岩魚（いわな）

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生態など

分類：精霊／悪霊
科属：元素精霊属
種族：地の精霊
生息地：
特徴：岩肌移動
言語：大型種は人語を解する
属性：地属性
生態：

設定

山肌の岩の中を水の中の如く泳ぐ魚のような影。果たしてそれが生き物なのか、それとも別の何かそれすらも
分かっていない。普通は小魚程度の大きさのものがちらほらと岩肌を回遊している姿が見受けられるが、
希に幾つもの個体が寄り添い巨大な群をなす事もある。
また岩肌の面積が大きければ大きい程巨大な個体が棲み付き、イルカ程度の大きさの個体にまで育てば
人の言葉を解する程の知識を有し、まるで水面を跳ねるように岩肌から飛び出す姿を見る事が出来ると言う。
中でも最大の個体は、豪州はエアーズロックに棲む、原住民たちに『彼』と呼ばれる岩魚で、
伝承ではその大きさは鯨程もあると言われ、人の言葉を解するだけでなく自在に操り、遥かな過去から
未来へと続く物語を滾々と語るという。
また『彼』のジャンプは遥か空の果てまで届き、満月の夜には月へと至るのだと言う。
故にこの地で言われる『月の影がクジラに見える』とは、この伝承に由来する。

• 初出
  07/05/13(日)20:08:38 No.9555358

関連項目