177 :グローム・クリムゾン:2007/02/17(土) 23:43:45 ID:LCepnTXp
その日は、たまたま早く起きただけだった。
朝日の光の中で、いつも感覚ではすでに彼を起こしに来ているはずの少女が、
まだ来ていないことをいぶかしく思って時計を見てみれば、普通に起きる時間のなんと1時間以上も前だったのである。
最近はよく彼の部屋で寝ている彼女だったが、今朝は自分に与えられた寝室で寝ているらしい。
だから、たまには彼女を驚かせてみようと思った。
音を立てないように細心の注意を払って自室を出て台所に向かう。
そこでも音を立てないように注意しつつ、朝食の準備を整えた。
さあ、あとは彼女を起こしに行くだけだ。
そう思い彼女の寝室の扉の前に立ち、ドアノブを握ったところで
「・・・・・・・・・・?」
中から何かの音が聞こえた気がした。
そっと中をのぞいてみた彼――タタラ・フォロン――は予想もしていなかった光景を目にしてしまった。
『彼女』、フォロンの契約精霊であるコーティカルテはすでに起きていたのだ。
しかもそれだけではない。
彼女は壁を背にして体育座りのような座り方をしていて、その手は彼女自身の股間にのびていた。
「ん・・・・・んんっ」
彼女の押し殺した声が聞こえる。
少しだが扉を開けた今なら、彼女が自分の手で弄っているそこからピチャピチャと小さな水音がしているのが分かる。
いかに彼が奥手で『そっち』関連に縁遠い人間でも、彼女が何をしているかは明白だった。
だがしかし、そんなことがありうるのだろうか?
たしかに精霊、それもフマヌビックと区別される種族は人間とほとんど変わらない姿をし、
その物質化した肉体には人間と同じ内臓を備えているという。
が、それらはただの『模倣』であり、擬似的なものに過ぎない。
少なくともフォロンはそう学院で教わった。
彼女自身、『しようと思えば出来る』と発言しているし、逆を言えばしなくてもいいのでは・・・・・・・
この時点では、彼は自身の思考が暴走・端的に言えばパニックに陥っていることを自覚していなかった。
「・・・・・フォロン・・・・・・」
「・・・・・・・・え?」
声を出してから、しまった と思った。
よく見れば彼女は彼のシャツを持っていて、その匂いを嗅いでいる様だった。
つまり彼を自慰の対象としていただけで、彼の存在には気付いていなかったのだ。
そう、彼が声を出すまでは。
死んだと思った。
あの赤い悪魔(精霊)が恥ずかしさのあまりに我を見失って見境なしに暴れたらどうなるか。
それは彼が一番知っていることだ。きっと被害はこのアパートに留まらず、
トルバス中を大災厄に巻き込むに違いな
「フォロン・・・・・・・・・・・」
気が付けば、いつの間にかコーティカルテに組み敷かれる体勢になっていた。
まるで記憶が欠落しているかのように彼女がこちらに気付いてから、この状態になるまでの過程が不明瞭だった。
そんなことより彼女の様子は、フォロンの予想とは違っていた。
寝ぼけているかのように焦点の合わない目をトロンとさせ、いや、むしろこれは酔っ払いのそれかもしれない。
「ってちょっと待ってコーティ!」
彼女の手が彼のズボンの、すでにテントになっている部分にのびた。
慌てるフォロンに対し、コーティカルテは、
「ふふふ・・・・・私を見ていて、ここをこんなにしたのか? ・・・・・悪い子だ」
その声はやはり酔っているかのように呂律が怪しかった。
やっと思考が正常に戻ってきたフォロンだったが、そのときには手遅れだった。
幼い少女のような姿をしているが、彼女は精霊で。
人間の中でもひ弱な彼では振りほどくことが出来なかった。
そうこうしている内にズボンは下ろされ、彼の分身がむき出しにされてしまう。
ソレもひどく熱を持っていたが、当てられた彼女の手は更に熱かった。
その熱が正常に戻った彼の思考から再び冷静さを失わせていく。
「準備は出来ているようだな、では・・・・・・」
そう言うとコーティは腰を浮かせ、彼女自身の手で濡れそぼったソコを彼のソレにあて、
「コーティ!ちょっと待っ うあ!」
「んんっ!」
一気に自らの体重で貫かれた。
初めて知った彼女の、女の子のソコはひどく狭く、そして火傷しそうなほどに熱かった。
しかもこっちを握り潰しかねないほどにギュウギュウと締め付けてくる。
「どうだ、フォロン?・・・・・見えるか、お前のモノが私の中に入っている所が」
「ああ・・・・・・・・・・」
彼の口から漏れたのは肯定の言葉ではなく、感嘆のそれだった。
別にフォロンのモノが大きすぎる訳ではなく、コーティカルテの体が小さすぎるためなのだろうが、
フォロンのモノは三分の二程までしか彼女の中に入っておらず、ソコで行き止まりのようだがしかしそれでも。
甘美な快感が全身を支配し、まるで全身が彼女に包まれているかのような錯覚さえ覚えるほどだ。
こんな絶大な快感が存在するなんて、今まで知らなかった。
と、コーティが腰を動かし始めた。
腰を浮かせ、落とす。まるでトランポリンで跳ねるかのようにそれを繰り返す。
ただでさえ彼女の体格に合ったソコは狭く、さらに彼女の力で締め付けられていて、
その状態で動かされ、つまりモノをこすられたのだ。
限界は近かった。
「うあ・・・・コーティ、もう出」
意識がはじけ飛ぶ、その間際。
そこが彼らしいと言えば実に彼らしいのだが、
フォロンは熱に浮かされた頭の片隅にこびり付いていた理性を振り絞ってコーティの中から
自分の分身を引き抜こうとした。
咄嗟の、自分でも良く分かっていなかった行動だったのだろうが、しかしそれは逆に裏目に出た。
「うくぅっ!!」
呻いたのはコーティ。
フォロンが動いた所為で彼の上に乗っかってる状態だった彼女は体勢を崩し、
「あ・・・・うぁ・・・・・・」
フォロンのモノはコーティの奥底へ突き刺さっていて。
「うあああああっ!!!」
そのまま暴発してしまったのだ。
「出てるぞ・・・・・フォロンの熱いの・・・・・ふふふ・・・胎を灼かれてしまいそうだ」
恍惚とした表情をしながらコーティカルテはそんな事を呟いていた。
そんな彼女のお腹の奥には、三分の二ほどしか入っていなかったフォロンのモノが、完全に入ってしまっていた。
しかも、カリの部分がまるで捻り切られるかのように締め付けられていて、
(これ・・・・・もしかして・・・・)
そう、フォロンのモノはコーティカルテの子宮に入っていたのだ。
さすがと言うか、擬似的に構築された肉体だからこそ可能だった事だと言えよう。
コーティは子宮に直接出された精液の熱さを感じていたのだ。
「フォロン・・・・・・・・・・前に言っただろう?『しようと思えばできる』と。
・・・・・・ずっと待っていたのだぞ?私は」
彼女は待っていたのだ。彼女の契約主が彼女に手を出してくれる事を。
だからこそ彼女は彼がタガを外しやすいように彼の寝室に押しかけたりしていたのだ。