BonziBuddy

Last-modified: 2023-11-02 (木) 19:40:51
名称BonziBuddy(BonziBUDDY)
タイプアドウェア、スパイウェア(疑惑)
感染経路-
確認1999年
流行2000年代初頭
被害額不明
動作OSWindows95/98/ME/NT/2000/XPなど
作成者BonziSoftware(Joe Bonzi、Jay Bonzi)
原産地アメリカ
亜種-
活動状況収束

概要

デスクトップに表示されるバーチャルアシスタント。Microsoft Agentを使用して開発された。

動作

2005年5月以前のバージョンではMicrosoft Agentのキャラクター「Peedy」、以降のバージョンではオリジナルキャラクター「Bonzi」が表示される。
「Peedy」は緑色のオウム、「Bonzi」は紫色のゴリラの見た目をしている。
デスクトップに現れ、会話、検索、歌唱、メール、ダウンロードなどができる。
バーチャルアシスタントとしての機能の他に、「個人情報の収集、ブラウザのホームページの変更、ツールバーのインストール、広告の表示」なども行う。

歴史

1999年にリリースされ、無料のバーチャルアシスタントとして人気を博した。
しかし、広告の表示や個人情報の収集などが問題視され、スパイウェア?として紹介されることもあった。

訴訟

2002年12月4日

Windowsのセキュリティ警告に見せかけた広告をBonziSoftwareが配信しているとして、2002年12月4日に集団訴訟が起きた。
BonziSoftwareは広告の見た目をWindows標準ダイアログと差別化することに同意し、和解となった。

2004年2月8日

連邦取引委員会は、BonziSoftwareが13歳未満の子供の個人情報を保護者の同意なしに収集したとして、児童オンラインプライバシー保護法(COPPA)違反と判断し、75000ドルの支払いを命じた。
BonziBuddyを使用する際に生年月日の入力が必要なため、BonziSoftwareは13歳未満の子供の利用を把握していたとの主張。

廃止

判決も影響し2004年にBonziBuddyは廃止され、公式サイトも2008年に閉鎖された。

参考文献

https://en.wikipedia.org/wiki/BonziBuddy Wikipedia「BonziBuddy」 2023年10月19日 21:24(UTC)
https://malware-history.fandom.com/wiki/BonziBUDDY Malware History Wiki
https://www.spamlaws.com/bonzi-buddy-adware.html SPAMLAWS
https://www.internetnews.com/it-management/ftc-fines-coppa-violators/ InternetNews

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