外部からの初めての依頼1

Last-modified: 2016-07-02 (土) 01:38:39

―セッション「初めての外からの依頼」―
―ここは女主人アルマが経営する宿の中の共同食堂、様々な冒険者達が主に朝食などを取る為の場所。
ー時間帯は午前8時頃、食事を取るためにきた冒険者達が卓を囲みつつ雑談をしている。
安い!美味い!やっぱここだぜ!
サリタス、隣座るよ
おう、いいぜー
ですねぇ・・・ただひとつ問題があるとすれば、その安い食事代もそろそろ危うくなってきたことでしょうか
ーカレーもあるだろう。
もう少し静かに食べれないのかー サリタス。もぐ
む・・・人が忘れていたことを・・・
危うく… ああ、サリタスの財布か
やはり朝はミルクに限る
いざとなればお前らに奢ってもらうし大丈夫だろ?
いやいや紅茶でしょう(ミルクどばどば
人を財布代わりにするな。
誰にとは言いませんがつけときましょ
当然のように言うな
それほとんどミルクだろに
カフェイン入ってますよー?(砂糖どさーっ
―ふと、ではガドルは思う。この牛乳....なんだか何時もと違うような........
わ、私はミックスサンドにする
朝っぱらからお前らは辛気臭いなー、ったくよー
カレーおかわりしようっと
ん・・・?アルマさんいるかい?
―ガドルは牛乳の違和感に気づけるだろうか? 3d6+感覚値ボーナス+スキル:パーセプションが有りなら合計値に+5のボーナスで出すかロールどうぞ。
アルマを?どうしたよ、カドル
「はーい」(ふと声をかけられるとこちらにくる声が聞こえる)
(カドルのダイスロール:3d6+1+5) 11 ([2,3,6])
―目標値10以上であれば牛乳の違和感に気づけるだろう。
うん、やっぱりだなんだかいつもよりミルクの匂いが悪く無いかい?
ーなんだか何時も飲んでいる牛乳よりコクが薄いというか水っぽいというか美味しくない。
―とカドルは匂いの他ににも感じる。
んー・・・?そうですか?
(それは紅茶に入れててもわかる違和感?
(紅茶が薄く感じてokです)
(濃厚さが足りない、といった所でしょうか)
(ふむ、ありがとうございます
ふーん?
牛乳の問題なんですかねこれ…?紅茶もちょっと変
アルマ「皆さんどうしましたか?」(エプロンをつけたアルマが冒険者の元へとやってくるだろう)
そ、そんなにちょっとでわかるのか…
アルマさん、食材の仕入れ先変えました?
アルマ「あら...特に変えた覚えはないんですけど.....でも牛乳屋さんの配達が何時もよりかなり遅れて来てたような....?」
よいしょ みんなどうしたの 
(アルマは首を傾げつつ、牛乳自体は腐っているわけではないようだが、どうも牛の乳の品質があまりよくないようだ)
ふぅん・・・? もしかして、水で薄めてたからだったりして(いたずらっぽく
細かい事言ってんなぁ・・・(カドル達を横目に朝食を食らう
そ、そうだったら悪質だな…
へー、アルマさん、そのお店の人はよく遅れたりするの?
アルマ「いいえ、とても真面目なおじいさんで何時もはちゃんと時間ぴったりに届けてくれるんですよ」
サリタスはいっつも飯くってんな
んなことねぇよ!
アルマ「でも、今日はなんだか慌てふためいてたような.....?」
寝坊したんじゃねぇのー
サリタスじゃあるまいし…真面目な人ならないんじゃないか?
そのミルクってあるの? 僕も見たいー 
俺だって真面目だが寝坊するし・・・
(ミルク以外、食べ物に違和感はないのですかね
サリタスさんは・・・マジメ・・・?
ー朝食はいつもどおり美味しいようだ。
ま、まじめなやつは人にツケない…
(ふむ。あざます
カーッ!うめぇー!
これで今日も一日依頼に精が出るってもんだ!
・・・。
サリタスさんはがさつでいいなー
朝のティータイムに水を差されて僕はちょっとブルーですよ(机にぐでー
アルマ「すみません、牛乳はそれが最後なんです」
毒じゃあるめぇに大げさ何だよ、お前らは
ハルナさん、あげるー(砂糖ミルクどばどばの紅茶をずずい
アルマ「悪くなっちゃうといけないんで食事の前に人数分しか仕入れてないので・・・」
ま、まあ…確かに騒ぐほどのことじゃないか
わーい
それより、アルマ!何か良い依頼は入ってねぇのか!?
あ、依頼 私も見たい
アルマ「今日は朝の先発組がほとんど依頼を持って行ってしまったんですよねぇ....」
依頼・・・僕もそろそろお金必要だしなぁ
・・・仕方ない、しばらくつけるか
(そういえば 飲んだら薄味だってわかるんだよね
な、何か残ってないのか…?
おいおい・・・俺のこのやる気はどこにぶつけりゃいいんだ・・・
―掲示板にも依頼の紙が珍しく残っていない
ーどうやら宿屋に正式な依頼が残っていないようだ.....何故なら
―みんなが金欠「月末」だからである。
そ、そういえば…今日は月末か…忘れてた
マジかよ・・・
出遅れたな…
月日が経つのは速いですねぇ
ロクは達観してるな…
大人びた17歳なのです
牛乳はまずいは仕事はねぇわでツイてねーなー・・・
俺は飲んでねーけど
ー正式な依頼が来ていない、となると「自分たちで宿屋が関わっていない外部の依頼」を取ってくるしかないだろう。
それがこの牛乳だ ドヤァ
牛乳?
乳しぼりのお仕事でもするんで?
たぶんないという事はここら辺にはないんだろうなあ (そして飲む
アルマ、そのじいさん何か他に言ってなかったか?困りごととか
さ、サリタス
ん?なんだ
ブッ うっす!? なにこれ
暇だ、何かないのか
アルマ「そうですねぇ.....時間が遅れてしまったことに随分平謝りしていましたけど.....」
アルマ「何時もでしたら元気でニコニコして牛さんの話題を楽しそうにしてらっしゃったのに....」
依頼は自分でとってくることも冒険者には必要なテクだぜ?モルン
ま、まだ日が浅いから馴染みがいないんだ
サリタスー 牛乳うすいー これのめたじゃないお
聞いたところ、そのじいさん何か問題を抱えてるとみた・・・!
そんなに薄いのか…
そこで俺らの出番ってわけよ
カレーに入れたら苦情が来る(真顔
お、サリタスさんお仕事強請りにいくんで?
なるほど、それがテクか
強請るとはなんだ、ねだるとは
ゆする、ですよ
おねだりなら僕のほうが得意です
どっちも同じようなもんだろ!
同じかなー? ま、行くならついていきますよ。暇ですし
で どうするの?(文句言いつつ飲む
ここにいても、暇だしな…
依頼がないと言いだしたらカドルを使って慰謝料を・・・
依頼もないからな・・・個人的にもミルクの味に納得できない
ほらやっぱりゆすりだ!
月末だからな、俺も鬼になるぜ・・・
背に腹は代えられん!行くぞ!
じゃあクエスト探しに行くぞおー
あ、ああ とりあえずいってみるか
アルマ「皆さん、おじいさんの牧場に行かれるんですか?」
(うむ
そのつもりですよー。どのあたりにあるんですかね?
アルマ「それでしたらこの辺りですね。」
アルマさん ご迷惑をおかけします。
飯食ったな?お前ら
(アルマは冒険者が普段持っている地図に赤丸をつけてくれるだろう、リーン郊外の牧草地帯にいるだろう。馬や馬車があれば2時間程度で着く距離だ)
食べたよ、全部
ありがとです、アルマさん。ついでにおつかいとかあるならやりますよ
カレーがあれば怖くない(ミルクを再びしまう
ああ、ちょっと物足りないがな…
アルマ「あ、いいんですか?そうですねぇ....でしたらおじいさんから卵を頂いてきてくれませんか?20個ほどあればいいですよ」
何かあっても、この距離なら日が暮れるまでに戻れそうだな
おっけー ぼくがいっておくよー
さ、そうと決まれば善は急げだ、出発するぜ!
ほいほい、卵ですね。じゃあ、いってきます!
ついでだからね、任された
はーい
では馬と馬車、どちらで向かおう?
―徒歩でも構わないがその場合+1時間となる。
(馬車でいきませうー
(OK
(了解
(おk
(りょうかい
ーでは冒険者達は馬車へと乗り込み目的地へと向かう。
がたがたー
け、結構揺れるな…普段乗らないけど
(爆睡
(外の景色を眺めてる
―では小川が流れる田舎道を馬車は冒険者達を乗せて進んでいく。
俺は馬車より馬に乗ってるほうが楽しくて好きだぜ・・・
どうしてだい
ー天気は快晴、昨日の夜空からして今日は満月が綺麗に見えそうだ。
そりゃ俺の思う様に動かせるからよ!
・・・。それより今日は月がきれいになりそうだな
バッサリ切りすぎだろ・・・てめぇから聞いといて・・・
(空を見てみる
月 いい思い出がないけど。
まぁ、確かに良い天気だな
―外の景色を眺めていると、別の牧場で放牧されている馬が爽快に走り回っていたり、羊の群れが犬に追いかけられたりされている。
か、カドルもあまり乗らないのか…? ずっと外見てるけど…
ーリーン内部と違って空気が穏やか、悪い言い方をすれば「The 田舎」だろう。
・・・(遠い目
ん?そうだな、移動はいつも馬車に頼っているからな
おー、元気に走り回ってらぁー(放牧されている馬を見ながら
ソウダネ
―ではモルンもそれとなく外を見ている。
ー3d6+感覚+パーセブorサバイバルにて判定どうぞ 目標値8
(モルンのダイスロール:3d6+1+5) 5 ([3,1,1])
(カドルのダイスロール:3d6+1+5) 9 ([1,3,5])
(11、こわい
―ではモルンはなんとなく眺めていると、別の牧場の牛が目につく
ー丸々と太ったメス牛がのんびりと草をはむはむ食べているだろう。
―そのような光景が見えた。
よく食べてるな… 健康そうな牛だ
そういえば最近吸血鬼見なくなったなぁ… いいことだ… 
ああいう牛なら、いいミルクがとれるのかもな
俺には全部同じように見えるぞ・・・
さすがサリタス
流石俺
ふっ(
(カドルのダイスロール:3d6+5 乳牛知識) 13 ([6,1,6])
良いミルクか・・・よく言われるのは・・・
何一人でブツブツ言ってんだ・・・?カドル
カレーの為に良い牛乳を…
ハルナは置いといて
(>解せぬ<)
―では牛乳が取れるのはホルスタイン種(白黒の牛)とジャージー種(茶色の牛)に分かれている。また若い雌牛で出産後で無ければ乳が出ないため、良い牛乳が取れないことを貴方は知っていた。
(知ってることペラペラ
ーではその場にいるキャラクターはその知識を得ることができる。
クカー(zzz…
・・・(どうでもよさそうな顔で聞いている
よ、よく知ってるな…
ふむ それはいいことを聞いたメモメモ
しかし、放牧してるってことはもうすぐ着きそうだな
まあ、好きのなんたらてやつかな
(ゲシッとロクを足蹴にする
おーい ロク もうすぐ着きそうだから起きてー
んあっ…!?
こ、こら…蹴るな 
って蹴るやつがあるか
口で言うより早い
け、蹴った!?今蹴りましたね!?
お前にけりを入れようか?
だー!うるせぇ!そろそろ準備してろ!
ロク、もう着くよ
依頼中背後に気を付けたほうがいいですよ!まったく・・・(ぶつくさいいながら準備
よいしょっと・・・
ふふ(乳牛語りを終わり満足そうに準備し始める
で、恥ずかしくなかったの?
何がだよ?
なんでもーないw
・・・(怪訝な顔
―では冒険者達を乗せた馬車は目的地の牧場へと到着し、降ろされるだろう。
―そして暫く山道のような所を歩いて行き、目的地の牧場の光景が目の前に広がる。
んんんー(伸び
おつかれー
揺れたけど…やっぱり馬車だと楽だな
やーっとついたか
楽ですけど・・・お尻痛くないです?(おしりさすさす
ふーっ(ロクの隣で伸び
ま、まあ少し痛いけど… このくらいは平気
―では冒険者一行は牧場の様子を目視する。
ー牛達は放牧されているようだ。後ろ他にも羊や馬も離されている。
―だが、なにか違和感がある。
(その違和感ダイスロールできますか
(サリタスのダイスロール:3d6+7 筋力or体力) 8 ([3,3,2])
(モルンのダイスロール:3d6+5) 14 ([4,5,5])
(ロクのダイスロール:3d6+5 器用) 7 ([2,3,2])
(ドラグーン・ザ・ハルナのダイスロール:3d6+14(感覚) 11 ([2,4,5])
3d6+5 敏捷
(カドルのダイスロール:3d6+5 敏捷) 10 ([1,4,5])
ーでは目標値を超えた冒険者達はとある違和感に気づく。
―馬や羊はみんな元気で若々しく走っている
ーが、牛だけは別だった。雌牛はそこそこいるようだが、すでに年老いていて食欲もあまりないようだ。
―馬や羊の数に比べて、牛が少ないのも気になっただろう。
う、牛が少ないな…
・・・。えっと これ… どゆことだ
ん~?牧場の割には牛がすくねぇな
話を、聞いてみよう
これは・・・
だな
むー、こんなものじゃないんですかねぇ・・・?
ロクにはわからんさ、ロクには・・・
―牧場には宿舎と家がある、どちらに向かおうか?
サリタスさんにバカにされた・・・!
牧場で品質のいい牛乳となる牛が少ないのはおかしいんだ。 その日の牛の調子もあるし
ろ、ロク…落ち込むな
何かあったんかなーサリタス
まぁ、何にせよ、牧場主に話聞いてみようぜ
そこで依頼をゲットだぜ!
モルンさんは優しいなぁ・・・牧場主さんですか。おうちにいらっしゃいますかね
そうだな、他人の所有物だし勝手に何かするわけにもいかない
その思考がうらやましいよ サリタス
そ、そうだな…依頼になるかはわからないが
ーでは家に向かう冒険者達、誰がノックしようか。
(俺だ
(傍に牛乳瓶抱えていよう
―ではサリタスはノックをしてみる。
―返事はない、が鍵は空いているようだ。
あれ?反応がねぇな
(ドアノブを回す
ん…いないのか…?
おじいちゃんー いますかぁ・・・
サリタスさんのノックが乱暴だから隠れてるんですよ
居ないのかな
開いてるな
ードアを開けることはできるだろう。
邪魔するぜ―(ズカズカと中へ
ちょ、サリタスさんっ
さ、サリタス…少しは遠慮しろ
失礼します…【びんを抱えたまま
豪快だなぁ・・・
(といいつつ着いていく
別に悪い事しにきたんじゃねぇんだぞ?むしろ逆だ
もー・・・・。お、おじゃましまーす?(コソコソついてく
―ではサリタスがドアを開けた瞬間、目の前に輪っかにした縄を天井に下げた状態で椅子の上に乗っているおじいさんが目に飛び込む。なお、他の冒険者は角度的に見えない。
お邪魔します(入る
―開けた瞬間「やばい」と直感するだろう。(サリタスのみ)
(反射的に走って止める
行け!サリタス!とめるんだじぇ!
え、なんですかちょっと?
ど、どうした?
なんだ?
3d6+体力or筋力+マッスルにてどうぞ 目標値7
(サリタスのダイスロール:3d6+7) 12 ([1,5,6])
ーではサリタスは有無も言わさず現場に飛び込みおじいさんを止めることができるだろう。
おっとぉ、俺の前で命粗末にするんじゃねぇよ、バカ野郎
おじいさん「い、いきなり誰だ?! も、もうこれしかないんだ、止めないでおくれ」
どうしたのサリタス…! 【便を持ちながらかけよる
―他の冒険者達も入れるだろう。
何事です?いきなり・・・(おそるおそる近寄りましょう
ーおじいちゃんは年寄りのためか、サリタスの筋力に抗うことはできない。
―ただもうだめだ、とばかりにうなだれている。
これしかないわけあるか、何があったか話してみな?俺らは冒険者だぜ
な、何があったんだ…?
ーでは他の冒険者は倒れた椅子と天井の縄で察することができるだろう。
え。えぇぇ・・・

し、死のうとしてたのか…
・・・。おじさん…訳をはなしてくれない? 便を持ちつつ
おじいさん「ぼ、冒険者....? わざわざこんな所に.....?」
(おじいさんは座り込みながらびっくりした様子で冒険者達を見ているだろう)
あんたの様子がおかしいと聞いたもんでな、様子見に来てやったんだよ、感謝しな
このみるく 味が薄くてな 何かあったと思ってきた 僕は
まだ感謝されるべきかどうかはわかんないですよね、これ・・・
一体何がどうしたんで?(おじいさんの顔を覗き込み
お、恩着せがましい言い方をするな… 
何言ってんだ、まず命拾いしたじゃねぇかよ?
どうして、死のうとしたんだ…?
おじいさん「…そうですか・・・アルマちゃんが心配してくれていたのか…(おじいさんはがっくりとうなだれた様子で立ち上がると、冒険者に椅子に座るように言いつつ、自分も腰を掛けて)」
(勧められた椅子に座ります
(椅子にドカッと腰かける
(黙ってそっと腰掛ける
(机にミルクびんをおきながらすわる
(同じく座る
おじいさん「実は……昨晩、野党に若い大事な雌牛と子牛をすべて盗まれてしまいまして……(悲しそうな顔をしつつ指を組んでうなだれている)」
ま、そういうこったろうと思ったぜ
ひどいことする人もいるもんですねぇ
こころあたりはいますかね?
おじいさん「今牧場にいるのはもう若くないメス牛ばかり...今から新しい雌牛や子牛を買えるほどのお金もない....羊や馬は毎日利益が出るものではないですし......」
牛を盗まれるなんて・・・大掛かりな野盗だな
こ、殺されてないなら…取り返せばいい
おじいさん「置き手紙に「冒険者の宿に依頼なんか出したら見張ってる仲間が全部牛を肉にして売っぱらうぞ」と書いてありまして…」
おじいさん「もう、どうしようもないと思い、つい……(うなだれつつ悲しそうにしている)」
ありゃー・・・?これってやっぱり僕ら感謝されるとはむしろ逆なんじゃ
ほう、セコイ野郎だ
い、いや… 依頼を張り出してたわけじゃないしな
その通り!
命は助かったとはいえ・・・どうするんですか
おじいさん「こんな年寄り一人じゃ取り返しにいっても.....」
俺らは通りすがりの冒険者だ、そうだな?
野盗から見たらどうですかねー
ああ、実際たまたま来たからな
おじいさん「.......もしや....取り返しに行ってくださるのですか......?」
・・・もし、や?
僕は牛乳が飲みたいからいくー
たまたま野党に襲われてたまたま返り討ちにしておまけに牛を持って帰ったとしても何も悪くねぇよな?
そういうことだ
手伝ってやりたい気持ちはあるが、こんなひどい事をする奴らだ、依頼を出されたと勘違いされかねないんじゃないか?
ぼ、冒険者には よくあることだな
やられる前にやっちまえばいいのさ!
まあサリタスなら大丈夫じゃない?
・・・まーそうなるだろうとは思いましたけども
おじいさん「ああ、天の助けだろうか.....こんな牧場ですが、みなさんには牛を取り返してもらったらしっかり報酬は出しますので....」
他に妙案があるなら言ってみな?
あ、報酬。おじいさん、卵ください
20個、だな
アルマさんの注文ですー
バ、バカ!卵だけだと明らかに赤字だぞ!
おじいさん「何卒、何卒よろしくお願いします......(床に座ると小さい体で頭を下げて)」
ま、また宿に美味しいミルクが戻る
おいしい乳製品もおまけしてもらいましょ!
(じいさんの様子を見て口を噤む
おじいさん「報酬に卵も加えましょう、大事な大事な可愛い娘達のようなものなんです.....」
サリタスの言うとおりか・・・
おじぃちゃん任せておけば大丈夫だから 体調管理したほうがいいよー
まぁいい、とりあえず成功してからだ、報酬の話は
だいじょーぶ、この人がやるっていったらやるんですよ
ね?サリタスさん
当たり前だろ
まかせときな!
俺は腕利き冒険者だぜ!
でも心配だから僕もついてってあげます。特別です
絶対、取り返してくるよ
はいはい、感謝してやるよー>ロク
ふふふー、貸しいっこ、ですよー
ああ、じいさんの牧場のミルクは毎朝楽しみにしているからな
全てはカレーの為に・・・
話はまとまったぜ、じいさん
ほ、ほんとにカレー好きなんだな…
おじいさん「ありがとうございます、ありがとうございます......(おじいさんは何度も頭を下げてお礼を言ってる」
―ではこうして牛を野党から取り返すことになった冒険者達、果たして無事に取り戻せるのだろうか。 ーその話は次のページへと続く...........
―一旦ここで切りますー