【異世界SDロボ外伝・ランス帝国に傭兵が集まる理由について妄想】
ランス帝国軍の主力は戦時に雇われた兵士・・・すなわち傭兵達であるが
彼らは必要最低限の薄給で働かされ、しかも戦死者は後を絶たない惨状である。
にもかかわらず、連日のように帝国の総督府には新規の傭兵達が詰め掛け
前線に送られるのを今か今かと待ちわびているという。その理由は大体三つに区分される。
一つ目は、とにもかくにも雇ってもらえるという点である。帝国は確かに給金の払いは悪いものの、
兵の質は問わない為、誰でも雇ってもらえるのである。
二つ目は、戦時における略奪の公認という点である。敵の物資などは奪った者の資産と見なされ、
戦後には勝ち負けに関わらず一財産築けるというわけである。
三つ目は、国籍と居住権の取得という点である。傭兵の多くは自由都市という名の
コロニー出身者であり、彼らはSDロボを家として日々を過ごし明日の保障無き毎日を過ごしている。
最底辺の環境から脱する為に彼らは賭けに出たというわけである。
戦後、彼ら家無き子は帝国民としての栄誉と安寧たる大地の上での人生が約束されているのだ
12/01/09(月)03:47:31 No.7576327