一連の会話
サラマットのジャングルにて
クリームヒルト「誰かいるのか?」
オライオン達を見るクリームヒルト。
クリームヒルト「男か ロックブーケの手先だな 殺せ!!」
弓矢を射るアマゾネス達。
矢を剣で弾き飛ばすシャハリヤール。
シャハリヤール「フッ…女共がやる気か?」
動揺するアマゾネス達。
オライオン「待て!」
オライオンはアマゾネス達を見て。
オライオン「ここにロックブーケがいるのか?」
クリームヒルト「……手先ではないのか?」
ナレーション「十数年後 サラマットに現れたロックブーケはエイルネップ村の男たちを操り 村に建つ古代神殿の入り口を護る守護者と戦わせた 戦いを挑んだ男たちは皆守護者に殺され 女たちは子供をつれて村を逃げ出し アマゾネスの村を作った」
オライオン「フッ…力をやるぜ 女戦士 ロックブーケを倒せ!」
クリームヒルトの身体に光が。
クリームヒルト「あ あああ」
クリームヒルトは光に包まれて。
クリームヒルト「この…力はなに?」
クリームヒルトはファイアーボールを唱えた。
クリームヒルト「ファイアーボール!」
オライオンから力を受け継いだクリームヒルトは。
クリームヒルト「これなら塔の怪物共を倒してロックブーケの所まで行けるかもしれない!」
七英雄の回想
ノエル「ワグナス!!評議会は我らの術を異端術法と決定したぞ!」
ワグナス「…ダンターグめ!あんな巨大な怪物と同化してみせるなど!」
ノエル「…奴を責めることはできまい あの術法を試すように持ちかけたのは俺たちだ」
ボクオーン「わかっていただろうに のう ワグナス」
ワグナス「ボクオーン」
ボクオーン「あの気の弱い連中が 人間と怪物が同化する術など認められるものか」
ノエル「では 我々に何の手だてもないまま 彼らを守って戦い、死ねと言うのか!」
ボクオーン「そうじゃ それが評議会の言う『正しい人間』の一生だ」
ワグナス「自らは剣もとらずに 我らに戦わせておいてか──」
ロックブーケ「ノエルお兄様!北の都がタームに襲われているわ!!」
ノエル「よし!」
ボクオーン「行くのか?」
ワグナス「…死ぬなよ」
ノエル「タームなど何万倒したか知れないよ」
ラストダンジョン深層にて
ノエル「私はノエル 待っていましたよ 皇帝陛下!!」
剣を構えるノエルとジェラール二世。
ジェラール二世の攻撃!
ジェラール二世「ヤアア」
ノエルの反撃!
ノエル「ウオオ」
ノエルと戦っているジェラール二世。
しかし、ジェラール二世はダメージを受けた!
マールバラ「ジェラール!」
クリームヒルト「陛下!」
ノエルの攻撃!
一同「ウアアアアッ」
マールバラ「な…んて速さだ!」
攻撃が続くノエル。
ジェラール二世の攻撃!
ノエルはダメージを受けた!
ノエル「なかなかやりますね」
ジェラール二世「くっ」
ジェラール二世の攻撃!
ノエルの防御!
ノエル「お前たちを行かせるわけにはいかない!」
ノエルの攻撃!
ジュウベイ「水舞い」
マールバラ「エアスクリーン」
クリームヒルトを庇うシャハリヤール。
シャハリヤールはノエルの攻撃を防いだ!
クリームヒルト「道は…見つかったのではないの?」
ノエル「…探していたものはもう壊れていました…しかし我々の永遠の時間をもってすれば不可能はありません」
クリームヒルト「悲しいわ…何のために生きるの?その永遠の時間を…仲間のいる故郷に戻れない寂しさはわかるわ でも あなたたちはたとえ帰ることができても…」
ノエル「……我が妹の敵はとらせてもらいます!」
ノエルの攻撃!
クリームヒルトはダメージを受けた。
シャハリヤール「クリームヒルト!」
シャハリヤールの攻撃!
シャハリヤール「ウオオオオ」
ノエルはダメージを受けた!
ノエルの反撃!
シャハリヤールはダメージを受けた!
シャハリヤール「く…っ 命懸けで戦えねェなら生きてる意味もないぜ!」
ノエルの攻撃!
ノエル「オオオ」
ジェラール二世「させるか!」
ジェラール二世の攻撃!
ノエルは大ダメージを受けた!
ノエル「…く…!これまでか…」
ノエルは後ろへ下がる。
ノエル「すまん…ワグナス 誓いは…守れそうにない…」
ノエルは力尽きて倒れた。
傷ついたクリームヒルトに駆け付けたマールバラ。
マールバラ「クリームヒルト あなたはここに残った方がいいな」
クリームヒルト「私はまだ動けるわ 槍をちょうだい」
クリームヒルトに槍を渡すシャハリヤール。
シャハリヤール「おらよ!」
槍を受け取るクリームヒルト。
シャハリヤール「それだけ動けりゃ十分だ」
クリームヒルト「ありがとう」
ジェラール二世「……みんな 僕と一緒に行ってくれるか?」
シャハリヤール「今頃何を言ってるんだ この皇帝は」
ジュウベイ「私の剣でお役に立つのならどこまでも」
クリームヒルト「行きましょう 彼らが待っているわ」
ジェラール二世「行くぞ!」
奥へ進むジェラール二世一行。
その時、聞き覚えのある声が聞こえる。
敵だ!
倒せ!
北の都がタームに襲われているわ!
皆を助けろ!
敵!
よし
怪物め!
何故
何故だ!
ナレーション「古の民に捨てられた時から 七英雄の迷走は始まったのだ」
七英雄とのラストバトル
暗黒の中で。
七英雄達「また会えて嬉しいぞ」
「こいつが皇帝か!」
「グオオオ」
丸い球体に吸い込まれていく七英雄の魂。
丸い球体に変化が起きた!
ジェラール二世「………!!」
七英雄「メイルシュトローム!!」
七英雄のメイルシュトローム。
ジェラール二世達はダメージを受けた。
ウワアア
ジェラール二世達の攻撃。
うおッ
ジェラール二世「清流剣!」
マールバラ「活殺獣神衝!!」
七英雄はダメージを受けた。
しかし。
ジェラール二世「ふさがってしまう…!」
マールバラ「どうすれば…!」
七英雄の攻撃!
ジェラール二世達はダメージを受けた。
ウワアア
ジュウベイの攻撃!
ジュウベイ「ウオオオ」
ジェラール二世「!」
七英雄はダメージを受けた。
七英雄「ぐあああああ」
七英雄の反撃!
ジュウベイはダメージを受けた。
ジュウベイは倒れた。
ジェラール二世「ジュウベイ!」
七英雄「オオオ」
シャハリヤールはジェラール二世たちを庇った。
シャハリヤールの攻撃!
シャハリヤール「ウオオオオーーッ」
七英雄はダメージを受けた。
シャハリヤールは倒れた。
ジェラール二世「シャハリヤール!!」
クリームヒルト「ああっ」
下から水が吹き出した。
上まで飛ばされるジェラール二世達。
マールバラ「エリクサー!!」
ジェラール二世達は回復した。
マールバラ「ぐ…っ俺1人で2人分の回復はきついな…はっ!」
七英雄の攻撃!
マールバラはダメージを受けた!
ジェラール二世「マール!」
マールバラはアークサンダーを唱えた!
マールバラ「アークサンダー!!」
七英雄はダメージを受けた。
マールバラは倒れた。
七英雄「オオオオオオ」
七英雄の弱点が見つかった!
ジェラール二世「!あれを破壊すれば」
クリームヒルトは前進した。
ジェラール二世「クリームヒルト!」
クリームヒルト「私だって一度は皇帝だったのよ!」
クリームヒルトはギャラクシィを唱えた!
クリームヒルト「ギャラクシィ」
七英雄はダメージを受けた。
七英雄の反撃!
クリームヒルト「キャアアア」
クリームヒルトは弾き飛ばされた!
ジェラール二世の攻撃!
ジェラール二世「ウオオオオ」
七英雄はダメージを受けた!
七英雄は大爆発した!
七英雄の核はジェラール二世の攻撃により大爆発した。
大氷海にある山が爆発した。
それを見上げるミネルバとアバロンの兵士と宮廷魔術士たち。
ジェラール二世「帰れる…これで…」
吹き飛ばされて地面に倒れるジェラール二世。
地面に落ちている千羽ヅルと10クラウン(金貨)。
ジェラール二世「…もう帰れないな…ごめんよ…」
オアイーブと古の民の幻影が現れた。
オアイーブ「…陛下 あなたはまだ七英雄を倒すという バレンヌ皇帝の一つの使命を果たしたにすぎません」
倒れているジェラール二世・クリームヒルト・シャハリヤール・ジュウベイ・マールバラを大氷原の外へ転移させるオアイーブの幻影。
オアイーブ「あなたはこれから 人々の平和な暮らしを築く礎にならなくてはならないのです…」
大氷原の外へ転移されたジェラール二世とクリームヒルトとシャハリヤールとジュウベイとマールバラが立ち上がり、駆け付けたミネルバを見る。
ミネルバ「陛下ーー!」
一同「わああ!」
ジェラール二世とクリームヒルトとシャハリヤールとジュウベイとマールバラは笑う。
これより10年の後、世界帝国を築き、
怪物から人々に秩序を取り戻した皇帝ジェラール二世は自ら帝位を廃し、
バレンヌ帝国はバレンヌ共和国へと名を変えた。
バレンヌ共和国となったアバロンの酒場にて
シャハリヤール「あれが美声で竪琴の名手と噂の詩人が」
詩人の素顔を見たシャハリヤールは驚く。
ジェラール二世「僕にそっくりの詩人だって!?」
アバロンの城下町詩人を追いかけるジェラール二世。
ジェラール二世「待って下さい!あなたではないのですか?イーリスたちに僕たちの手助けを求めてくれたのは…」
詩人の竪琴を見たジェラール二世。
ジェラール二世「待て!その竪琴をどこで手に入れた?
素顔を見せる詩人。
その面影はバレンヌ帝国の初代皇帝レオンとジェラールとオライオンがあった。
詩人から竪琴をもらったジェラール二世は竪琴を奏でる。
ここに始まるは、はるかなる戦いの詩
偉大なる帝国とうるわしきアバロンの詩
そして代々の皇帝と仲間たちの詩
この詩をうたい終えられるよう、精霊よ我に力を与えよ……!
The End