| 名称 | BonziBuddy(BonziBUDDY) |
| タイプ | アドウェア、スパイウェア(疑惑) |
| 感染経路 | - |
| 確認 | 1999年 |
| 流行 | 2000年代初頭 |
| 被害額 | 不明 |
| 動作OS | Windows95/98/ME/NT/2000/XPなど |
| 作成者 | BonziSoftware(Joe Bonzi、Jay Bonzi) |
| 原産地 | アメリカ |
| 亜種 | - |
| 活動状況 | 収束 |
概要
デスクトップに表示されるバーチャルアシスタント。Microsoft Agentを使用して開発された。
動作
2005年5月以前のバージョンではMicrosoft Agentのキャラクター「Peedy」、以降のバージョンではオリジナルキャラクター「Bonzi」が表示される。
「Peedy」は緑色のオウム、「Bonzi」は紫色のゴリラの見た目をしている。
デスクトップに現れ、会話、検索、歌唱、メール、ダウンロードなどができる。
バーチャルアシスタントとしての機能の他に、「個人情報の収集、ブラウザのホームページの変更、ツールバーのインストール、広告の表示」なども行う。
歴史
1999年にリリースされ、無料のバーチャルアシスタントとして人気を博した。
しかし、広告の表示や個人情報の収集などが問題視され、スパイウェア?として紹介されることもあった。
訴訟
2002年12月4日
Windowsのセキュリティ警告に見せかけた広告をBonziSoftwareが配信しているとして、2002年12月4日に集団訴訟が起きた。
BonziSoftwareは広告の見た目をWindows標準ダイアログと差別化することに同意し、和解となった。
2004年2月8日
連邦取引委員会は、BonziSoftwareが13歳未満の子供の個人情報を保護者の同意なしに収集したとして、児童オンラインプライバシー保護法(COPPA)違反と判断し、75000ドルの支払いを命じた。
BonziBuddyを使用する際に生年月日の入力が必要なため、BonziSoftwareは13歳未満の子供の利用を把握していたとの主張。
廃止
判決も影響し2004年にBonziBuddyは廃止され、公式サイトも2008年に閉鎖された。
参考文献
https://en.wikipedia.org/wiki/BonziBuddy Wikipedia「BonziBuddy」 2023年10月19日 21:24(UTC)
https://malware-history.fandom.com/wiki/BonziBUDDY Malware History Wiki
https://www.spamlaws.com/bonzi-buddy-adware.html SPAMLAWS
https://www.internetnews.com/it-management/ftc-fines-coppa-violators/ InternetNews
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