インゲン社が結成されてからしばし時が流れたある日のこと。
わがO中学校の社会科教師・ザビ西(通称ザビ)大先生に社のスポンサーをしてくれるように頼んだ。
副社長の茶がその旨を伝えているときに、ザビの頭部に反射した太陽の光を見ていた私に
ザビが言った。
「何でたこ焼きが社長やねん」
何か不満でもございましょうか、宣教師さま。
私は必死で怒りを表情に出さず、笑顔を取り繕う。
結果的にこのときの交渉の甲斐あって、わが社には強力な経済力を持ったザビを引き入れることに
成功した訳だが。
この頭部がザビエルに酷似している先生は十字架を持って周りに天使を飛ばしたら、もうそのものである。
ザビの活躍はインゲン社に多大な影響をもたらしてきた。
夏の清掃活動の引率。(知人からの目撃証言では「先生が生徒ひきつれてなにかしてはった」程度だった)
O社長のインゲンwikiの開設。(もう過疎どころか・・・ねぇ?)
インゲンシールの作成(悪魔で予定)
このように私たちにとっては支障のような存在なのだ。
また彼はうちの社員のエニアックと仲がよい。親子のように談笑している2人をみると無性に悲しくなってくる。先生の本当の子供はおそらく薄毛遺伝子をもって生まれてくるのに、その代償もは(以下略)
