- 名前
- シカツノバエ
- 学名
- Phytalmia alcicornis
- 英語表記
- Antlered Fruit Fly
- 分類
- 双翅目 ミバエ科 ファイタルミア属
- 保全状況
- 未評価 (NE)
元動物の解説(製作者様のレスより抜粋)
パプアニューギニアやオーストラリアで見られるミバエの仲間で、雄がヘラジカの様な角を持つ事から「ヘラジカバエ」の別名も持ちますが、「ヘラジカ」の仲間に寄生する吸血性昆虫の「ヘラジカバエ」とは別種です。
雄は縄張りを持ち、雌や雌の産卵場所を守る行動を取り、その際に大きな角を用います。
角の大きさには個体差があり、同じ位に大きい角の雄同士は、その角を用いて闘うものの、角の大きさの差が大きい場合には、闘いそのものが起こらず、小さい角の雄が逃げますが、角が可也小さい雄は、雌に擬態し、大きな角の雄の縄張り内で雌との繁殖に成功する場合も少なくありません。
概要
ヘラジカの様に、オスが立派なツノを持つミバエの仲間「鹿角蠅(シカツノバエ)」のフレンズ。
けものフレンズBBS NEOの「【創ってみよう!】オリフレ投稿スレ」にて投稿された。
作者はamamas氏。
特徴
頭には元昆虫の赤い複眼に由来する部分が左右で一対、そして、橙色の立派な角が左右で一対生えているよ。
髪の色は黄色で瞳の色は赤色、白のYシャツに黒のネクタイを締めて、所々に黒のラインの入った黄色のセーターを着ているね。
武器には、元昆虫の角と脚にある相手を抑え込む為の棘が、その意匠として表れているみたいだね。
スカートは茶色で、尻尾に当たる部分は、元昆虫の胸腹部の様に根本の方で細く黒く成っているけど、それ以外は黒色と黄色の縞々模様だよ。
背中には透明な一対の翅が生えているんだ。
縄張りに厳しく、縄張りの森やそこに暮らす仲間達を守る事を、自身の誇りとしているよ。
与えられた自身の状況や環境の中で、常に最大の成果を叩き出そうと努めているんだ。
雄の場合に、自分と相手との角の大きさの違いで、相手への行動を変化させる、という元昆虫の特徴が出ているのかも知れないね。
屡々、王を自称するけれど、全ての状況に於いて常に自身を王だと思っている訳ではないらしい。
様々な状況の中で、皆、それぞれに王と成れる、そういった考えの下、銘々に対する尊敬の念を決して忘れない、熱い魂を持つ優しい王様だよ。
一言
「この森の王者は豫であるが故に、豫が民の全て、即ち全ての王を守る! ツノを見て逃げてくれれば、戦う必要さえないというのに……」
セリフ
「戦とは、常に己との闘いでもある。ツノが大きいとか小さいとかだけならば、思考の出発点でしかない事もあろう。大きければどうすべきか、小さければどうすべきか、賜ったもの、培われたものを、どうして無下になどできようか!!」