FFGx

Last-modified: 2018-10-05 (金) 16:36:03

艦級概観

艦種ミサイルフリゲート
計画番号02129(対潜型)
02129A(防空型)
02129.1(攻撃型)
就役期間建造中

概要

 FFGxとは、現在計画中の将来ミサイル警備艦である。現有の駆逐艦および警備艦全てをこれで置換する予定である。
 本艦は従来の汎用性重視や、近年各国で多く見られるモジュラー方式ではなく、各艦で単一機能に特化させる形式となる。これはFREMM計画などで見られた方式を参考にしている。現行計画では、防空型、対潜型、攻撃型の3タイプが建造される予定である。FFGxを配備する駆逐隊では、防空型1隻、対潜型2隻、攻撃型1隻での編成を基本単位とする予定である。
 艦橋部分のモックアップはすでに完成しており、平成29年度予算において、防空型、対潜型各1隻、平成30年度予算において対潜型、攻撃型各1隻の予算が、それぞれ認められている。
 

設計

船体

 計画では基準排水量が4,000トンとなり、一般的なフリゲートと同規模である。
 阿賀野型フリゲートを拡大したものとなっており、構造物はいっそうのステルス化が図られている。
 対潜型を基本設計としており、タイプごとに艦上構造物の設計変更、船体の延長などが行われる。現在の計画されているものを挙げると、防空型では搭載するレーダーに合わせマストの大型化が、攻撃型では船体中部のVLSを増設するため船体の延長が行われている。
 

C4ISTAR

 イージスシステム搭載艦の置換も考慮されているため強力な多目的レーダーが搭載される。二種のレーダーを併載するとみられ、Xバンドレーダーは共通して搭載される。これは現在戦艦大和に搭載され、試験を行っている。もう一方のレーダーは、防空型はSバンド、対潜型、攻撃型はCバンドを選択するとされる。

装備

 現在、FREMMと似た方式で、各任務によって装備を最適化する方式で建造されるとされる。防空型、対潜型、攻撃型の3タイプが計画されている。
 防空型は、長距離対空ミサイルを中心に搭載する。主砲は64口径127ミリ単装速射砲を搭載する。
 対潜型は、汎用型とも呼ばれる。武装は他に比べて軽微だがヘリコプターを2機搭載することが可能である。

要目

諸元(対潜型)
基準排水量4,000トン
満載排水量5,420トン
全長133m
全幅16.2m
吃水5.0m
推進方式CODAG方式
次世代ガスタービンエンジン(30,000 hp)1基
巡航用ディーゼルエンジン(5,200 hp)2基
推進器2軸
速力30ノット以上
乗員120人(兵士40人、2個分隊を輸送可能)


対潜型
兵装64口径127ミリ単装速射砲1基
09式VLS前部4基32セル(MU)、中部1基8セル(LU)
CADS-N-41基
HOS-303四連装長魚雷発射管2基
14式多連装ロケット発射機2基
センサーOPY-XX(Xバンド) 多目的AESA4面1基
OPS-XC(Cバンド)AESA4面1基
OPS-106(Xバンド) 低空警戒AESA4面1基
OQQ-23A 統合ソナーシステム
艦載機哨戒ヘリコプター2機
防空型
兵装64口径127ミリ単装速射砲1基
09式VLS前部4基32セル(MU)、中部1基8セル(LU)
09式S-VLS後部32セル
CADS-N-41基
HOS-303四連装短魚雷発射管2基
14式多連装ロケット発射機2基
センサーOPY-XX(Xバンド) 多目的AESA4面1基
OPY-XS(Sバンド)AESA4面1基
OPS-106(Xバンド) 低空警戒AESA4面1基
OQQ-23B 統合ソナーシステム
艦載機哨戒ヘリコプター1機
攻撃型
兵装62口径155ミリ単装砲L1基
09式VLS前部2基16セル(MU)、中部4基32セル(LU)
CADS-N-41基
14式多連装ロケット発射機4基
センサーOPY-XX(Xバンド) 多目的AESA4面1基
OPS-XC(Cバンド)AESA4面1基
OPS-106(Xバンド) 低空警戒AESA面1基
OQQ-23B 統合ソナーシステム
艦載機哨戒ヘリコプター1機
共通
C4I統合データリンクシステム
共同交戦システム
FCS
電子戦・対抗手段自動対潜防護システム
NOLQ-4 統合電子戦システム
新多目的対抗装置2基
曳航具4型
自走式デコイ2基