【会話&テキスト集】/RS2(漫画版)/第1巻

Last-modified: 2025-12-05 (金) 22:54:37

太字は復刊後の変更点。

復刊前

封印の地

兵士1「こいつらに大勢の村人が食われたんだ 負けるな!」
兵士2「この洞窟を封印するぞ!」
敵全滅
兵士「入口付近は片付いたか…レオン皇帝に報告を…」
しかし、新たなモンスターが現れた。
兵士達「あっ ああ あれは!!」
モンスターの攻撃
兵士達「うわああああッ」
封印の地入口
レオン「先発隊からの報告が遅いな…」
ベア「どういたしますか 陛下」
レオン「時間が惜しい 我々も中に入り支援する……ジェラール おまえは後ろにつけ」
ジェラール「はい 父上」
ヘクター「陛下 ジェラール様は連れていかなくともよろしいのでは」
ジェイムズ「…足手まとい 迷惑だ」
レオン「ジェラールは皇子だ 王族は先頭に立ってこそ兵の信頼を得る もしここで死ぬとすればそれだけの男よ」
ヘクター「しかし人には向き不向きってもんが…こんなぼんぼん」
ジェラール「ヘクター いいんだ僕は」
レオン「いくぞ!」

アバロン城内

ヴィクトール「無事のお帰りなによりです 父上 ジェラールも」
ジェラール「ただいま 兄さん」
ヴィクトール「……」
レオン「留守のあいだご苦労であった ヴィクトール」
ヴィクトール「……父上 この次からはジェラールではなく私をお連れください ジェラールは戦にはむきません 内政にその才があると思いますが…」
レオン「よいか ヴィクトール 七英雄が戻ったというのに怪物との争いは収まる気配がない 戦に向かんという理由だけで 皇子が城にいたのでは民はついてこぬ…」
ジェラール「兄さん いいんだよ 僕は役に立ちたいんだ」
ヴィクトール「……しかし!」
レオンは無視した。
兵士「陛下 オアイーブという魔導士がお目通りが求めておりますが」
レオン「またか……仕方がない……会おう」
オアイーブが現れた。
ジェラール「!」
オアイーブ「お目にかかれて光栄です 陛下」
レオン「ほう 魔導士にしては若いな」
レオンはジェラールとヴィクトールに。
レオン「おまえ達は下がってよい」
ジェラール「……あの魔導士……」
ヴィクトール「……ジェラール よく休んで戦いの疲れを癒せよ」
ジェラール「ええ 兄さん 本でも読んでゆっくりします」
ジェラールは去った。
ヴィクトール「……本…ね やれやれ」

アバロンの宮殿にて

ジェラール「兄さん!!」
レオン「何があったのだ ヴィクトール!」
ジェラールは文官に向かって。
ジェラール「なぜ 寝台に移さないんだ!?」
ヴィクトール「……いいんだ ジェラール……父上」
ヴィクトールの側にいるレオン。
ヴィクトール「グッ…父上…ソーモンのクジンシーです」
レオン「なに!」
ヴィクトール「はぁ はぁ 私の必殺技も奴には効きませんでした…奴はクジンシーは…人間ではなかった…!…グッ…」
ジェラール「兄さん!」
ヴィクトール「ハァ……ジェラール バレンヌを……頼むぞ……!」
ヴィクトールは息絶えた。
悲しみと恐怖に怯えるテレーズ。
ジェラール「兄さん!!わああああ…」
一同「ヴィクトール様……!!」
レオン「……誰か」
文官「はっ」
レオン「城下にオアイーブという女魔導士がいるはずだ オアイーブを呼べ」

アバロンの城下町にて

ヘクター「おい 皇帝陛下はどこにいらっしゃるんだ?」
ジェイムズ「陛下は亡くなられた」
ヘクター「…あ?なんだって?」
ジェイムズ「陛下は戦死された ジェラール様がバレンヌの新皇帝だ」
ヘクター「おい かつぐ気か 貴様」
テレーズ「…本当なのよ ヘクター」
ヘクター「ギクッ」
テレーズ「あなたもこれからはジェラール様に今までどおりお仕えして…」
ヘクター「じょ 冗談じゃねえっ!!レオン皇帝は強い男だった!だから俺は雇われたんだ!!」
ジェラールに指さしてジェイムズに言うヘクター。
ヘクター「こんなすぐにでも死にそうな男が皇帝だって!?バレンヌ帝国ももう終わりだな」
大剣を構えるジェイムズ。
ジェイムズ「ヘクター 貴様!」
ヘクター「やってもいいんだぜ 皇帝1人守れなかったお前の剣でこのヘクター様が倒せるもんか」
ジェラール「やめろ2人とも ヘクターが従えぬというのはもっともなことだ」
クラウンを置くジェラール。
ジェラール「ヘクター 君は自由だ 今までのこと感謝している」
ヘクター「……ま 城にこもってせいぜい長生きしていくれよ 行くぜみんな ああ 残りたい奴は残っていいぜ」
ヘクター去る。
ヘクター「レオン陛下が死んだって?…畜生!」

復刊後

封印の地

兵士1「こいつらに大勢の村人が食われたんだ 負けるな!」
兵士2「この洞窟から怪物を一掃するぞ!!
敵全滅
兵士「入口付近は片付いたか…レオン皇帝に報告を…」
しかし、新たなモンスターが現れた。
兵士達「あっ あれは!タータラ…
モンスターの攻撃
兵士達「うわああああッ」
封印の地入口
レオン「先発隊からの報告はまだか
ベア「…苦戦しているのかもしれません
レオン「我々も中に入り支援する 行くぞジェラール
ジェラール「はい 父上」
ヘクター「陛下 ジェラール様は連れていかなくともよろしいのでは」
ジェイムズ「…護衛をしていては 満足に戦えぬ
レオン「陣形はインペリアルガード 初陣のジェラールは私の後ろに立つ モンスターを追い払いこの洞窟を封印するぞ
ベア&テレーズ&ジェイムズ「はっ!
レオン「いくぞ!」

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