概要
『ロマンシング サガ』や『サガ フロンティア』といったシリーズ作品において、ゲームのセーブデータを外部ツールを用いて意図的に改変・改造する行為について解説します。
一般的にこの行為は、PC上で動作する「バイナリエディタ」と呼ばれる汎用的な編集ソフトや、『セーブエディター』や『セーブウィザード』といったゲーム機専用の改造ツールを使用して行われます。
これらのツールを使用する主な目的は、キャラクターのステータスを異常な数値まで強化したり、所持金を最大値にしたり、あるいは通常プレイでは入手困難なアイテムを即座に取得したりすることにあります。
改造の手法は使用するツールによって異なります。
バイナリエディタを使用する場合は、データが並んでいる16進数の数値を直接書き換えるため、高度な知識が必要となります。
一方で、プレイステーション4などの近年のコンソール機に対応した『セーブエディター』や『セーブウィザード』では、より手軽な手法が採用されています。
これらの専用ツールでは、ユーザーが直接データを解析する必要はありません。
その代わりに、「【パッチコード】」と呼ばれる特定の文字列(改造用のコード)を入力・適用する機能を備えています。
ユーザーが目的の効果に対応したパッチコードを選択または入力することで、ツール側が自動的にセーブデータ内の該当箇所を書き換える仕組みになっています。
これにより、専門的な知識がないユーザーでも容易にセーブデータを改造することが可能となっていますが、誤ったコードの適用はセーブデータの破損やゲームの進行不能といった不具合を招くリスクも伴います。
ただし、セーブウィザードは英語のみの販売なので購入にはPayPalが必要です。