F5U

Last-modified: 2013-04-15 (月) 22:53:00

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F5U.jpg

性能一覧

Tier
国籍
機種
乗員
最高速(km/h)
主翼面積(m2)
翼面荷重(kg/m2)
武装
全備重量(kg)
出力(hp)
出力重量比(kg/hp)

解説

史実

Vought_XF5U.jpg

 

XF5Uはアメリカ海軍の依頼でヴォート社とその技師en:Charles H. Zimmermanが設計試作した艦上戦闘機である。
その円盤状の形状からFlying Pancake(フライング・パンケーキ)またはFlying Flapjack(フライング・フラップジャック)の愛称がつけられていた。

 

円盤翼機は翼面積が広く高い揚力を得られるために失速し難く、広い速度範囲で飛行できるという特性があることに着目したヴォート社は独自に研究を進め、アメリカ海軍の支援を得て1942年11月に80馬力のエンジン2基を動力とする社内実験機、「V173」の初飛行に成功し、エンジンの馬力不足に悩まされつつも高い性能を示した。試験飛行中のV173は、その機体形状から未確認飛行物体(UFO)と誤認された記録があるとされる。
これを受けて実用機が計画され、1944年7月15日にアメリカ海軍は「XF5U-1」の名称で試作機2機の発注を行った。高い速度性能と機動性能、短距離離着陸(STOL)性能を持つ機体として開発が進められていたが、初飛行が行われないままに開発は中止された。
本機の開発が中止になった理由としては、戦争の終結とジェットエンジンの進歩によって、どれだけ高性能であってもレシプロエンジン搭載の戦闘機を開発する必要性がなくなったことと、機体の構造上前方にはプロペラの回転範囲外になる部分が殆ど無いため、改修後の大型プロペラを装備した状態ではロケット弾等の前方に投射する兵器を装備することができない、という点が大きな難点とされた。

 

軍からの発注を受けてXF5Uの開発には高い優先度が与えられたが、革新的な設計の機体だったために試作機の製作は難航し、更にヴォート社はF4U コルセアの生産と改良、TBU シーウルフ といった他の新型機の開発・生産で手一杯であったこともあって、試作機の完成は戦争終了後の1945年8月のことであった。
しかし、機体は完成したもののSTOL性能の向上を目的とした新型の大型4翅プロペラの開発が遅れ、完成した試作機は応急処置としてF4U コルセアのプロペラを装着している。
代用のプロペラでは設計通りの性能を発揮し得ないとして初飛行は行われず、その後は地上での試験が続けられていたが、1947年に新型プロペラがようやく完成し、完全状態となったのは機体の完成から2年後のことであった。しかし、同年の3月に海軍はXF5U計画を中止することを決定し、試作1号機は飛行することなく開発中止決定の直後にスクラップ処分とされた。
尚、円盤翼機の利点でもある強固な機体構造のため、通常の航空機をスクラップ処分する際に用いる手法では破壊することができず、機体形状のメリットを思わぬ形で実証した結果となっている。

 

出典
XF5U Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/XF5U_(%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F)

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