現生種(低絶滅リスク)/ブッポウソウ

Last-modified: 2018-08-08 (水) 22:11:41
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名前
和名:ブッポウソウ
英名:broad- billed Roller/Dollerbird
あだ名
不明
学名
Eurystoms orientalis
分類
ブッポウソウ目 ブッポウソウ科 Eurystoms属
保全状況
IUCN RED LIST…【LC】(低懸念)
環境省レッドリスト…【EN】(絶滅危惧IB類)

元動物の解説 (作者様レスより抜粋)

日本へは夏鳥として渡来する、瑠璃色に身を包んだ大変麗しい鳥です。光が当たった時に美しく輝くことから、「森の宝石」とも呼ばれます。
主にユーラシア大陸東部やオーストリアに分布し、日本に渡来するものは、ボルネオ島を中心とした東南アジアから4000kmもの距離を渡り、本州や四国、九州で繁殖します。冬になれば、再度東南アジアへ帰ります。
しかし近年、ブッポウソウの世界分布で最北である日本に於いては、それ故の生息数の少なさと環境破壊が相まって、数を大きく減らしてしまい、環境省レッドリストではEN(絶滅危惧IB類)に指定されています。
前述の通りやや暗めの瑠璃色の羽が印象的で、喉元は若干ゃコバルトブルーがかっており、頭と尾羽の先は暗褐色、嘴は橙色です。翼を広げると、両翼端付近に白い班模様が現れ、飛行する際はまた違った美しさを魅せてくれます。
また、ブッポウソウは貝殻やプルタブ、瀬戸物のかけらなど、光沢のあるものを集める習性があり、これはヒナがそれらの堅いものを飲み込み、消化器官の砂嚢に入れる事で昆虫の硬い殻を磨り潰す為や、求愛の道具として使う為とされています。
昆虫を捕らえる際は、大きく開く嘴を使い、飛行中の昆虫を空中で捕らえます。これに因み、学名には「大きな口」を意味する「Eurystomus」と付けられました。
ブッポウソウの名が付けられたのは、夜間森から「ブッ・ポウ・ソウ」と聞こえ、仏・法・僧の三宝を象徴する鳥の鳴き声は本種のものだと信じられた為ですが、実際にその様に鳴くのはコノハズクであり、本種自体は「ゲッゲッゲッ」と濁った鳴き声を発します。この事実の判明以降、ブッポウソウは「姿のブッポウソウ」、コノハズクは「声のブッポウソウ」と呼ばれたりする様になりました。

概要

けものフレンズBBS NEOの「【創ってみよう!】オリフレ投稿スレ」にて投稿された。作者はエランド氏。
元動物のその優美さを、良いとこのお嬢様の様な服装で表現されている。
首のネックウォーマーは喉元が青色になっていることを表しており、ポニーテールの下の方にある白い模様は、元動物の翼を広げた際に目立つ白い班模様を表している。
お嬢様の様な見た目の影響か、口調もややお嬢様風になっていたり。
元動物の光沢のあるものを集める習性から、特に貝殻に惹かれる性格になり、いつも水辺に訪れては黙々と貝殻探しをして、気に入ったものがあれば自分の居場所に持ち帰ってコレクションしている。
中でも特にアコヤガイの様な、表は地味で内側が綺麗な貝殻を好み、彼女曰く「そっちの方がロマンがあるから」だそう。
因みに、貝殻が特段好きなだけで、一応宝石など他のキラキラしたものにも興味はある様だ。

一言

「この光沢具合…バッチリね!!」

セリフ

「貝殻、貝殻…っと。あら、ご機嫌よう。あなたも貝殻探しかしら?え、違う?それは失敬…。ええ、私は無論、貝殻探しよ。
存在は一見地味であれど、密かに薄ら虹色に煌めくその魅力は唯一無二。あなたも是非、一緒に探してみない?」