でも残念、僕はひとりで食べたい派だから
……って、話聞いてる?
 
一度だけでも一緒にって、
簡単に言ってくれるけどさ……。
 
そんなに言うなら……マスター、
僕の向かいに座って、食事してみなよ。
 
いつ銃弾が飛び出すかわからない、
食器の真ん前でさ。君にできる?
 
……楽しみだなぁ。
君は、絶対に怖がらないんだろうねぇ?
 
…………。
 
君と喋ってると、イライラする。
 
……僕、嘘つきはキライだよ。

第4話:壁を壊してくれた君(親愛レベル8)

ネタバレ注意

……君さぁ。
 
そんなふうに僕の向かいに座って、
なんなの?
 
よくまあ、のんびり食後のコーヒーなんか
飲んでられるよね……。
 
……いつ撃たれるかも、わからないのにさ。
 
僕のこと、怖くないの?
……あっそ、物好き。
 
…………。
 
マスターは、
本当に僕のことを怖がらないんだ。
 
……あは。
少なくとも、嘘つきじゃあなかったね。
 
怖がるどころか、
テーブルマナーもちゃんとしてるしさ。
 
僕って、食器型なだけあって……。
 
僕自身も、テーブルマナーとか?
そういうの、ちょっと気になる
タイプなんだよねぇ。
 
マスターは……ま、ギリギリ合格かな?
あははっ。
 
……えっと、その……。
 
……ねぇ、マスター。僕、初めてだよ。
 
こんなふうに、
誰かと楽しく食事するのも……。
 
食後に、楽しくお喋りするのも。
 
たまには……誰かと一緒に
ご飯食べるのも、悪くないのかもね。

第5話:君とまた食事がしたくて(親愛レベル11)

ネタバレ注意

○○! 聞いてよ、僕……!
 
今日の作戦で、初めて
絶対高貴になれたんだ。
 
いつの間に、高貴さが磨かれたんだろう?
僕はただ……。
 
無事に帰って、また君と
食事をしたいって思っただけなんだ。
 
そう思ったら、自然と……。
 
そういう意味では、僕が絶対高貴に
目覚めたのは……君のおかげ、かな。
 
まぁ、あ……ありがと……
○○……。
 
…………。
 
……っそういえば。
 
せっかくだから、君と……
食事しても、いいかなと思ってさ……。
 
何かおいしいものでも買って帰りたくて、
近くの街に寄ったんだ。
 
あの街の市場からは、いつも
食料を横流ししてもらってるからね。
 
でも……市場に行ったら、世界帝軍が、
大規模な取り締まりをやってた。
 
レジスタンスのシンパの店が、いくつも
摘発されてて……僕も見つかったら
ヤバイからすぐ離れたんだ。
 
そういうわけで、
何も買えなかったんだけど……。
 
あの様子だと、この基地に入ってくる
物資にも、影響するかもね。
 
特に食料は、厳しくなってくるかも……。

第6話:食糧難回避の立役者?(親愛レベル14)

ネタバレ注意

あ、○○。今、帰ったよ。
 
他の貴銃士達と一緒に、
湖まで魚釣りに行ってたんだ。
 
近くの市場が世界帝軍に摘発されて、
なんとなく予想はしてたけど……。
 
まさか本当に、補給が途絶えて、
食料がなくなっちゃうなんてね。
 
でも、今日だけは……
食料の心配する必要、ないかも。
 
魚、思ったよりたくさん釣れたからさ。
 
僕は、海の上で生活してた時期も
あったから、魚釣りなんて
慣れっこだけど……。
 
他のみんなは、そうでもないみたいだね。
 
僕は普通にやってただけなのに、
やたらと褒められて大変だったよ。
 
……っていうか、僕が上手いんじゃなくて、
みんなが下手すぎなだけ。
 
どうしてあんなに釣れないのか、
逆にわかんないし。
 
ま、結果としては大漁だったから、
いいんだけどね。
 
みんなは、『大漁祝いの宴会だー!』って、
はしゃいでたよ。
 
……それで、さぁ。
 
僕、タバティエールとかいう
ヒゲのオッサンに、声かけられたんだ。
 
今日の宴会は僕が主役だって……
だから食堂に来いって、言われた。
 
ねぇ、○○。
僕……行ってもいいのかなぁ?
 
お祝いの場に僕がいたら、
みんな宴会を楽しめないんじゃないの?
 
……そっか、わかった。
 
○○が言うなら、
頑張ってみる……かなぁ。

第7話:テーブルマナー奉行参上!(親愛レベル17)

ネタバレ注意

○○、こっちこっち。
 
君は、僕の隣に座ってよ。
 
……食堂って、こんなに賑やかなんだね。
 
なんだか、緊張する……
○○、勝手に
席を離れたりしないでよ?
 
……みんなの食事風景、初めて見たよ。
 
宴会って言っても、ご飯食べるだけなのに。
はしゃいじゃってさ……楽しそうだよねぇ。
 
楽し、そう……だけど……。
 
……ちょっと待って。
 
みんな……いや、お前ら!
ちょっと食べる手ぇ止めろ!
 
宴会だからって、無礼講にも程があるだろ!
テーブルマナーをなんだと思ってんだ!?
 
いいか、まずナイフの使い方!
 
魚にナイフの腹を押しつけるな!
ナイフは先だけ使って切り分けるんだよっ!
 
それから、そっちのお前!
 
パンにかじりつくな!ひとくちサイズに
ちぎって食えよ常識だろっ!?
 
ったく……! ……っえ、何?
 
……この状況で、落ち着けってのが
無理だし! ○○も
見たでしょ?
 
あいつら、マナーがなってなさすぎだよ!
信じられないんだけどっ!
 
まったく、いい大人がみっともない。
○○はちゃんとしてるのにさ。
 
みんな、ちょっとは君を見習った方が
いいよ。そう思わない?
 
……僕、今怒ってるんだけど?
楽しそうに見えるとか、ワケわかんないし。
 
あはっ……本当、ワケわかんない。

第8話:あたたかい食卓(親愛レベル21)

ネタバレ注意

ねえ、○○。
僕の、気のせいかもしれないんだけど……。
 
僕、なんだか
心銃が強くなったみたいなんだ。
 
いつからだっけ? ええと……。
 
この前、食堂で大漁祝いの宴会に
参加したあとから……?
 
あははっ。あのときは……
なんだかんだで、悪くなかったな。
 
あんなふうに、大勢で楽しく食事を
することなんて、一生ないと思ってた。
 
だって僕には……温かい食卓なんて、
似合わないから。
 
……僕は昔、
ある家族と一緒にいたことがあるんだ。
 
おじさんは、僕を可愛がってくれた。
だけど……。
 
おばさんは、僕のことが嫌いだった。
僕のせいで、ふたりは何度も喧嘩してたよ。
 
おじさんは、僕の美しさはディナーの場で
発揮されるからって、どうしても
食卓に持ち込もうとして……。
 
そしたら、子供たちは本気で泣くわ、
おばさんは本気で怒るわ、で
大喧嘩になり……。
 
それが発端で、
僕は捨てられちゃったんだよね。
 
……そんなことがあって、
僕は理解したんだ。
 
僕ってやつは、温かい食卓を……
みんなの楽しいひとときを、
台無しにする存在なんだって。
 
でも、君が貴銃士にしてくれた
おかげで……。
 
僕は、楽しくて温かい食卓を
知ることができた。
 
家族のだんらん? みたいな?
そういうのも、悪くないって思えたよ。
 
……また、ああやって
ワイワイ食事するのもいいかもね。
 
まあ、一部のやつらには……。
 
これからみっちりと、テーブルマナーを
仕込んでやる必要があるけどね……!

第9話:月明かりの下で(親愛レベル25)

ネタバレ注意

……あれ、○○。何してるの?
 
喉が乾いたんなら、
井戸の水を飲むのもいいけど……。
 
これ、一緒に飲まない?
オレンジジュース。
 
ひと瓶、分けてあげるよ。
ほら、ここに座って。
 
僕も、喉が乾いて目が覚めたんだけど……
今夜の月は、明るいでしょ?
 
あの月を見てたら、
海賊船にいたころが懐かしくなっちゃって。
 
こっそり宿舎を抜け出して、
ここで飲んでたんだよね。
 
海賊船は、夜8時には
明かりを消すのがルールでさ。
 
乗組員は、今夜みたいな月明かりを
浴びながら……甲板の上で、
酒盛りしてたなぁって。
 
……あははっ。とはいえ、
ジュースじゃあカッコつかないけどね。
 
でも、こうやって○○と
一緒に飲んでると……。
 
あのとき見た、月明かりの下の酒盛りも、
きっと楽しかったんだろうなって思うよ。
 
だって、ただのジュースだって……
君と一緒に飲んだ方が、おいしいから。
 
……僕はずっと、ひとりで平気なんだって、
自分に言い聞かせてた。
 
食事のたびに、相手の顔を曇らせる
くらいなら……ひとりでいた方が、
ずっと楽でしょ?
 
だから、○○が
僕を食事に誘ったとき、
すっごく面倒だと思った。でも……。
 
……本当は、嫌じゃなかったんだ。
 
ふたりで食事ができて、
君は僕を怖がらないでいてくれて……
嬉しかったなぁ。
 
あのとき、君の誘いを
受けてなかったら……。
 
僕は、誰かと囲む食卓を、
一生知らないままだった。
 
だから、その……
ありがとう、○○。

第10話:特別な君と、ディナーを(親愛レベル30)

ネタバレ注意

~っ! ○○っ!
 
あー、くっそ……寝坊したっ!
 
ねえ○○、
もう、朝ご飯食べちゃった?
 
……そっかぁ。うん、そうだよねぇ。
はぁ……。
 
ちなみに今朝のメニュー、なんだった?
 
コーンポタージュかぁ……
あーあ、僕の一番好きなやつだ……。
 
……1日の最初を、○○との
食事で始めるのが、
最近の楽しみだったのに。
 
午後からの作戦、
テンション上がんないな……はぁ……。
 
…………。
 
えっと……そ、そういえばー。
 
○○が好きそうなお皿、
買ったんだよね。今の今まで、
すっかり忘れてたけど。
 
…………。
 
あのお皿、
どんなメニューにも使えそうなんだよなー。
 
あれで食事したら、
きっといつもよりおいしいだろうなー。
 
…………。
 
○○が好きそうな
お皿なんだけどな……。
 
それで、ええと……。
 
……え? しょ、しょうがないなぁ!
 
君がどうしてもって言うなら、あのお皿、
今夜のディナーで使わせてあげようかな。
 
作戦から帰ったら、
僕がディナーを作ってあげるから……。
 
それまで、ご飯は食べずに待っててよね?

勲章

アクシデントへの対処法(ニヒルな貴銃士-I)

ネタバレ注意
ケインお疲れ様です。 キセルさん。
街での任務にも慣れてきましたか?
キセルう、うん……、少しは、慣れてきたかな。
……あ、カトラリーくんも戻ってきたよ。
ケインカトラリーさん、お疲れ様でした。
そちらも、特に問題はなかったようですね。
カトラリーん……まあね。
キセルあれ……カ、カトラリーくん……、
フォークに何かついてる、よ?
カトラリーん? ……ああ、あいつらの血か。
ケイン血……? まさか、何かあったのですか?
カトラリー路地で世界帝軍の兵士に出くわしてさ。
ちょっと……ね。
カトラリーああ、大丈夫だよ。
すぐ返り討ちにしたから。
子供だと思って侮ってたんでしょ。
ケイン無事で何よりですが……。
カトラリーあは。そんな顔しないでよ。
僕は、もともと汚れてるし……。
カトラリーいまさらちょっと手が汚れるくらい、
ちっとも気にしないよ。

君を守る理由(ニヒルな貴銃士-II)

ネタバレ注意

○○って物好きだよねぇ。
 
僕みたいな貴銃士を構って……
勲章までくれるんだからさ。
 
まあ、勲章をもらったからって……
僕の汚れた過去が、
消えるわけじゃないんだけどさ。
 
…………。
 
ちょっと、君まで黙らないでよ。
 
はぁ……わかった。
ここは素直に、お礼を言っておくよ。
 
○○……
勲章、ありがとね。
 
僕みたいな貴銃士でも、今のところは
必要とされてるみたいだから……。
 
……もうしばらくは、
君に付き合ってあげる。
 
○○みたいな変わり者が、
あっさり世界帝に殺されちゃ、
つまらないしね。
 
一応、君は唯一の……
僕のマスターなんだからさ。

ランチタイムの先客(海賊の流儀)

ネタバレ注意
キセルこ、このへんなら誰もいないかな……。
食堂は人がいっぱいで、慣れないよ……。
キセルあ……でも、今日はそよ風が吹いてて……
気持ちいいかも……。
カトラリー……あ。
キセル……あ、カトラリーくん。
カトラリーなに、もしかして……
キセルも、ここで食べるつもり?
キセルう、うん……あの、一緒に食べる?
カトラリーは? やだよ。
っていうか、それ本気で言ってる?
キセルあ、ご、ごめん……
えっと、本気だったけど。
ご、ごめん……ね……?
カトラリー……はぁ。仕方ないなあ……。
カトラリー他のやつらには、言わないでよね。
面倒なことになりそうなのがいるからさ。

奇妙な昼食(海賊の流儀)

ネタバレ注意
カトラリー……一緒にお昼、食べてもいいけど……。
カトラリーここからこっち側には、
入ってこないでよね。
キセルわ、わかった…。
カトラリーじゃ、そういうことで。
僕もお昼食べるから。
キセルう、うん……
い、いただきまー……す……。
キセル…………。
カトラリー…………。
カトラリーはぁ……何かあったら、話しかけるくらいはいいけど。
キセルあ、ありがと……! えっと……
カトラリーくんは、何食べてるの?
カトラリー……サンドウィッチ。
キセルわ……俺と一緒だね。ふ、ふふ……!
カトラリー…………。
キセル…………。
ケインおふたりとも……
あんなに距離をあけて座って、
何をしていらっしゃるのでしょう……?

波風は立てない(銀が踊る晩餐会)

ネタバレ注意

あのさ、こないだもらった休暇を使って、
旅行するって聞いたけど……あれ、ホント?
 
へぇ、ケインさんやキセルも一緒ね。
君も来るんだ?
 
ふぅん……。
この基地って、けっこう呑気だよね。
 
……ま、基地みたいに
うるさい奴がいないだけ、
旅先の方がマシかな?
 
君や恭遠さんが行けって言うなら、
僕は行くよ。
 
親睦を深めるとか、
僕はどうでもいいんだけど……。
 
わざわざ拒否して、
波風立てるつもりもないしね。
 
ただ……
僕、人が多いところは好きじゃないから。
 
旅行先も、できれば静かなところがいいな。
 
君だって、落ち着かないんじゃない?
僕みたいな仕込み銃を連れて、
人が多いとこを歩くのは、さ。

心惹かれるものは(銀が踊る晩餐会)

ネタバレ注意
カトラリー……はぁ。
人が多いところは好きじゃないって
言ったじゃん……あ。
ケインおや、カトラリーさん。どうかしましたか?
キセルわぁ…いろんなものがたくさん……、
雑貨屋さん、かな。
カトラリーあの店先に飾られてる、ボトルシップ……
なんだか見覚えのある船、かも。
ケインそういえば、カトラリーさんは……
船に乗っていたこともあるのでしたっけ。
キセルとっても綺麗な船だね。
ガラス細工、なのかな。
……すごい、大砲までついてる。
キセルこれ……
カトラリーくんが乗ってた船、ってこと?
カトラリー……うーん、どうかな。船の造りを、
ちゃんと憶えてるわけじゃないし。
カトラリーでも、これ……
ちょっと、気になる……な……。
カトラリー……ねえマスター。
少しの間、ここで待っててくれない?
カトラリー……ん、どーも。
すぐ終わる……そう時間は取らせないよ。

ガラスの船(銀が踊る晩餐会)

ネタバレ注意

はぁ…やっと、静かになったね。
 
あんなにいた人も皆帰って……
波の音、落ち着くかも。
 
……あの騒がしい基地にいるとさ。
あんまり騒がしいからかな……。
 
自分が汚れてるってこと、
つい忘れちゃいそうになるんだ。
アハッ、おかしいよね。
 
今日も、旅行なんてって思ってたはずなのに
……つい、ボトルシップなんか
買っちゃってさ。
 
僕、浮かれてるのかな……ははっ。
こんなもの買って、どうするんだろ……。
 
……やっぱり、これいらないや。
こんな綺麗な船、僕には似合わないよ。
 
でも、捨てるのももったいないか。
……君、いる?
 
……僕から言い出しておいて、
なんだけどさ。
そんなもの、もらってどうするつもり?
 
ふぅん……食堂に、ね。
 
まあ……それはもう、君のものだし。
好きにすれば?

僕でなくても(見定める瞳)

ネタバレ注意
記者カトラリーさん、
本日は『月刊NOBLE』の取材、
よろしくお願いします!
カトラリーはぁ……。『月刊NOBLE』って、
あのなんだか派手な雑誌だよね。
カトラリーこのご時世に雑誌なんか作る余裕、
レジスタンスにあったんだ?
記者え、ええと……
余裕はあまりありませんが、
これも重要な活動でして……。
記者貴銃士の皆さんや、活躍している
レジスタンスの姿を知ることで、
皆の士気が高まるんです!
カトラリーへぇ……そういうものなんだ。
カトラリーでも、活躍してる貴銃士なら
他にもいっぱいいるし……
僕じゃなくたっていいでしょ。
記者いえいえ!
カトラリーさんのことを知りたいという声が
非常に多くてですね。
記者我々広報部としてもぜひ、
カトラリーさんについて特集記事を
組ませていただきたいんです。どうか!
カトラリーふぅん?
僕に興味があるなんて、レジスタンスって
ほんと物好きな人が多いね。
カトラリーま……まあ、そんなに言うなら……
ちょっとくらい、答えてあげてもいいけど。
記者あ……ありがとうございます!
それでは、早速インタビューから
お願いいたします!
カトラリーはぁ……。ねぇ、もういい?
まだ写真撮るの?
記者少々お待ちを……はい、これでOKです!
本日取材へのご協力
ありがとうございました!

『悪くはない』こと(見定める瞳)

ネタバレ注意

……ねえ、ちょっといい?
食料の備蓄のことで相談があるんだけど。
 
……あ、ごめん。
読書の邪魔したかな。
 
……って、うわっ!
それ僕が載ってるやつ?
 
もう発行されてたんだ……。
にしても、こんなに大きく載るとはなぁ……
はぁ……。
 
○○も、
そんなにじっくり見なくていいから。
ほら、さっさと次のページいきなよ。
 
いや、僕は見たくないし。
なんで自分の特集ページなんか
見なきゃいけないのさ。
 
……、わ、わかったよ。仕方ないなぁ。
 
へぇ……
あの取材、こういう風に形になったんだ。
 
僕、そんなに上手く喋れなかったと
思うけど……丁寧にまとめられてるや。
 
……レジスタンスって、君もそうだけどさ。
僕なんかのことを構って、
ほんとお節介だよね。
 
でも最近は、それも悪くないかって……
思わなくもない、かな。
 
……っ、それじゃ、僕は行くから。
 
え、相談?
あー、それはまた今度でいいよ。じゃあね!

 

日常

いつものお節介

ネタバレ注意
タバティエールおっ、カトラリーくん。いいところに。
カトラリーげ……嫌な予感しかしないんだけど。
タバティエールはは、そんな顔すんなって。実は、
若い子たちにメシねだられちゃってさ。
タバティエールちょっと手が足りないんだわ……。
昼飯の準備手伝ってくんない?
カトラリーはぁ? またなの?
タバティエールほら、カトラリーくんって手際いいし、
魚の下処理なんか誰より上手だし……。
カトラリー……こんなの、別に普通でしょ。
タバティエールいやいや、すごいからね!
普通はなかなかできないって。
カトラリーふ……ううん? そこまで言うなら、
やってあげないこともないけど……。
タバティエールよし、それじゃあ決まりな!
いやあ、助かるわー。今日もよろしくな!

噂話はつきもの

ネタバレ注意
ケインさて、どうしたものでしょう……。
カトラリーケインさん、何かあったの?
ケインええ、実は……少々、困ったことになって
おりまして。先日、敵軍基地がひとつ
潰れたでしょう?
ケインあれは、私達3人が秘密裏に行ったことだ
と、噂になっているようなのです。
カトラリー……ああ、よくあるよね。そういう噂話。
キセルそういや、俺も……こっちでは珍しい煙管で
世界帝軍に取り入って、
諜報活動してるとか噂されたばっかり……。
カトラリーはぁ……僕もだよ。
カトラリーいつも食堂にいないのは、世界帝軍の
お偉いさんと『ディナー』の予定が
詰まっているからとか、なんとか。
キセル仕込み銃ってだけで……、妙な噂が、
どんどん増えていくね……。
ケイン我々は普通に暮らしている
だけなのですがねぇ……。
カトラリーまぁでも、実際そういう使われ方も
したし……。仕方ないことかもね。

日陰者の孤独

ネタバレ注意
キセルあれ……カトラリーくん、もうすぐ食事の
時間だけど……食堂、行かないの?
カトラリー……僕が食堂にいたら、
みんな安心して食事できないでしょ。
カトラリー目の前に座ってるやつに、いつ撃たれるか
わからない状態で……
キセルは食事したいと思う?
キセルそれは……でもカトラリーくんは、
そんなことしないから……。
カトラリーアハッ、お気遣いどーも。
……その言葉だけで、じゅーぶんだよ。
キセルそれに、一緒にいて安心できないって
意味なら……俺も同じだよね。
俺は、煙管の仕込み銃だから……。
キセルタバコを楽しむふりをして、だまし討ちを
狙ってるんじゃないかって……
みんなに疑われても、仕方ない。
キセルそう思ったら、怖くて……ひとりきりに
ならなきゃ、煙管を手に取れないよ。
カトラリー……お互い、苦労するよね。
でも、仕方ないんだ。
カトラリー日陰者は日陰者らしく……せいぜい、
みんなに迷惑かけないようにするのが
精一杯だよ。

グッズ

カトラリーのグッズ

コメント