オニイソメ

Last-modified: 2018-12-13 (木) 08:21:07
オニイソメ(オリフレ)_fw.jpg
名前
オニイソメ
学名
Eunice aphroditois
英語表記
Bobbit Worm
分類
イソメ目 イソメ科 イソメ属
保全状況
未評価 (NE)

元動物の解説(製作者様のレスより抜粋)

イソメ属動物の中で最大種としても挙げられ、全長が1m超過の個体も珍しくなく、中には3mに達する個体も確認されており、後述する巨大で鋭い牙や麻痺性の毒に依り、ヒトに直接的な危害を及ぼす事もあり、インド太平洋や大西洋を含む、世界中の暖かい海域に棲息しています。
雑食性だとされてはいますが、待ち伏せ型の狩りを行い、海底に頭部より下を隠して、頭部からイソメ属に特徴的な5本の触手を伸ばし、獲物を感知すると、大きく鋭い歯で、獲物を真っ二つ切断する事もある威力と速度で攻撃を加えて、又、獲物を安全に確実に仕留める為に、毒を注入して殺してから食べます。

※ 性的表現が含まれる為、不愉快に思われる方は開かないで下さい。

《以下、性的表現・残酷表現、或いはそれ等を惹起する表現を含む為、御注意下さい。》
英名の「ボビットワーム」は、甚だ鋭利過ぎて、獲物を両断して仕舞う事も屡々ある牙から、と或る事件(フランスにて妻が夫の陰茎を切断したとされる、俗に謂う「ボビット事件」)を想起させる為に附されたものですが、語源俗解(誤った語源の解釈)に依って、交尾後に本種の雌は雄の陰茎を切断するという噂が起こりましたものの、実際には本種の雄は陰茎を有しておらず、放卵と放精に依って繁殖を行う、ともされていますが、果たして……?

概要

巨大なイソメ類「鬼磯蚯蚓(オニイソメ)」のフレンズ。
けものフレンズBBS NEOの「【創ってみよう!】オリフレ投稿スレ」にて投稿された。
作者はamamas氏。

特徴

眼前に立ち開かる凡ゆる事象を二刀流でどうにか両断しようとする、切れ者で武士気質である。
が、普段は、目立とうとしない、寧ろ蔭に隠れての暗躍が多い忍びっぽいで御座る。
毒は麻痺性の神経毒を攻撃した対象に与える。
これ等は、頭部以外を海底に潜らせて隠れており、毒を用いた待ち伏せ型の狩りを行う元動物の特徴に由来するのであろうか。
ダウンコートとサーコートの中間の様な服装に、穴に潜る元動物の特徴から、特に足元を覆う面積の広いロングブーツを履いている様だ。
英国はコーンウォール州の「ブルーリーフ水族館」では、本種が何処かに紛れ込んで居た為に、珊瑚が切断されたり、魚が怪我をしたり消失したりという怪現象を起こし、展示物の解体をする迄、正体が分からなかったという話があるが、こうした人工環境への紛れ込みは大して珍しくはないらしい。
(余談だが、この英国の水族館で見付かった個体は「バリー」という愛称を授かり、親しまれた様だ。)
そんな元動物の、様々な所へ誰にも気付かれずに忍び込むというスキルを、このコも遺憾無く発揮する。
実は雑食性という所から、このコは、目立つ所では目立っているが、それは日々の目立たない所での努力と鍛錬の積み重ねに依るものであり、常に向上心を持ち、鬼神なる魂を鍛え上げ続ける、静やかなる武人なのである。

一言

()った()る、そこに()れぬモノがあるなら()(けい)にな。それこそが、(いや)、それも()た、(せっ)(しゃ)が『(おに)』を()()所以(ゆえん)である」

セリフ

(いっ)(とう)(りょう)(だん)()()ぬ。(すく)なくとも、()(とう)(りゅう)(せっ)(しゃ)には。まあ、(しょ)()(どく)()(こと)に、()わりはあるまいが」