F-2

Last-modified: 2016-07-19 (火) 00:13:46

概要

F-2戦闘機は三菱が開発した戦闘攻撃機である。日本で戦後初めて作られた純国産戦闘機でもあるが、エンジンはソ連崩壊直後のロシアからRD-33Kを購入している。
FSX自体の詳細はこちらをご覧下さい「F-2_(航空機)

設計

機体

航空自衛隊史上初のクロースカップドデルタ翼機である。その設計のおかげで大搭載量に加えてSTOL能力も獲得しており、最短離陸距離は300m以下とされる。タイフーンやラファールよりもグリペンに似た設計だが、主翼形状はSu-27の技術も導入されている。F/A-18に似た双尾翼となっており、外側にわずかに傾斜がつけられている。グリペンと同様カナード翼を垂直にしてエアブレーキとすることで専用のエアブレーキを廃止している。
胴体下に設置されたインテークからエンジンにかけての設計はMiG-29に似た形状になっており、高迎え角時の吸気を用意にしているほかハードポイントが増加する副次効果を生んだ。
全面的に複合材を使用しており、従来機より軽量化された上強度も増している。
さらに2011年度以降生産されているC型は垂直尾翼、エアインテークなどの形状変更によりステルス性能の向上を図られている。

アビオニクス

主レーダーとしてJ/APG-1アクティブフェーズドアレイレーダー(Xバンド)を搭載している。AESAを航空機に搭載することは世界初の試みであり、統合型電子戦装置と合わせて本機の特徴となっている。
M型及びN型では対地攻撃能力の向上、シースキミングのような低空飛行を可能とさせる航法機能の強化を施されたJ/APG-1Aが搭載された。
さらにC型では2005年から開発が開始されたJ/APG-2が搭載されている。これはF-3、F-5の開発に使用される予定の技術をフィードバックしたレーダーで、メインアンテナでECM、ESM、僚機との通信などを行うことが可能となっている。さらに前縁フラップにLバンドレーダーJ/APG-2-Lが搭載されている。

エンジン

試作機ではロシアから購入したRD-33Kを、量産機ではIHIがライセンス生産したRD-IHI-33Kを搭載してる。これはMiG-29Mが搭載しているものと同一で、機体が一回り軽量化されているため余裕を持った推力となっている。
M型ではIHI F3-IHI-30を基に自国開発されたF4-IHI-10を搭載しており、推力の向上の他海上での運用を考慮して防塩処理が施されている。
C型はパドル式3次元TVC、出力の向上を施されたF5-IHI-10を搭載している。

兵装

翼下10基、胴体下18基の計27基設置されたハードポイントに合計で10tもの装備を搭載することができる。インテーク左右に存在する3x4列計12基のハードポイントは基本的に爆装と小型のミサイルを搭載するために存在しており、中距離ミサイルなどを搭載する場合2x4の8基として運用される。なお、すべてのハードポイントを同時に使用することは重量の問題で現実的ではない。
対艦攻撃を重視されており、要求性能は対艦ミサイル4発であったが、5発程度搭載することができる設計となっている。

派生型

  • XF-2:試作機
  • F-2A:原型機
    • F-2B:複座型
      • F-2BI:ブルーインパルス仕様。機動飛行に最適化されている
    • F-2M:艦載型
      • F-2N:艦載複座型
  • F-2C:大幅改良型
    • F-2D:複座型

要目

諸元
乗員1名
全長16.8m
全高4.9m
翼幅11.9m
翼面積42平方m
空虚重量10,920kg
最大離陸重量22,250kg
動力RD-33K ターボファンエンジン(A、B型)
IHI F5-4(N型)
IHI F5-5(C型)
推力RD-33K ドライ 11,230lbf×2、AB使用時 20,725
F4-IHI-10 11,900lbf×2、19,800lbf×2
F5-IHI-10 16,800、26,100lbf×2
性能
最大速度M2.2
巡航速度M1.1
航続距離4,000km
実用上昇限度19,800m
戦闘行動半径(対艦装備時)900km
武装
固定武装J/Gsh-30-1 30mm機関砲 (携行弾数:150発)
ハードポイント翼端2基、翼下8基、胴体下18基
ミサイル
短距離AAMAAM-3
AAM-5(N/M型)
中距離AAMAAM-4
長距離AAMR-37
AGMAGM-1A/B/C
AGM-2
ASMASM-1
ASM-2
ASM-3
その他爆弾など8t