ここでは簡単に車両によって異なる昼飯の角度の取り方について学ぶ。
傾斜装甲の計算
⤴︎の図より、次のような式が立てられる。
A=a÷cosθ
より傾斜装甲の装甲圧は求められる。
例)
装甲圧aが100mmの戦車がある。 装甲の垂直軸に対しての角度θは30度であった。 実圧装甲を求めなさい。
解答)
A=a÷cosθより
A=100÷cos(30)
A=115.47005...
A=115.5[mm]
昼飯の角度の計算
昼飯は車体をわざと傾けて、装甲圧を上げるものだ。
しかし、昼飯の取りすぎによって側面が薄くなり抜かれてしまう場合がある。
戦車はそれぞれ固有の前面装甲圧・側面装甲圧がある。
よって、戦車それぞれで昼飯の取るべき角度は違う。
ここではそのことを勉強するd(^_^o)
前面実圧装甲圧:a
側面実圧装甲圧:b
車体を動かす角度:θ
式)
A=b/a
θ=A×tan^-1
例)
前面200mmの垂直装甲。 側面100mmの垂直装甲の戦車の理想の昼飯の角度は?
解答)
A=b/a=100/200=1/2
θ=tan^-1×(1/2)=26.5650...
θ=26.5度
つまり、車体を26.5度傾ければ装甲値は全て均等になる。
これによって均等に220mm前後の装甲圧を持てる計算になる。