CC-2319

Last-modified: 2022-01-07 (金) 02:11:03

「俺の顔は醜いか?俺にはそれが誇りだ。兄弟たちとは違う顔を、俺だけが持っている」
―CC-2319[出典]

CC-2319はクローン戦争で活躍したクローン・トルーパー・コマンダーの1人。クローン戦争中第931偵察機動連隊を率いた。
彼は仲間やジェダイ将軍たちからサーブと呼ばれていた。
サーブは剣聖と称されるジェダイ・マスターシン=ドローリグに仕え、ジャーブスの戦いではローズ達に協力し敵のミュニファスント級フリゲート艦の鹵獲に貢献した。
彼は個性を持つクローン・コマンダーの中でもとりわけ個性的で、コマンダーでありながら前線で戦うことを何よりも好んだ。
正義感が強く、ジャーブスの戦いで貧困階層の労働者達が見捨てられていたことがわかると、すぐさま移送作戦の指揮を採り、彼らの救出に向かった。
サーブは惑星オブースの月ブーサントでの任務の際、独立星系連合の罠に掛かりドロイド軍が放った火炎放射で顔の表面に重度の火傷を負い、顔面が醜く爛れていた。しかし、彼自身はそれを自分だけの個性だとして整形手術を受けることはなかった。


サーブは自らがそう呼ばれるのと同じように、率いる部下にそれぞれ名前をつけていた
サーブの下で戦う部下達は士気が高く任務に忠実で、仲間意識が高かったとされる
中でもサーブが直々に指揮を執る931偵察機動連隊第1大隊、通称『ランコア・フェイス』は精強であり、ジャーブスの戦いでは孤立無援の中独立星系連合の猛攻撃を圧倒的戦力差にも関わらず耐え切り、無事に難民を救出したことでも有名である


「聞いてくれ友人よ…俺はどこかおかしかった。これは罠だ…っ」
―死の間際にソルに語りかけるCC-2319[出典]

オーダー66が発令された時、サーブは交流もあったジェダイ・パダワンのローズの捜索と抹殺を命じられ、他の多くのクローンと同じく疑問なく任務をこなそうとした。
行動抑制チップによりジェダイ抹殺に忠実になっていた彼は共にジャーブスの救出作戦を戦ったローズの相棒であるソル=スターンをもジェダイの協力者として逮捕しようとするが、逆にブラスターで撃ち抜かれ、致命傷を負った。
サーブは絶命する間際に行動抑制チップが損傷したため、自らの行いを認識することができた。彼は自らを撃ち倒したソルに謝罪すると、自分達に下されていた恐ろしい任務について話し、息を引き取った。
この事件でサーブからオーダー66の危険性を知らされたソルはローズの身を案じ、離別する切っ掛けとなっていった。


「敵は数は此方の倍以上です!ヘルファイヤーもいる!」
「なら此方が有利だな、仕掛けよう」
____ムセーオスの包囲戦にて、CT-9393とCC-2319
一兵士として秀でた能力を持っていたサーブは、同時に優れた戦術家としても知られていた。
カミーノでの指揮戦闘訓練でサーブの目利きに敵うコマンダーは数える程しか居らず、その才能は数々の不利な戦況を覆す事でクローン戦争でも遺憾なく発揮された。
有毒なガスを含んだ風が吹き荒れる惑星ムセーオスの戦いでは、独立星系連合に包囲された共和国グランドアーミーの先遣隊を501大隊と共同して救出に向かい、防衛を任されていたイーシュカレの谷が彼我の倍以上のドロイド軍に攻撃される危機的状況を僅かな部下を率いた奇襲により後退させ、救出作戦を成功させている。


「共和国に変わらぬ忠誠を、俺たちの指揮官に変わらぬ敬意を、俺たちの敵にランコアの牙を」_____CT-93-201[出典]
サーブは自らがそう呼ばれるのと同じように、率いる部下にそれぞれ名前をつけていた
サーブの下で戦う部下達は士気が高く任務に忠実で、仲間意識が高かったとされる
中でもサーブが直々に指揮を執る931偵察機動連隊第1大隊、通称『ランコア・フェイス』は精強であり、ジャーブスの戦いでは孤立無援の中独立星系連合の猛攻撃を圧倒的戦力差にも関わらず耐え切り、無事に難民を救出したことでも有名である