時空を超えて

Last-modified: 2015-07-19 (日) 19:21:59
3天使小説第二段「時空を超えて」が帰ってきました!

残念ながら前のままというわけには行きませんが、記憶でがんばります!
前作の目次と登場人物の一部のみが残りました。前作を見ていなかった方は目次だけでもどうぞ!
白文字を多用しているのでカーソルをドラッグして反転させてみてください。
↳らららの白い脳細胞が~。らららーがーくれたーあのーこんじょーー

天使の約束 目次

天使の約束

一話 テンクウシティの力
二話 いざ!出陣!
三話 るるるの運命
四話 らららVS改造ぷに博士
五話 ぷに六との出会い
六話 ジョーカーぷに現る!
七話 スキャンぷにの強さ
八話 コロシアムの王者 
九話 激闘!武器ありルール!
十話 二人の約束
十一話 謎の敵?ミストラグーンシティ
十二話 最強!タ~カイ塔撃破法
十三話 謎の敵!ろろろVSプニッシュ
十四話 ぷに師匠との修行
十五話 倒れていたプニッシュ
十六話 プニッシュとの再戦
十七話 捕われたろろろ
十八話 スキャンブラック!漆黒のスキャナー
十九話 るるるVSスキャンブラック
二十話 みんな集まれ!大戦争!前編
二十一話 みんな集まれ!大戦争!中編
二十二話 みんな集まれ!大戦争!後編
二十三話 ジョーカーの過去
二十四話 本当のスキャンぷに
二十五話 帰ってきたろろろ
二十六話 雲の上!アップハレーシティ
二十七話 テンクウシティへの道
二十八話 雲の上の戦場
二十九話 侵略者について
三十話 洞窟の前の困難
三十一話 家来ぷにの特訓
三十二話 新たな技
三十三話 川を越えて・・・
三十四話 決戦!3天使VSスキャンぷに
三十五話(最終話) 決戦!!その力の意味

登場人物

今回の小説の鍵を握るキャラクター 赤字
初登場のキャラクター 新

ろろろ☆魔天使
略称 魔
この小説の主人公。3天使の1人
2重人格。バルカンサイエンティストをかぶると無口になる。
特殊な色をしていて、そのちからで時空を越えられる。PLUS4くらい?
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・ららら☆惰天使
略称 惰
3天使の1人
強気でせっかち。なんでも根性で貫き通す。
知能(IQ)が意外と高い。PLUS3だった気がw
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・るるる☆聖天使
3天使の1人
略称 聖
らららとは正反対で弱気でのんびり屋。
夢見がちだがバトルのときは本気。
場所を瞬間移動する力を持つ。CHAOS3かな?こう書くのかな?w
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・ラルド
ろろろの幼馴染。
何もかも優秀で階級が繰り上がり、ろろろ達より2年早く学校を卒業した。
スーパースキャナーをつけるとスキャンぷにに。PULS5かな。
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ジョーカーぷに
略称 ジョーカー
実は、今回の小説のもう一人の主人公。
前作でスキャンぷに(ラルド)とともにろろろ達と戦った。
「何事も気楽に楽しく」ジョーカーのモットーらしい。
サーカス団員という過去を持つ。
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ロケットぷに 新
略称 ロケット
100年後の未来から来た、ロケットをつけて飛べるようになったぷにぷに。
100年後の世界では空港で情報屋をやっている。
未来の救世主を求めやってきた。
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メロディ 新
3年後のモリモリシティに住む女の子。
音楽を好み、自己流の技を編み出している。
好きな言葉は「クレッシェンド」(楽譜に用いられる記号の意味でだんだん強く)
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・ぷに教師
略称 教師
ろろろ達の天空学校3年A組の元担任。今では天空学校1年B組の教師。
リーゼントの髪型で暑苦しい。実はLv.72……?
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ぷに六
3人と出会って3年後、また彼らと再会する。
裏町のリーダーで、白黒のねじり鉢巻がチャームポイント。
食べ物が好きで、好物は納豆。
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・サイバーぷに 新
略称 サイバー
ぷに六の友達。
3年前はサイバーグリーン一色だったが、看護ヘルを装備するようになった。
ぷに六とグラサンぷにをサポートしている。
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・グラサンぷに 新
ぷに六の友達。
頬の傷、グラサンが悪っぽさを引き立てる。
性格上、そこまで悪くない、仲間思いな奴。
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略称 グラサン
・王様ぷに
略称 王様
テンクウシティの王様。
テンクウシティを信じようとしない地上のぷにぷにを嫌っている。
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・家来ぷに
略称 家来
王様ぷにの使い。
あまり出てこない……はず?
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改造ぷに博士
略称 改造
ぷにぷにを改造することを研究しているが、最近はろろろ達のために役に立つ道具を作っている。
間が抜けているが意外と発明家としての名の評価は高い。
1つの事に集中しているとほかのぷにぷににはかまわない。
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・手紙の主
天空学校卒業式の日、突然手紙が舞い降りる。
その手紙はろろろたちの運命を大きく変えるものだった。
謎が多すぎる人物。

敵キャラ (ネタバレ有)

・ドールメカ 新
ドール博士が作った、メカぷにの超強化版。
バリエーション豊かでしつこく登場する。
頭のアンテナで電波を受信するので、遠隔操作で動かせる。
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・バーチャルぷに 新
略称 バーチャル
時空の狭間というバーチャル空間に迷い込んだぷにぷにを徹底的に排除する。
バーチャル空間でしか生きていられない。
ドールメカと同一という説がある……。
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・サーカス団長 新
略称 団長
2年前、ジョーカーぷにの勤めていたサーカス団の団長。
優しかったはずがある日突然悪いぷにぷにに。
本当の姿は……!?
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・ニセ魔王 新
3年後の世界の英雄「魔王」に成りすまし、世界を想うがままにしようと企む悪党。
紫色をしていて目立つので実際あんまり似ていない。
コーヒー大好きだがいつもこぼす(笑)
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ブラックエンジェル 新
略称 ブラック
100年後のガヤガヤシティ上空でホワイトエンジェルたちと戦う。
世界のならず者が集う軍団「ダークネス」のリーダー。
(街が戦いにより大きな谷ができたのでキルコンテストバレーと呼ばれるようになった)
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ホワイトエンジェル 新
略称 ホワイト
100年後のガヤガヤシティ上空でホワイトエンジェルたちと戦う。
ダークネスを倒すために集まった軍団「シャイニング」のリーダー。
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ドール博士 新
略称 ドール
スーパースキャナー、超小型タイムマシンなどの数々の大発明をした博士。
発明のみならずバトルの腕も半端じゃない。
この時空のゆがみを作った張本人。
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プロローグ ~Out of the frying pan into the fire?!~

―僕らは、スキャンぷにを倒し、この星の平和を取り戻した。
だが、それと同時に驚きの事実を目の当たりにすることになった。
魔「……ラルド…………?」
静まり返った洞窟に、ろろろの声だけが響き渡った。
惰「ラルド?それ誰だよ。」
魔「スキャンぷにの正体……2年前に学校を卒業した僕の幼馴染……」
聖「それってどういう事?」
疑問が続き、この状況を理解するのに時間がかかった。そこでろろろは、この事件が終わっていない事を確信した。
魔「そうか、スキャンぷには……ラルドが操られたものだったのか!ラルドはすごく強かった……多分それは今も同じ。っていうことは!」
惰「もっと強いぷにぷにが更に居るってことだな。そいつを倒さないとまだ解決できていないってことか。」

そして、このやり取りを見ていたぷにぷには色々な時間に被害が及ぼした。スキャンぷにの一件は始まりに過ぎなかったのだ。
お前はもうクビだ。出で行け。
そして彼らはまた戦う
ニヒャヒャヒャ、まさかあんなに簡単に引っかかるとはな
自分のためではなく
ついに決戦だ…… いくよ! いくぜ!
時空を正すために!

一話 天空学校卒業の後

―3月16日 天空学校卒業式
惰「あぁ!椅子にずっと座ってると尻が痛い!」
3人は、無事卒業証書受け取り、その帰りに話しながらゆっくりと歩いていた。
聖「それにしても、3年って、長いようで短かったよねぇ」
惰「特に三年生な、色々ありすぎて疲れたよ」
魔「ホント!まさかあんな事になるなんてね」
1年間を振り返り、笑いながら話していると
?「お疲れ様、3人とも」
3人が振り返ると綺麗な緑色をしたぷにぷにが立っていた。
魔「ラルド!」
聖「この日だけは来客自由だから見てけばよかったのに」
スキャンぷにの一件があってから約一ヶ月間経っている。るるるもらららも、もうラルドとは友達だ。
ラルド「でも、なんか入りづらくて。3人とも、おめでとう」
ラルドはろろろ達を笑顔で迎えた。
惰「そういえばジョーカーは?来てないのか」
旅をした仲間は、今でも仲良くしている。ジョーカーは、ラルドと共にテンクウ城の空いている部屋に泊めてもらっている。ウサギぷには例外で、惑星TUKIに帰り、ぷにぷにの星との友好関係を結べるように励んでいる。
ラルド「ジョーカーはアルバイトで改造ぷに博士を手伝いに言ってるよ。最近結構仲良いらしいよ。」
ジョーカーが良いぷにぷになってからは色々なことをしてお金をためている。良い性格と持ち味のムードでどんなぷにぷにとも仲良くなれるらしい。
聖「ジョーカーもがんばってるねぇ。ところでみんな、進路のことだけどさ」
惰「まさかるるる、まだ決めてないのか?!」
天空学校を卒業すると、卒業生たちは旅をする、商売を始める、軍隊に入るの中から1つ選び、1週間以内にテンクウ城に届け出なくてはならない。
聖「イヤ、さすがに決めてるけどさ、みんなはどうするかって話」
魔「ラルドは旅を選んだんだよね。」
ラルドはこくりと頷く。天空学校には飛び級制度があり、ラルドは大変優秀なため、2年早く卒業したのだ。
惰「不思議だよなー。何でラルドが飛び級なのに俺らは普通なんだろうねー」
魔「入学試験のことがあるからでしょ……」
ラルド「え、何があったの?教えてー!」
聖「駄目だよ、恥ずかしいし!って、そんなことより僕の質問!」
惰「そりゃあもちろんみんな同じだろうな!やっぱり選ぶんなら……」
3人「旅でしょう!!」
3には当然のように声を合わせて言った。
魔「やっぱりね~、みんな同じだと思ったよ」
その後も4人は話を続け、帰り道を歩いていると
惰「ん?あれなんだろ?」
らららの見ていたところには一枚の紙らしきものがヒラヒラと舞い降りてきていた。
4人はそれをキャッチし、それを確かめた。
聖「封筒だ!でも、宛先書いてないよ?切手も貼ってないし送り主もわからない。」
魔「中に宛先が書いてあるかもしれない。見てみよう!」
その封筒を開けると、中に手紙が一通入っていた。
ラルド「『ららら、るるる、そしてろろろ。卒業おめでとう』だって!」
その内容はなんとろろろたちに宛てたものだったのだ。
惰「え!俺らへの手紙!?続きは?」
ラルド「えっと……『君たちに手紙を送ったのはほかでもない、未来を救ってもらうためだ。』」
聖「未来ってどういうこと?なんで僕たちに……」
魔「わからないけど……続きを読んでみようよ」
ラルドは続けて読み始めた。
ラルド「『今、厳密には100年後だが。この世界では争いが絶えない世の中になってしまっている。君たちにはこの争いを止めてもらいたい。』」
惰「マジかよ!信じ難いな……」
ラルド「『信じられないかもしれない。だが、この手紙の通りに動けば君たちも信じると思うだろう。まずはジョーカーを呼んで3年前のガヤガヤシティへ行ってもらいたい。この手紙はこれで終わりだが、また後で手紙を送ろう。では、健闘を祈る。』」
手紙はそこで終わっていた。4人は訳が分からずその場に立ち尽くしていた。
聖「これ、本当かな……イタズラとかじゃなくて」
ラルド「この手紙の通りにすればわかるって書いてあったし、やってみない?」
魔「うん!これが本当なら今未来は大変なことになってるってことだしね!」
惰「ちょうど卒業して暇だしな!それじゃあいっちょ未来救ってくるか!」
4人は気合十分、やる気満々だ。そう決まり、さっそくジョーカーを呼んで事情を話し、話し合いを始めた。

二話 タイムジャンプ

5人はまず、3年前にどう行くかについて話し合った。
聖「過去に戻るってどうすればいいの~!」
惰「……わからない!どうすれば……ん!ろろろの力で何とかできないのか?」
聖「そっか!ろろろなら3年前くらい朝飯前だね!じゃあさっそく……」
魔「ごめん、無理だよ」
ろろろは俯いていった。
惰「ダメなの?何で!」
魔「いくら魔法が得意だからって5人ではきついよ。もし行けても帰りに魔力が持つかどうか……」
ラルド「じゃあ、3人ならどう?えーと、僕とらららが残って手紙について調べたりしてるから、ダイヤとるるるとジョーカーが3年前へ行く」
ラルドの提案はとても効率の良いものだった。これにはろろろも賛成し、この計画通りに行くことになった。
ジョーカー「3年前……ガヤガヤシティ……」
ジョーカーは何か納得いっていないようだったが……。
魔「じゃあ行くよ、2人ともつかまって!」
すると3人を眩い光が包み、次の瞬間には消えていた。

ここは、天空歴1297年。ろろろたちが天空学校に入学した年だ。
聖「じゃあさっそくガヤガヤシティに向かおう!」
3人はガヤガヤシティ行きの穴から落ち、ピュッポ飼いの小屋の近くに降り立った。
魔「僕らを知ってそうなぷにぷには誰もいないよ?どうすればいいんだろう」
ジョーカー「ねぇ……もう帰らない?」
ジョーカーがらしくないような小さい声で話しかけてきたので、ろろろたちはどうしたのか聞いた。
ジョーカー「3年前のガヤガヤシティには苦い思い出があってネ……前に話したよネ、サーカスの話。それが3年前のこのくらいの時期。ガヤガヤシティの街はずれで起こったことなのサ……」
ジョーカーはサーカス団員だったが、サーカス団長に突然捨てるように出て行けといわれたのだ。
魔「そうだったね……ん、でもそれって何かの手掛かりになるかもしれないよ!行ってみる価値はあるかもしれない!」
ろろろの提案に対してジョーカーはあいまいな表情を見せた。
ジョーカー「行くって、もしかして……」
魔「サーカスにだよ!」
そんな時、3人の頭上に見覚えがあるような封筒が1通舞い降りてきた。
聖「!!また僕らに手紙だ!読んでみるね」
その内容は、ここにいる3人のみの名前が書いてあり、さらにこんなことまでが書いてあった。
聖「『もう気づいていると思うが、ここに来てもらったのはジョーカーに関することでだ』……だって!すごい!やっぱりサーカスだよ!」
ジョーカー「ボクに関することって何?続きを読んでヨ」
その先の手掛かりをつかむため、手紙の続きを読もうとしたが、その先にはあとは自分たちで考えろと書いてあるだけで、やはり差出人すら書いてない。
手紙のことや、この先のことを考え、3人は少し沈黙したが、突然ろろろが質問をした。
魔「ジョーカー、この日ってどこかでサーカスやってた?」
ろろろが言ったのはサーカスをやっていたなら行ってみて手がかりをつかもうということだった。
るるるはすぐに賛成し、ジョーカーも已むを得なく賛成した。
聖「で、今日はサーカスやってるの?」
ジョーカーは一度俯いてから答えた。
ジョーカー「今日は空港の近くで。バスで20分くらい行ったところ。今日がボクのやめた日だヨ……」
聞きにくいことを聞いてしまったと後悔した二人だったが、ろろろは再び思いついたように言った。
魔「もしかすると、それが手紙の主がここに僕らを呼んだ理由なんじゃないかな?もしそうだったならそれが答えだよ!早速バスに乗ろう、サーカスに出発だ!」
こうして、慌ただしくバスに乗ってジョーカーたちは、3年前までにジョーカーが務めていたサーカスに行くことになった。

三話 サーカス団長

ジョーカーたち3人はサーカスの会場につき、見るために入場券を買った。
そして中に入り、座っていると少ししてから会場が暗くなり、スポットライトが一点を照らした。
団長「Ladies and Gentleman!ようこそ我らがサーカス会場へ!私が団長でございます!今晩は皆さんお楽しみください!!」
観客は多く、とても賑わっていた。
ジョーカー「彼が僕を突然クビにした団長だヨ」
魔「あいつが……ジョーカーはどのタイミングでそういわれたの?」
ジョーカー「このサーカスが終わってからすぐのことだったヨ。疲れてたんで舞台裏で休んでいた時」
そんな話をしているとき、会場はいきなり歓声を上げた。
聖「みて!だれか出てきたみたい!」
それは、昔のジョーカーであった。
魔「すごい人気だったんだね!……でも、そんなジョーカーを団長はなぜ……」
謎は深まるばかりであった。だが、このことと未来の危機に何かしらの関係があり、止めるべきだということは確信できたので、ろろろたちは歴史を変えることを決意した。

それから時間は経ち、サーカスが終わって、ついにジョーカーの歴史が大きく動く時が来た。
過去ジョーカー「ふぅ……今日も失敗しないでいい舞台になりましたね!」
そこへ、ゆっくりと歩み寄るぷにぷにがいた。サーカス団長だ。
団長「ジョーカー。話がある。ちょっと外まで出なさい」
2人が外に出て、その時は来た
団長「お前はもうクビだ。出て……」
魔「させるかぁぁぁ!!!」
ろろろはジャイアントドロップで突っ込んだ!
団長「誰だ!お前達は」
聖「僕たちはそこにいるジョーカーを助けに来たんだ!」
過去のジョーカーは、目の前のぷにぷにが言っていることの意味を理解できなかった。だが、もっと理解できなかったのは自分がもう一人いる事だった。
ジョーカー「ここはボクらに任せてヨ!るるるはもう一人のボクを避難させテ!」
るるるは快く引き受けて何が何だかわかっていない過去のジョーカーを引っ張って逃げた。
団長「どうやらここまでのようだな……」
団長は少し笑っているようにも見えた。
くるりと振り返り、逃げようとした。
魔「待て!フリーズ!」
ろろろはすばやく敵の目の前の地面を凍らせた。
ジョーカー「あなたはボクの人生をめちゃくちゃにしようとした……その理由は何だ!」
ジョーカーの言葉を聞くと、俯いていた団長はゆっくりと顔をあげ、不敵に笑いだした。
それとともに団長の体は脱皮をするように薄橙色の皮がむけていった。
団長「フフフ……それガわたシノ下サレた命令だかラダ!」
次の瞬間団長は振り返り、頭から電撃を発した!
魔「危ない!防御魔法!」
間一髪で身を守ると、今度は団長の姿に驚いた。
ジョーカー「団長……イヤ、お前はメカぷにだったのか!」
団長「正確ニハドールメカ。ソシテワタシハソノ1号ダ!」
今まで普通のぷにぷにだと思っていた団長はメカぷにで、それも見たこともないタイプだったのだ!
ドールメカ1号「ワタシハドール博士ニ作ラレタ完璧ナ最新式ノメカぷにデアル!」
魔「ジョーカー、いろいろ整理するのに大変だと思うけど、この流れは戦闘になるよ、準備して!」
2人が身構えると思ったとおりドールメカ1号は襲い掛かってきた。

ジョーカーぷにVSドールメカ1号

ジョーカー「ストーンディフェンス!」
ジョーカーはすかさずドールメカの攻撃を受け止めた。
ドールメカ「ナカナカヤルナ!来イ!」
ジョーカー「ボクはあの頃よりずっと強くなったんだヨ!ワンダータックル!」
サーカスで鍛えられた華麗な動きにより、どこから出てくるかもわからない。
ドールメカ1号「ピピッ、ソコカ!」
それをドールメカは負けじとかわす。
ドールメカ1号「オマエノ動キナド簡単ニ予測デキル!」
魔「ワンダータックルを読まれてる!?さすが高性能ロボット……こうなったらこっちも!」
ろろろが攻撃しようとしたところをジョーカーは止めた。
ジョーカー「これはボクのことだ……ボク1人にやらせてヨ!」
ろろろはジョーカーの思いを受け止め、手を出さずに闘いを見届けることにした。
ドールメカ1号「超光化学レーザー!」
それは普通のメカぷにのレーザーをはるかに超える威力とスキのなさを見せつけた。
レーザーをまともにくらったジョーカーはかなりのダメージを負った。
ジョーカー「くそっ……このままじゃ押し負けるヨ……」
ドールメカ1号「モウ終ワリカ?ナラバトドメダ!エネルギー充電開始……」
魔「避けろ!あんな技の強化版なんてくらったら生きていられないよ!」
ジョーカー(確かにあの攻撃を次くらったら絶対に耐えられない……でも避けたところでどうすれば……)
ジョーカーはいい方法が思いつかず、レーザーが発射しようとしたそのとき!
~~~途中です。少しお待ちを~~~

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