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添付ソヴィエト連邦/中戦車
概要・特徴
T-34中戦車。
改良型のT-34-85も含めれば第二次世界大戦中に最も多く生産された戦車である。
傾斜装甲を大きく取り入れた設計。
多くの改良型、派生型が生まれた。
史実
1937年8月、対戦車戦闘を想定した戦車の開発が要求される。
そこで「A-20」の開発が企画された。
対戦車戦闘をするには性能が不十分であるとされ、
「A-20」に比べ、主砲と車体装甲を大きく強化した「A-30」の開発が進められたが、
その過程で量産に向け製造コストを低減した「A-32」が開発された。
1938年末、「A-20」「A-32」の設計が完了。
1939年5月、「A-20」「A-32」の試作車両が完成。
1939年9月、比較試験の結果「A-32」が採用された。
その後、「A-32」の主要装甲を更に強化するように要求され「A-34」を計画。
1939年12月、「A-34」が試作車両の完成を待たずに「T-34」として制式採用される。
1940年2月、「A-34」の試作車両が完成。
他国に先駆けて高性能ディーゼル・エンジンを搭載し優れた速度性能、航続力を実現している点等、
二次大戦当時としては先進的な設計であった。ソ連機甲軍団の伝説的な戦車である。
総生産数は約33800両。
小ネタ
戦勝記念にモスクワで行われたパレードの様子。
おびただしい量のT-34が写っている。
参照
戦車研究室:T-34
World of Tanks 戦車辞典:T-34
Tanks Encyclopedia:T-34/76
나무위키:T-34
