神ちゃまカモン

Last-modified: 2021-04-24 (土) 16:11:41

神話を学ぶコーナー

日本の神

日本の神

日本が生まれる過程などが描かれており
八咫鏡、八坂瓊曲玉、草薙剣の「三種の神器」など
某格ゲーの元ネタになってたりと猛者必見。
インドの紙は無数にいるので今回は三大神をご紹介。

3種の神器

テレビやラジオなどではなく、元祖の方。
皇位継承の際に受け継がれる物だ。
古事記、日本書紀に載ってるぞ。

草薙剣

  • 古くから伝わる刀剣で有名な剣。

ざっくり日本神話

  • カオス(この世が始める前)
  • 天と地に別れる
  • 天に高天原と呼ばれる神が生まれる場所がある。その中に男神イザナギと女神イザナミがいた。
  • イザナギとイザナミが地を治める神を生む。そうやって世界が作られた。
    イザナギが生んだ神
    ┣アマテラス(姉)-高天原を治める
    ┣ツクヨミ-夜を治める
    ┗スサノオ-海を治める
  • スサノオが旅に出る。悪さをするヤマタノオロチという8つ頭の大蛇を退治する事になる。
  • ヤマタノオロチに酒を飲ませて刀で切り刻む。ヤマタノオロチアルコール漬け切り身の完成である。
  • 切り刻んでいくとヤマタノオロチの尾から草薙剣がドロップアイテムとして出てくる。
仏教用語

仏教用語
インドから伝わってきた神の教えを教えるよ。

無念無想

あらゆる邪念を捨てて境地に達すること。

六波羅蜜

あらゆる善を6つにまとめたもの
悟るための6つの修行。

布施

見返りを求めない親切を行うこと。

持戒

時代の刻々と移り変わる常識に惑わされず、普遍的な常識を持って己を律すること。

忍辱

自分の短所を認めること。えっちぃ言葉じゃないぞ
以下の3種類に分けられる。

耐怨害忍(耐忍)

  • やられてもやり返さない。耐忍だ!

安受苦忍(安忍)

  • どんな状況でも一喜一憂せず平常心を保つこと。

諦察法忍(諦忍)

  • あらゆるものに意味がないというのを知ってればどんな事でも耐えられるということ。
    チームプレイで負けた時に味方のせいにしては成長しない。
    自分の短所を認めることで成長するのだ。
    物事を上達させるには必要な考え方と言える。

精進

継続して努力を行うこと。

禅定

客観的に自分を見つめること。

智慧

上記の修行を満遍なく実践すること。

古神道

古神道

日本において外国の文化を受ける前の価値観。
現代と違うのでいろいろ面白い。

自然崇拝

太陽や大地、巨石などをありがたる慣習。
生物ではなくても物なども長生き、長持ちしたものには命が宿るとして祀られる。

異界観

神には実態がないので岩や山など自然物に髪が宿るとされている。
神の宿り先は異世界と繋がっているとされてる。災厄が広がらないように結界が張られることも。

先祖崇拝

先祖を敬う慣習。お盆がそう。

アニミズム

生物、無機物問わずあらゆるものに魂が宿るという考え方。
フィギュアを可愛がるのもアニミズムの一種。多分。

神道

神道

一霊四魂

四つの霊魂と、それらをコントロールしている直魂(理性)のセットのこと。
神や人が持つそれぞれの側面を差し、
和魂(優しさ)、荒魂(荒々しさ)、奇魂(賢さ)、幸魂(慈悲深さ)の四つ。
この四つは属性のように分けられている。人間はこの四つの属性のどこかしらが偏って人格が形成される。

  • 和魂(親)ー控えめで平和主義者。
  • 荒魂(勇)ー勇ましい行動派。
  • 奇魂(智)ー冷静な頭脳派。
  • 幸魂(愛)ー感情的で和を大事にする。
他界概念

他界概念

ニライカナイ

沖縄や鹿児島など南の方で伝わる理想郷の伝承。
海や地の底にあるとされる死後の世界。
宮沢賢治の親友:嘉内の元ネタでもある。

巫女たん

巫女

主に日本の神に仕える女性のこと。神子、舞姫、御神子とも呼ぶ。
日本の神道の行事、神事で活躍する人たちだ。
たまに海外の巫師や祈祷師も巫女と呼ばれるが
そっちはシャーマン呼びの方がしっくりくる。

現実の巫女のお仕事は舞ったり祈祷したり神社内での仕事が主だが、
フィクッションだと陰陽師的な仕事が多い。

巫女装束

白衣と緋袴を着てるぞ。アニメなどでアレンジされた衣装は差別化のため巫女服と呼ぶことも。特別な時は「千早」という白い上着を羽織る。長髪の場合は丈長や水引で束ねる。

神楽

巫女さんの舞は「神楽」とも呼び、1200年前の平安時代からある。初期は鎮魂の意味合いが強かった。

土地や時代によって様々な派生があり、目的も悪魔払いや鎮魂など様々。巫女神楽と呼ばれるものは、神を宿らせることを重視した「神懸かり系」と、美しい衣装と所作で神に捧げるパフォーマンス的な意味合いの「八乙女系」の二つの流派に分けられる。神懸かり系は無我の境地へたどり着く必要があり、その手段として取り入れられた回転動作が特徴的。現在は八乙女系が多いぞ。他にも神話モチーフの劇っぽくした娯楽性が高い「採物神楽」や、お湯を人々にぶっかけて清める「湯立神楽」など、土地によってそれぞれの個性が表れている。

アニメで見る巫女さんは神社というステージで踊るアイドル的なイメージがあるだろう。巫女さんが舞うステージは神楽殿(神楽堂、楽殿)と言い、神事以外ではライブ会場として使ってるところもある。舞自体は元々鎮魂のための儀式なので、人々の穢れを祓う効果があるぞ。ダンスってのは今も昔も人々の心を洗うもんだね。

祈祷

これも巫女さんの仕事として想像しやすいもので、神頼みである。頼む内容は、人々の健康や豊作、厄払いなど。

採物

  • 巫女さんが持ってる道具のことを採物と言う。特に有名な四角い白いひらひらがたくさんついてる棒は御幣と呼ばれる。
    神様が宿る依代とされてるぞ。

神社

巫女さんの就職先。昔は自然信仰で自然物に神が宿っていると自然賛美していたが、それじゃ物足りなくなってきたので、神が降りてくる場所を作り始めた。これが神社だ。神社の本殿の奥の方に、御神体と呼ばれる神が降りてきた時のための体の器がある。その器があるところを神座と呼ぶ。

巫女さんの歴史

日本の信仰の始まりは縄文時代の自然崇拝と呪術で、食物やら住処を恵んでくれる自然を敬って大切にしていた。自然物には神を宿るとされていたが、ただ崇めるだけじゃなくて交流したい!と言う猛者のために人間自体が依代になり、巫女さんの体に神を宿らせて巫女さん経由で神と人が交流するようになった。距離が近い方が嬉しいってこっちゃ。

戦国時代あたりには「渡り巫女」と呼ばれる禊や祓いをして回るデリバリー巫女もいた。客と夜を共にする渡り巫女の話も少なくはない。全国各地に移動するので、民間人の移動が大幅に制限されていた当時でも問題なく動くことができ、くのいち的な諜報活動を行う者もいた。武田信玄は戦乱の余波によって出た孤児から容姿や知性に優れた少女を集めて巫女として養成していた。

そんな感じで神様と人の橋渡し的な存在だったが、明治時代に近代化して行った日本は古い慣習の見直しを行い、巫女禁断令を出された。民間の巫女は軒並み廃業したが、神職の補佐など神社に在中するような巫女は活動が続けられた。

鹿児島の伝説

雄大な自然に囲まれ歴史的建造物が多く現存する歴史的情緒ある鹿児島関連の伝説。

霧島七不思議伝説

蒔かずの種

種をまいてないのに何故か稲が生えること。これは天孫(ニニギノミコトという神の事)が降臨した時に持ってきてた種が育ったものだと言い伝えられている。

文字岩

霧島神宮付近にある中に文字が刻まれた岩。人力では動かせないほど大きな岩の中に文字を刻むのはほとんど不可能なはずだがーーー?

亀石

神宮の旧参道のにある亀っぽい石。

風穴

何故かいつも風が吹いてる不思議な岩穴。※現在は吹いていない。

御手洗川

天孫が降臨の時に持ってきた水が混じっていると伝えられてる神秘的な川。

両度川

水が流れたり止まったりを繰り返す不思議な川。毎年二度流れる事から両度川と名付けられた。

夜中の神楽

深夜に神楽のような物音がするといわれてる。

大浪池伝説

子宝に恵まれない老夫婦が山神にお願いすると美しい幼女「お浪」を授かった。彼女は両親に溺愛され、おしとやかでまるで女神のように美しい娘に育った。しかしあちこちから求婚されても寂しげに微笑むばかりで、病に伏せてやつれていってしまった。ある夜に両親の反対を振り切り山の奥に出かける。両親と共に池のほとりに着くと、娘の瞳が輝きだし池の中に飛び込んだ。両親は夜が明けても探し回ったが娘は2度と現れなかった。娘の正体はこの池に住む竜王の化身だった。子供を熱望する老夫婦に応えてしばらく娘になっていたのだ。

鹿児島昔話

鹿児島が舞台の昔話

烏と鷹

あるところに染物屋を営むカラスがいた。カラスは染め物をしているので体が黒に染まっている。ある日お客さんのタカがやってきて、上等な柄に染めてくれと難しそうな注文をしてきたが、苦悩の末なんとか完成させる。タカは大喜び。しかし代金は後で払うと帰ってしまった。街中で出会してもタカはこそこそと逃げるばかりで、いくら催促しても一向に払う様子はない。カラスはアホウアホウと鳴くようになったとさ。

百合若大臣

百合若大臣は、7日間眠って7日間起き続ける変人だった。

鬼ガ島の目一

ある村に孤児の娘がいた。運悪く鬼に誘拐されるが、鬼ヶ島で鬼たちに大層大事にされ、まるで女王のように過ごしたそうだ。そのうち鬼の子を身篭るが、生まれたのは目が一つしかない鬼だった。しかし我が子には違いないと決意し子供に目一と名付けて大切に育てる。目一は賢くて何でも自分でやる子供に育った。目一は母親の心を読むこともできたので母親が本当は人里を恋しく思ってることに気づく。二人きりの時に、目一はお母さんの故郷に帰ろうと提案したが母親は目一とここで暮らせればそれで良いと断る。後日また聞いてみても母親は首を縦には振らない。人里に帰れば鬼はきっと迫害される。だからこの話はもうやめにしようと切り上げられてしまった。それから目一が立派な若者に成長しやはりお母さんの故郷に1度は行きたいと話す。母親は目一の気持ちを尊重して、他の鬼が留守の時にこっそり鬼ヶ島を抜け出した。親子は人里にたどり着いたがそれからの行方は知らない。

インドの神

インド神

インドの神は大量に印刷され、家庭に飾られていることが多い。
絵はリアルな画風で、鮮やかな色彩が特徴。
インドの紙は無数にいるので今回は三大神をご紹介。

インド三大神

三大神は腕が多い。
表情はほぼ同じで、体や持ち物で差別化されている。

ブラフマー

想像の神。腕が4本、顔が4つあるのが特徴。
数珠、笏(しゃく)、小壺、聖典ヴァーダを持っている。
(「しゃく」ーお◯ゃる◯が持ってるやつのこと。)

ヴィシュヌ

維持の神。腕が4本で肌が青い。蛇を連れており、絵に描かれるときは5匹か7匹が多い。
アヴァターラという10種類の化身の姿がある。
円盤(チャクラ)、棍棒、蓮華、法螺貝を持ってる。

シヴァ

破壊の神。腕が4本で肌が青い。首に蛇を巻く豪快っぷり。
額に第三の目があり、まとめられた髪のてっぺんから
ガンジス川が流れている。

エジプトの神

エジプト神

バステト神

猫科の姿をしている神。

北欧神話

北欧神話

ユグドラシル

架空のでっけぇ木。世界の大黒柱的な存在でいろんな世界を繋ぐ架け橋となっている。
世界はこの木の枝葉の上にあるらしい。
近年ではフルーティーな特撮に出てきたり、アイドルに衣装になったりしている。
以下の9つの世界を内包している。なに、10つある?
ニヴルヘイムはヘルヘイムと一緒くたにされるのでカウントしないのだ。

第一層

アース神族の国 アースガルズ

アース神族の王国。地上から虹の橋を渡ったところにある。
ワルキューレによって選別された戦士の魂が集めた宮殿がある。
平原で会議を行い、男女では住む館が別々。

妖精の国 アルフヘイム

ヴァン神族の国 ヴァナヘイム

第二層

人間の国 ミズガルズ

海洋に囲まれた中央にある国。我々が住んでる場所がここ。
周囲は巨大な蛇(ヨルムンガンド)がぐるっと囲んでおり、己の頭で己の尾をくわえている。

巨人の国 ヨトゥンヘイム

霜の巨人族ヨトゥンと丘の巨人族が住む国。

小人の国 ニダヴェリール

黒い妖精の国 スヴァルトアールヴヘイム

第三層 地下の方だよ

炎の国 ムスペルヘイム

南の果てにある灼熱の国。そこの住人はムスペルと呼ばれる。

死者の国 ヘルヘイム

ヘルが治めている死者の国。地下にある。

氷の国 ニヴルヘイム

下層にある氷の国。たまにヘルヘイムと一緒にされる。

3つの魔法の泉

ミーミルの泉(ミーミスブルン)

ウルズの泉(ウルザブルン)

フヴェルゲルミル